「チサちゃん、ちょっと待って」紅玲は愛撫をやめると、腰を浮かせてズボンを下ろした。「私が乗った状態で、よく出来たわね」「チサちゃんは軽いからね」そう言って千聖を抱きしめ直すと、胸を揉みながらくるくると乳輪の縁をなぞる。「はぁ、んんっ……やだ、焦れったい……」「焦らした方が、後から気持ちよくなるでしょ?」「ふふっ、そうね」千聖は再び手を後ろに回すと、紅玲のペニスを掴み、撫であげるように刺激する。「……っ、はぁ……焦らすねぇ」「そんなの、お互い様でしょ?」千聖が吐息混じりに言うと、紅玲は苦笑する。「ねぇ、交換条件なんてどう? ちゃんと触ってあげるから、チサちゃんもオレのこと気持ちよくして?」「ん、ふぅ……嫌よ。服にかかったら、ぁ……、もったいない、じゃない」紅玲の提案を、鼻で笑った。「そっかぁ、それは残念」ちっとも残念そうに聞こえない声音で言うと、紅玲はスカートの中に手を入れた。下着越しに縦筋をなぞる。それも蜜壷付近はそれなりに力を入れて、クリトリスは触れるか触れないかの力加減だ。もう片手は、相変わらず乳輪の縁をくるくると回るばかり。「やあぁ、いやぁ! 紅玲のことも、あぁ……!気持ちよく、するから……焦らさないでぇ!」千聖はいやいやと首を横に振りながら、紅玲のペニスを震える手で握った。「あぁ、チサちゃんの手、気持ちい……。それじゃあオレも、チサちゃんのこと気持ちよくしてあげなきゃね」紅玲は乳輪をなぞっていた指で乳首をコリコリとつまみ上げ、下着の中に手を入れて、クリトリスを撫で回したり指先で軽く叩いたりした。「ああああぁっ!!! だめぇ、イッちゃう……! あ、あ、ああああああっ!!!」焦らされていたぶん快楽が押し寄せ、千聖はあっけなく絶頂を迎えてしまった。「はぁ……あぁ……」余韻に震える躯を紅玲に預け、なんとか息を整えようとする。「ねぇチサちゃん。オレはまだイッてないよ?」見上げれば、紅玲は意地の悪い笑みを浮かべている。「ま、待って……。気持ちよすぎちゃって……待って……」千聖は肩で息をしながら、なんとか紅玲の腕を掴んだ。
Last Updated : 2025-12-17 Read more