All Chapters of 金で極道に売られた女。姐になります!: Chapter 91 - Chapter 100

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第89話 外伝⑤ 小姑対策

 ケビンは早々に探し出してくれた。 ケビンの親族って事は外国人?もしくはハーフ?「香!うちの親族で伊藤ジョシュア21才がいる。こいつが明日ここに来る」「えーと、ここの組のことはご存知なのでしょうか?」「あ、知らない?Smith・Anderson international company って裏の顔はマフィアなんだよ?こいつはわかっててここに来るけど、全く気にしてないよ。日本生まれの日本育ち。ただハーフなだけ」「助かります。大和さんに話を通しますね。あと、四代目と三代目とユキさん」 大和にはケビンからの紹介ということで話をした。「まぁ、ケビンからならなぁ」 ケビンに何か弱みでも握られてるの?昔遊び相手だったって聞いたからその時の黒歴史とかかな? やってきた伊藤ジョシュアさんはとても礼儀正しい青年だった。「初めまして。伊藤ジョシュアです。もう21才という年齢なので、起業してしまいました。上手くいくといいんですけど……」 そう言いながらも、すでにかなりの知名度のある企業。…の社長。若社長。「あらあら、お忙しいところ申し訳ないわ」「いえいえ、たまにはリラックスしないと。可愛いお子さんですね。男の子ですか?」「よくすぐわかりましたね。この子は私と大和の子で、大地って名前です」「力強い良い名前ですね」「あ、…あの私は大和の妹で大佳って言います。えーっと大きいって字に佳いって書くんですけど、わかりにくいなぁ。誰よ名付けたの!」「俺」 四代目が現れた。「「父さん!」」「大和も大佳も俺が名付けたんだよ」 大佳さんはジョシュアさんに首っ丈状態になったみたいだし、よかったぁ。「父さん。この場に大己とか大翔とか来ないでしょうね?」 大佳さんはあの二人の胸の大きさに劣等感みたいなものあるんだろうか?「ジョシュアは大和に用があるんだよ?大己と大翔は関係ないだろ?」 安心してるみたい。よしよし。 大和はジョシュアに大佳さんの第1印象など聞いていた。「可愛いね。まだ女子高生なんだろ?俺みたいな年上でいいのか?」「嫁・小姑問題が解決されればいいさ。ついでにブラコン矯正」「はぁ、ブラコンで小姑が嫁に食って掛かってるのかぁ、そいつは香さんが大変だね」「香はやらんぞ!俺のだ」「わかってるよ。大佳だって無下にはしないさ。ケビンさんからの推薦だ
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第90話 外伝⑥ 大斗の悩み

 俺はちょっと悩んだ。 父さんのように『若頭』を目指すべきか、母さんのように白虎商事の秘書を目指すべきか。 白虎商事のCEOは大海さんの子なら、大成・大悟・大恵がいる。 『若頭』は目指すものというより、選ばれるって感じだよな。 五代目の大和が誰を選ぶのか…。 そういえば最近になってやっと五代目の自覚が出たのか、四代目について回って仕事を覚えようとしているみたいだ。 俺はどうしよう? 父さんについて回って仕事を覚えるべきだろうか?妹たちはまだ学生をしてるから、今のうちは俺が父さんについて回った方が良いか? そもそも父さんはどうして四代目の『若頭』になったんだ?年齢が近いし、信頼感だろうか? それならば、俺は大和と一緒に育っていると自負している。 尚且つ努力が重なれば、『若頭』として見られる可能性が上がるのではないだろうか? はっ、大和も爆乳好き。 という事は若頭に大己や大翔が据えられる可能性も無きにしも非ず!げに恐ろしきは我が妹たち! そういえば、大和のやつ、早々と結婚して子供までこさえてたな。キャバクラで出会ったとか?そんなに爆乳なんだろうか? 幼馴染として挨拶に行かなくては!「初めまして、大和とはおしめをしている時からの仲の川野大斗と申します」「初めまして、大和さんと中学の時に同じクラスでした香、旧姓松下と申します」「あぁ~‼あの松下かぁ!俺も同じ中学にいたから知ってる。あの松下香なぁ。うんうん、なんだか感慨深いなぁ。大和のことよろしく頼むわ~」 全然爆乳でもなければ巨乳でもないじゃねーか。大和に何があったんだ?とにかく、そのキャバクラに行ってみよう。 なるほど、そこそこの巨乳はいるな。あの爆乳は紛いものだな。俺にはわかる。100%天然もので育ってるからな。 で、こんなとこで松下と出会ったのか…。確か松下がまだ高校生の時だよな。大和にしてみれば「何でお前がこんなとこにいるんだよ?」だよな。それで事情聴取のためにお持ち帰りしてそのままって感じか?「お客様のお相手をさせていただきますカコと申します」 三代目曰く、慣れたキャバ嬢はやたらと男の内ももを触る。だったな。「お客様?あまりお酒が進んでいませんよ?」「ああ、ウォッカをストレートで頼む」「ボトルキープでよろしいですか?」「そうだな」 この女、やたらと内もも触り
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第91話 外伝⑦ 『姐』の両親の上を行くクズ

