All Chapters of 金で極道に売られた女。姐になります!: Chapter 71 - Chapter 80

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第70話 無事出産

 終に茜ちゃんと大輝の子供が産まれた。同時に出産を迎えたので、蘭さんは大忙し!私も手伝いたかったけど、無免許の私にできることはお湯を沢山沸かすことと、清潔な布をたくさん用意すること。 めでたくも茜ちゃんも大輝も無事に出産を終えることができた。しかも産んだ子が女の子で私は嬉しい!大志と大輝が兄妹だからかなぁ?二人の女の子は双子みたいにそっくり!可愛い~‼ 兄となった大和も大斗も喜んでいる。 大和の妹が大佳(ひろか)。大斗の妹が大己(ひろみ)。ひろみって音が被っちゃったケド、仕方ないよね。 大和も大斗もシスコンにならずに可愛がってほしい。その妹’sもブラコンにならないでほしい。 すでに大志も朔斗君もメロメロ。二人して「「嫁にやらん」」宣言。それは無理だから……。自分たちは嫁にやらん宣言を突破して娘たちと結婚してるんだから。 大雄さんとしては、愛でるのみ!だからいいみたい。いつかは嫁に行っちゃうかもなぁ。って達観して見ることができるみたい。 大志と朔斗君は無理みたいだけどそれでもメロメロラブラブ~。これ……親離れはするだろうけど、子離れしないやつ?それは愛娘に「ウザい!」とか言われるよ?あと、洗濯物が一緒が嫌だとか。 若い内の苦労をしなさいな!
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閑話~嫁の胸

  二人とも産褥期には何もできないことを知っているので、二人で論戦をしている。「うちの大輝の爆乳こそ至高!いくら揉みしだいてもその手から溢れる爆乳!」「何おう!デカけりゃいいってもんじゃないんだよ。あのこの手に収まる胸の大きさ!何とも彼女の全てを征服したかのような感覚に陥る!最高じゃないか?」「しかしだ!実際には征服できていないんだろう?爆乳は手の平だけでなく俺のこの腕でも抱きしめなくてはいけない!いや、すべきだ‼腕全体だ。そしてその双丘に顔をうずめると天国。このまま死んでもいいかな?なんてことが頭をよぎってしまう」「そんな小技。小者のすること。彼女が上での際。向かい合っての騎乗位だな。揺れる彼女の胸!そして彼女の乱れた可愛い顔!爆乳では顔や表情は見えまい!」「くぅぅ!そう!俺が上だがバックの時だな。あの溢れんばかりの胸を堪能できるのは夫であるこの俺の特権だろう!」「なんだとぉ?バックだと?そんなのはお前風呂で立位で体験してみろ!したことあるのかよ?その時にはこの手に収まるあの胸の大きさが何ともいいんだよ!」「立位は向かい合った方が最高だろう?彼女を抱き寄せて、その胸に俺の顔をうずめるのさ。最高だろう?」「「でもなあ…先端のあの感度が最高なんだよな!」」「わかるか兄弟!」「わかるとも!」 オトコタチハワカチアッタ その時二人にはさっきと共に「ん゛、んんっ」と低い咳払いが聞こえた。視線の先には顔を真っ赤にして大和の耳を抑える茜ちゃん、怒った顔で大斗の耳を抑える大輝の姿とともに、威厳の塊である二人の父・三代目の姿があった。 途端に二人は委縮した。 私は大佳と大己を抱きかかえていた。 産褥期のやるせない思いだったんだろうけど、男二人で何を語り合ってわかりあってんだか……私はちょっと茜ちゃんと大輝が不憫になった。 大雄さんに雷が落とされたのは言うまでもない。
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第71話 子供はよく見ている

