ライクとニケルが副部隊長のラーケウスを。ミーナがアウレウス。それぞれが確実に勝ち星を上げていた。そんな中、1人の男の前にゾロゾロと数十人の集団が取り囲んだ。特殊特攻部隊の軍人17人。全員が悪魔祓いである。そして取り囲まれた1人の男は。ネル・ナイトフォースであった。そう。彼ら特殊特攻部隊の他17人はネルを倒す為、他の部隊長や副部隊長とは違い纏って行動していた。当然、この軍人達は部隊長や副部隊長には実力では及ばないが、全員が悪魔祓いなのである。しかしネルはそれに対して表情1つ変えず、冷静な顔をしながら取り囲む特殊特攻部隊の軍人達を見ていた。取り囲んだ軍人の1人がネルに向けて言った。「ネル・ナイトフォースだな?」「そうだ。君達は?」「我々はウンディーネ軍の軍人であるが、全員が悪魔祓いで構成された特殊特攻部隊だ。」「悪魔祓い…ふーん。」あまり興味無さそうに反応するネル。グレンと戦っていた時は、どちらが強い悪魔祓いなのか。強さを求める為に何かを捨てる事が悪魔祓いだと。悪魔祓いに対して何か拘っている様な発言が多々見られた。しかし、今のネルはそういった拘ってる素振りは全く見られなかった。「で?僕に何の用?」「ここに我々17人の悪魔祓いが目の前に居て、ただ挨拶だけしに来たと思ってるのか?」ネルを取り囲みながら17人の悪魔祓い達は臨戦態勢に入る。この17人は1人1人の戦闘力も非常に高く、本来他国を侵攻する時はそれぞれバラバラになるか2人1組になって行動をしている。単体でも強い力を持つこの軍人の悪魔祓いがこうして徒党を組んで戦おうとしてる。現に彼らと遭遇し対峙したノームの侍達は全て殺されていた。この17人全員をネルにぶつける作戦を考えたのはベリエルであった。ネルは左腕に住み着いていたルシファーが離れた事により、以前に比べると弱体化していると考えていた。しかし、それでも頭脳が高いネル。思考もどちらかと言えばベリエルの考える事に近い。そういった意味でもネルの事を厄介だと思っていたベリエルは確実にネルを潰そうと考えていた。ーー今のネルであれば、この17人の悪魔祓い達で問題無く倒せるだろう。しかし、当のネルはそれに対してビビる訳でもなく。「…フフフ。これがベリエルの考えた作戦なのかな?だとすれば、残念だったね。」ニヤけた表情になり、
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