「家庭内不和というんですか?親に体を売ってでも稼いでこいって言われて…」 それはまた。三代目の『姐』よりも若くして過酷なことを言う親がいるもんだ。「仕方ないなぁ。うちの屋敷で保護するかぁ」 俺は三代目にこの事を話した。「何だそれは!ユキの親もクズだが、それを上回るクズがいたもんだな」「大雄さん、落ち着いてください。刀を抜かないで下さい」 白虎組は極道だが、この手の話には容赦ない。「どうします?」「ところで、この子はどこで拾ったんだ?」「大和が香と出会ったっていうキャバクラに行ってみたんです。その時に出会いまして。酒に睡眠薬が入ってると教えてくれたんで、そのままお持ち帰りをしました。途中で年齢を聞いて驚きましたよ。松下でさえ17才でしたっけ?だったのに、まさかの14才ですから。しかもそれが親の命令」「私は早朝に新聞配達とか肉体労働はあったけど、実際に体を売るとかはなかったなぁ」「あったらあのクズ親たち、斬り捨てる!」「刀を置いてください!」 この子本名・平良遊佐(14)について、保護が必要だとは思うんだけど。「今はまだまだ若いが将来的に俺と結婚するか?」 俺は遊佐が十分に成長してから結婚しようと思う。少なくとも今は犯罪だ。そうだなぁ4年後くらい?「それまで遊佐は大地ってここの六代目になる予定の赤ちゃんの子守りをしてほしい」「私の両親は?」「この俺と婚約した娘の両親だ。俺が何とかするさ」「俺も手を貸そう」「大雄さんは刀から手を離して!コワイ!」 それで俺・川野大斗の婚約者となった遊佐の両親には『毎月25日に25万振り込まれる』(嘘)と言い、手付金として250万置いてきた。 翌日の朝、遊佐の事が組員にも周知された。「スゲーな。下には下がいるんだな」「コラコラ、まだ完全に解決してないんだから滅多なことは言わないように!」 そう、こっちは嘘を吐いているのだから。14才の娘に体を売れという親だ。ココに乗り込むくらいの根性あるかもしれない。 遊佐は朝と中学から帰ってからの間、大地の世話をしてくれていた。これには松下(香と言うのが慣れない)も喜んでいた。通学の間はそれとわからないような細マッチョの組員が遊佐をガードしていた。実際に遊佐を連れ去り、働かせようとしていたという話だ。 本当に乗り込んできた。「こちらに平良遊佐がいる
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第92話 外伝⑧ ケビンの早とちり