 結構大家族になったなぁ。と思うのです。組員を含めるともうメガサイズだろう。 この間、大和と大斗に「この間父さんたちは何を話し合っていたの?」と無邪気に聞かれたので、「どっちの奥さんがすごいか対決してたのよ」と答えた。 そしたら……「うちの母さんの方が強い!だってお医者様で若姐だもん」「うちの母さんだって強いよぉー。父さんの方が年上なのに、いっつも父さんを言い負かしてるもん」 だそうだ。実に可愛らしい対決。大人の不純な対決とは違うなぁと思う。 二人は保育園に預けているのだが、いつも接しているから忘れていた。この一族は美形だった……。 大和と大斗の迎えに茜ちゃんが行くと、「あんたが来たの?」的な感じで保育士さんから見られるそう。二人は大喜びなんだけど。 大輝が行くと、「あんたは本当に親なの?」って目で見られるらしい。若くして大斗の母になってるからね。大斗は大喜びで抱き着く。多分大斗も巨乳好き。血は争えない。 朔斗君や大志が行くと、保育士さんの声のトーンが上がるって二人が言っていた。子供ってよく見てるなぁ。 少し前までは若い衆が子守してたから、同年代の子に馴染めるかちょっと不安だったのよねー。子供って順応力が半端じゃないわ。と思う老婆心。 茜ちゃんも大輝ももう一人くらい子供産めるんじゃないかって思うのよね。 大輝に至ってはまだまだ若いし、と思うんだけど。こればかりは私が思っても息子夫婦・娘夫婦の事だから、何も言えないなぁ。「おい、大志、朔斗。もう一人くらい子供作れるんじゃないか?」 大雄さん、ダメだよ。息子夫婦・娘夫婦の事に口出しちゃあ。「俺は茜の体の限界が気になってます。子供産むのも命懸けですからね」「俺は、大輝さんがどう思ってるのかかなぁ?仕事復帰もしたいでしょうし」 ああ、仕事との両立とかそういう問題もあるのかぁ。 私は姐やってたから、仕事の両立って言っても組員たちが協力してくれたりしたし。よくわかんないんだよなぁ。 そういえば、この間のサツがヤクを横流ししている事件はどうなったんだろう? 大雄さんに聞いてみた。「やっぱサツはズルいよなぁ。その辺のチンピラの方が素直だ。映像のお偉いさんと似てる若い男をスケープゴートにして終わりだ。若い男ってのは署内のな」 外部から手出しするのは難しいし、内部にスパイも無理。お手上げ。
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第72話 ラブラブミラクル

 この年齢で妊娠はヤバいんですけど?私…出産に耐えられずに…命懸けかも。「あ、ごめんね~。気のせいだったみたい」 蘭さん、怒るよ?「いや、三代目とやることはやってるんだなぁと。いつまでもラブラブカップルで何よりですよ」「も~冷やかさないでよ!そういう蘭さんは、新橋とどうなのよ?」「やっぱ、流れ弾来るよね。一応やるけど、うちは避妊してるから…」 あ、そうなの?確か高校の時の授業かな。もう遠い昔の話だけど、子供を作る意思がないなら避妊するように!って保健体育の座学かなんかで言ってたような…。 私は孫が4人だし、蘭さんだって孫が2人いるもんね。今更妊娠とかナイワ~。「大志は茜ちゃんの体調を気にしてるみたいで、これ以上の出産に茜ちゃんが耐えられるか心配みたいだよ?朔斗君はね、大輝が仕事復帰したいんじゃないかって気にしてた。そういう事は夫婦で相談してください!状態。茜ちゃんの体調はどうなの?」「え?昔の印象が強いのかなぁ?大志君…じゃなくて四代目。茜は普通の成人女性と変わらない体力になってるよ?四代目にユキさんからそっと教えてあげてもらえる?孫が増えるのは嬉しいことだからさあ」 大志に茜ちゃんの体調について蘭さんから聞いたことを伝えた。「え?マジで?」「大志は昔の弱々しい茜ちゃんのイメージが強いんじゃないかって蘭さんが言ってたよ。もう普通の成人女性並みの体力って言ってた」「そうなのか。その後の事は今夜にでも本人と相談するよ。母さん、サンキュー」 茜ちゃんかぁ。出産も無事に終わったし、やっぱり料理を教えることになるのかな?のみ込みが早い子だけど大丈夫かなぁ?包丁ダメって、メスを持ったりするのに。そうよ、メスとか細かい手術ができてなんで料理ができないの? 私も『姐』として後進の指導をしなきゃだよね!うん!「茜ちゃん、料理の指導なんだけど。しばらく私がしてるのを見て覚えてみて」 大雄さんだって大志にきちんと指導してたわけじゃないし、とにかく私がどういう風にしているのか見ててもらおう。「やっぱり姐さんはスゴイです。短時間にあの量の料理。しかも美味しくて、組員の皆さん大満足!」「うーん、それじゃあ洗い物を手伝ってもらおうかな?今日はちょっと脂っこいものが多かったから、食器が滑りやすいよ。気をつけてね。それと、食器洗い用の洗剤がちょっと強めだから、
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第73話 閑話~ユキが始めてやってきた日