 大成が生まれた時に喜んで実家に写メを送ったのが間違いだった。 大成に家業・マフィアを継いでほしいという話だった。一応ハーフだし、英語も堪能だけど。俺は家業とは縁を切るつもりで日本に来たんだ。いや、Smith・Anderson international companyは継いでほしいよ?マフィアは遠慮したい。だいたい大成はまだ16才でインターナショナルスクールの高等部に入ったばかりだ。 この分じゃあ、大悟や大恵の情報も向こうは持ってそうだな。「どうしたの?ケビン」「実家が家業のマフィアの方を大成に継いでほしいらしい」「大成ならうまいことやりそうね」「だから余計に嫌なんだ。Smith・Anderson international companyは継いでほしいよ?できれば、秘書は大悟で」「いいわね」 完全に俺の早とちりだった。 母国へ久しぶりに戻り、Smith・Anderson international companyでのCEOとしての仕事もこなし、実家に行った。_「うちの大成にはSmith・Anderson international companyのCEOを継いでもらうつもりです。次男の大悟はその秘書をと考えています」「いいじゃないか!」 はぁ?大成にマフィアの方を継がせる気でいたんじゃないのか?「何を言っているんだ?お前は家出同然で出て行ったんだぞ?Smith・Anderson international companyのCEOという役職だけがお前の財産だったんだ。それが家族ができて、感激だ!マフィアの方はもちろんお前の兄の子が継ぐに決まっているだろう?」 膝から力が抜けて崩れ落ちるかと思った。良かった。俺の家族がマフィアになったらどうしようかと思った。あんな血生臭い世界…。 日本に戻って俺の早とちりで空回りをしたと大海と話した。「手紙、よく読んだの?家業を継いでほしい。って書いてあるから、てっきりマフィアの方だと…。実際に実家で話したら、Smith・Anderson international companyの方で秘書を大悟に頼む予定っていう事も話した。なんか喜ばれた。俺に家族ができてたことも喜んでたよ」「そうなの?それはよかったわ。貴方と結婚して、子供を産んで良かったわ」「増やす?」「もう十分でしょ」 アメリカンジ
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第93話 外伝⑨ 大斗と遊佐

 俺は遊佐が好きだ。 一刻も早く成長してほしい。早く高校を卒業しないかなぁ? そう思いながら、俺は遊佐に会う度に遊佐の胸を揉み、胸の成長を促すようにしていた。そんな俺の様子を母さんに見られているとは…。「この万年発情ヘンタイ息子‼可愛い遊佐ちゃんに何してるのよ!」「いや、胸を揉んで胸の成長を促そうかと…」「TPOを弁えなさい!廊下で会ってもどこで会っても遊佐ちゃんの胸を揉んで。可哀そうに遊佐ちゃん、大斗のこと嫌いになるわよ?」「それは困る!」「だったら!変態行為はやめなさい!わかったわね!」「はい…」 母さんには強く出れない。刷り込み?条件反射?「お前の気持ちはわかるんだがなぁ。遊佐ちゃんだってまだ14才でそんなにこの家に慣れてないってのに、お前みたいのが会う度に胸を揉むんじゃなぁ。おちおち寝れないじゃないか!」 父さんは気持ちはわかってくれるんだけど、俺が求めてるのは巨乳じゃなくて爆乳なんだよね。それこそ母さんみたいなさぁ。父さんはいいよなぁ。母さんの方からアタックされたって聞いてるし。「遊佐ちゃん、ごめんねぇ。あの子に悪気はないのよ。多分。この屋敷の他の若い衆は絶対に遊佐ちゃんに手を出さないから大丈夫よ!あの子は私みたいのが産んで、育てたもんだから、女性の胸に強く執着心があるみたいなのよ。遊佐ちゃんの胸も自分と結婚する頃に今よりも成長してて欲しいんだと思うわ。今でも十分大きいと思うんだけどねぇ。男が考えてることはわかんないわ」 お義母さん(予定)の話でちょっとは気が楽になった。 三代目の耳にも入った。「何ぃ?胸を揉むと大きくなる?そりゃあ嘘だな。そんなで大きくなってんなら今頃ユキの胸は超爆乳だな」「ちょっと大雄さん!恥ずかしい…」「この俺が丹精込めて半世紀近く揉んでるからな!」 力強く言う事だろうか?でもそれからは大斗さんが私の胸にそんなに執着なくなった。 かわりになんか雑誌を見ながら、「ほうほう、ここのリンパマッサージをすると血流の流れが促進されるんだな?」などと、私が机に向って勉強しているというのに、大斗さんは私の胸を何としてでも大きくしたいようで、雑誌に書いてある方法を試している様子。「大斗さん。雑誌の情報って結構偽情報多いんですよ?それよりもネットで検索したんですけど、無理に胸を大きくしようとすると逆効果という話
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第94話 外伝⑩ 爆乳姉妹その1

 母さんは私や大翔の胸を『意中の男性を射止めるための武器』って言うけど、その意中の男性がいない場合はどうすればいいの?私だって結婚したいよぉ。 大翔は高校卒業してちょっとだけど、私は結構経つかな? そんな時にイトコの大成と大悟からパーティーのパートナー役をやってくれと頼まれた。 私と大成、大翔と大悟がペア。 大成は私より1個年下なのよね。大悟は大翔より2個年上か。イトコだからそんなに気を張る感じしないなぁ。 大成と大悟からパーティーで着るドレスが届いた。噓でしょ?めっちゃ高そうなんだけど。いや、大成って実はSmith・Anderson international companyのCEOだし金持ち?実感湧かないぁ。それはそうと、ドレスは爪切ってから触らないと怖いわ~。 パーティーでは私も大翔も囲まれるけど、英語でなんか言われてる。何?わからないよ~!「私たちのパートナーが何か粗相でもしたんでしょうか?」 ありがとう!英語が堪能なイトコ‼ どうやら私たちに難癖をつけていたらしい。いつもの事なんだけど。英語だからわからなくてオドオドしちゃった。 互いのパートナーに連れられて、会場内を挨拶回りらしい。英語だから私は隣でニコニコしていただけです。 大翔も似たようなものだったみたい。 でも……、なんだか大成がイトコのイメージと違って別人みたい。年下とは思えない。まぁ?実際半年くらいらしいけど。「どうした、大己?」「いや、大成がいつもの感じと違うから驚いていただけ」「ふ~ん、少しは男っぽく見える?」「ばっ、馬鹿じゃないの?」 …大成、いつもよりちょっとは男っぽいかな?英語話せるし、さっきは助けてくれたし。 大翔の方は全然違うみたい。「同じ秘書なのに、大悟は英語が話せるし、こんな重役そうな人たちとも臆せずに堂々と話してて、なんか格好いいな」「それは褒めてもらってるの?」「うん。なんか羨ましいなって。私ももっと勉強しなきゃな」「大翔はそのままでいいよ?俺はそのままの大翔が好きだよ?」 ふぇ~⁉いきなりの告白?「あ、ダンスタイムだ。踊ろうか?」「私は踊ったことないよ?」「俺がリードするから大丈夫」 大成よりも大悟の方が女の扱いうまくない?違う、大翔が素直なんだ。「大成!私たちも踊るわよ!」「勇ましいけど、チークタイムだよ?いい
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第95話 外伝⑪ 爆乳姉妹その2

 大成が「なぁ、他の部屋に行かないか?」と誘ってきたので応じた。見渡すと大翔も大悟もいなくなっていたので、私たちよりも先に引き上げていたのかもしれない。 俺だってこんなことになるとは思わなかった。 大己の胸がデカいことは知っていた。だから、パーティーで他の連中に絡まれていた。 ドレスは送ったけど、まさかあんなに胸を強調するものだと思わなかった。父さんと母さんの罠?あり得るところが怖いな。 そして、チークタイムだ。大己の性格なら絶対拒否ると思ったのにまさかのOK。そして現在に至る。 ホテルの一室で大己がシャワーを浴びている。 いや、だってさ。チークタイムに大己が胸を押しつけてきたんだ。マジかと思った。普通にしててもぶつかるからな。仕方ないっちゃあ、仕方ないけどさぁ。 俺も腹をくくるしかないな。ここまで誘ったのは俺だし。いや、理性との戦いが大変なことになってたからな。「大成もシャワー浴びるでしょ?」 そう言う、大己のガウンの羽織り方がなんかエロい。ここに胸があるよ!って感じだ。「ああ、ちょっと軽く酒でも飲んで待ってて」 とはいうものの。俺の煩悩と理性の戦いが頭の中でグルグル回っている。父さんもこんなだったのか…。罪な母さんだ。当時15才と聞く。罪作りだな。 俺は俺の中で多分最速記録の速さでシャワーを浴び、なんでもないふうを装って大己の前に現れた。「大成も飲む?ふふふっ、大成、シャワー早いからそんなに飲んでないのよ」 俺の理性さんが遠ざかった。こんにちは、煩悩。「俺はお前を堪能したい」 そう言って大己をベッドに乗せた。その後の記憶はない。そうとう我慢したからブチ切れたんだろう。大己には悪いことをしたなぁ。 翌朝、俺の隣でスヤスヤと眠る大己を見てなんだか安心した。そして俺には猛烈な眠気が襲ってきた。夜一杯やりまくったんだろうか?ブチ切れた俺。あり得る。今はこの眠気に身を任せよう。 チークタイムに大悟に体を押しつけたらあっさりと大悟は、「ダメだ。我慢しようと決めてたのに…。別の部屋で二人きりになりたい」と誘われた。私は大悟に誘われるがままに二人きりになった。 二人で風呂にも入った。「のぼせるよ!」って言ったんだけどな。 俺は大翔を誘って早々とホテルの一室へと移動した。「俺は昔から大翔が好きだ。もう大翔が歩けるかどうかってくらいのとき
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第96話 外伝⑫ 大恵の焦り

 これはもう伝説?呪い?ジンクス?なんだろうなぁ。 先日のSmith・Anderson international companyが招待されたパーティーで兄さんたちは大己と大翔とうまくいったらしい。このまま結婚だろうと言われている。 白虎商事のCEOは晩婚…。「母さん!なんで結婚できたの?」「うーん、いやぁ甥や姪もたくさんいたし、このまま独身でもいいかなぁ?ってところだったんだけど、父さんと出会ってさぁ。経済界のパーティーに出席したらケビンがいたのよ」 レアケースだから全く参考にならない。私も一生独身でもいいかなぁ?まだ19才だし焦ることないかぁ。 三代目の耳に孫の中で大恵だけが婚約者みたいなのがいないと、焦っているという話が入った。「大恵はまだ19才だろう?焦るなら三十路になった時にしろよ~。俺は可愛い孫が独身で幸せだ。白虎商事のCEOをしてるんだろ?ずいぶん頭の切れる子だなぁ。ケビンに相談って言ったってなぁ。あいつだってみすみす自分の愛娘に男なんかつけたくないだろうなぁ。俺だって断腸の思いで大海と大輝を嫁に…くっ、思い出すと胃が痛い!」「大雄さん!大丈夫ですか!」「ああ、俺にはユキがいる!」「もう!恥ずかしいなぁ!」 この人達って私の祖父母だけど、80近いんだよね?超ラブラブじゃない?「今夜も構わないか?俺は引退したかもしれないけれど、まだまだこの手があるからな」「そういう話は二人の時にしてよ、もうっ、恥ずかしいなぁ!」 え?まだまだ体の関係?現役だったらと思うと…ちょっと度が過ぎてない?と思っちゃうけど?そういうのが夫婦なの?「まぁ、三十路くらいになってから焦ることにするよ。今だって既に大地って甥がいるから」 私の話聞いてる?二人の世界に入ってない?三代目の手、ばあちゃんの着物の合わせから中に入れてない?胸揉んでる?「あ、家に持って来てる仕事があるんだったじゃあねー」「ふぅ、まぁこれでしばらくは婚約者とか騒がないでしょ。最近孫たちの結婚やら婚約やらラッシュだったもんねって大雄さん⁈」「俺はやめねーぜ?」 不敵に笑われても困ります。そして、私は布団の上に運ばれてしまった。「大海とケビンとしてはどうなの?」「私としては、白虎商事のCEOは結婚できないとかジンクスを作られると嫌かなぁ?」「私は愛娘を嫁に出さなくて済んで
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第97話 外伝⑬ 思い出の場所

 『本日の午後、仕事の後にお時間はありますか?何時くらいになりますか?できるなら二人でお食事でもと連絡をさせていただきました。迷惑だったら申し訳ありません。できるなら二人だけで食事をしてみたいなぁと思っただけですので。   竹内 蘭 』「おいおい、堅い文章だなぁ。今日は早めに仕事を終わらせて、二人でとっととディナーに行って来いよ。そうだなぁ、夜景がキレイなラウンジがあるホテルのディナーなんていいな」「三代目。何を企んでいるんですか?」「何ってそりゃあ、食事の後にラウンジで二人でカクテルでも飲んで、そのままホテルに泊まっちゃったりしないかなぁ?なんて思ってる。ほらほら、返事!」 『是非とも二人で食事をしたいと思います。場所についてはこちらにお任せください。後ほど待ち合わせ場所など連絡をしたいと思います。竹内さんからくる連絡については24時間年中無休で大歓迎です。                 新橋 龍二 』「お任せってやっぱり俺が言ったさっきのコースを実践するのか~?」「揶揄わないで下さいよ。私は彼女に本気なのですから」「新橋から返事が来たって?場所を新橋が考えるの?なんか一緒にいる大雄さん監修になるような気がしないでもないわねぇ」「私は嫌われないようにするだけよ!」「二人でお食事OKの時点で嫌われてはいないわよ」 待ち合わせ場所は白虎商事の近くの公園。「レンタカーですが」と言いながらも、結構いい車で蘭さんをエスコート。 お食事はホテルの最上階にある展望レストランらしい。「天気が良ければ夜景がキレイなんですけど、今日はちょっと曇ってて残念」「私はここにまた来たいと思います」 そんな思い出のレストランにて愛娘の婚約式が行われるとは。血を吐きそう。「龍二さんしっかり!」と蘭さんは励ましてくれるが…。 会社で三代目に励まされたり、四代目を殴ったりはしたが、まさかここで……。「茜ちゃんと義理の姉妹になるの?やったぁ!」と、大海さんは喜んでいる。「そうね、私も茜ちゃんみたいな可愛い子が義理の娘で嬉しいわ」と、姐さんまで。 大輝さんはよくわかってないな。0才だしな。 ホテルの食事はまぁ美味しかった。子供達が喜んでたから美味しかったんだろう。「さて、俺とユキはココに泊まるから、他の奴らは帰るように!」 と、急に三代目命令を。「「え
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第98話 外伝⑭ 金で極道に売られた女二人、立派な姐と若頭妻になります。

 私、白川香と、川野遊佐は立派な姐&若頭妻になるべく、姐さんと若頭の奥様にお話を伺った。 姐さん曰く、「茜ちゃんにも聞かれたんだけどねぇ、私はそんなに立派な姐じゃないよ?姐さんの心得?そうだなぁ。組と組員を大切にすることかな?もちろん家族も大事にするよ。そのくらい懐の大きな人がたくさんの組員に愛されるんだと思う。っていうか懐が大きくないと愛されないかなぁ?物理的には、強くないとね。基本的な護身術はできないと私の場合三代目の迷惑になっちゃうからね。組長をどこまでも労う懐の大きさも大事だよ。姐になるならね。あとは、着物の方がいいかな?着付けが出来る方がいいかな?そんくらいだよ?参考になった?」 思ったよりも精神論的な部分が多くてビックリ。 とにかく組と組員を大切にするのかぁ。姐さんは三代目が大切にしているものを守りたいって思った。って言ってた。 私は大和が大切にしているものを守りたいと思うかな? 若頭の妻として、蘭さん…は仕事で忙しそうだから、大輝さんにお話を聞いた。「そうだねぇ、妻として若頭を労うのが一番の仕事かな?大志さんは茜さんに無理させないようにってしてたみたいだけど、うちは逆かな?若頭が求めるがままにこの体を差し出してたように思う。あ、もちろん家族計画とかしてたんだよっ!参考になったかな?」 正直に言うと、あんまり参考にはならなかったけど、それでもこの組・組員を大切にすることが大事だという事はわかった。 確かに、姐さんは組員をよく見ていて、怪我をした組員には「早く蘭さんに診てもらいな」って言うし、大切にしていることがわかる。 なんか大きな家族みたいですごく居心地がいいと思った。それでいついちゃったんだけどさ。「茜ちゃんが料理上手になって組員との距離が近づけば…って思ってたみたいだけど、違うんだよ?自分の得意な方法でいいんだよ?茜ちゃんは酒飲み大会やったんだっけな…。茜ちゃんの圧勝。翌日二日酔いの組員が多数いる中で、爽やかに朝の挨拶するの。蘭さんに「手加減しなさい!」って怒られてた。酔わないんだって。いつもストレートでウォッカを飲んだりしてるみたいだよ?そういう組員との距離の縮め方もあるんだよ?だから肩肘張らなくていいと私は思うんだ。因みに、私が得意なのは帳簿を読むこと。地味でしょ?あんまり使われないんだけど、ここぞという時に使われて重宝す
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