 ユキは何もわからないままこの屋敷にやってきた。 俺はユキの事を昔から知っている。そのことをユキは知らない。 俺が14才の時に親父が死んだ。と同時に俺は三代目の白虎組組長になった。 俺は人知れず近所の公園でボーっとしていた。 親父が死んだ……自分が組を支えていかなければならない。俺、まだ中学生なんだけど…。「お兄ちゃん、ボーっとしてどうしたの?」 そんな時に俺に話しかけてくれたのがユキだった。「お兄ちゃん、悲しそうだよ?我慢してるの?」「そういう風にしなきゃなんなくなっちゃったんだ」「そうなんだ。悲しいね。ねぇ、ユキの前でだけ泣いてもいいよ?だから、今泣いちゃいなよ」 そんな風に言ってくれるのはユキだけだった。 だから俺はユキを25億で買った。そして俺の姐にした。 初めてここに来たユキは何にもわかっていなかった。俺の事をCEOの白川大雄だと思っていたからな。本当は裏の人間なのに。 俺がユキを裏に引きずり込んだ。あんな生活をしているのも知っていた。そんな地獄から一刻も早く助け出したかった。 あの時の礼になるんだろうか?俺だけがユキの癒しになればと思っていた。 俺は何もわからなかったユキを無理やりに『姐』にしたようなものだ。組員の前でだけは何やら極道映画のような妖艶な姐さんだが、俺の前では素のユキになってくれるのが嬉しい。 着るものも洋服だったのが和服になり、色気も出てきた。俺はそんなユキを抱くようになった。違う、本当は再会したときから抱きたかった。 ユキが俺に甘えるようになり、俺としては男冥利に尽きる。このままユキを閉じ込めてしまいたいくらい大切だけれども、そんなことをしたらいきなり嫌われるだろう。 籠の鳥ではなく、いつでも俺のところに戻って来るようなそんな姐になってほしい。  今では子供も孫までいるけれども、俺はユキを抱き続ける。この体がもち続けるまで。俺にはユキしかいない。ユキ以外はいらない。「どうしたの?神妙な顔して」 ユキに顔を覗き込まれた。「いや、ユキに初めて会った日とユキが初めてこの屋敷に来た日を思い出してたのさ」「やだ!恥ずかしい‼もう四半世紀以上前の話でしょう?」「そうなるのか…。早いもんだなあ」 ユキは俺と会話する時に俺の前に座って、俺の腕の中にいるのが通常。向かい合っているのではない。体が重なる
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第74話 閑話~朔斗と大輝

 大輝さんはお嬢さん。 PCを教わってはいるが、あくまでも指導者とその生徒。 疚しい想いなど持ってはいけない。それなのに…大輝さん、どうして貴女はそんなに胸が大きいんですか?初めてお会いしたときは度肝を抜かれました。 PCを教わる時は極力見ないように全力でPCに集中しています。 そんな私の気持ちを大輝さんは知っていますか? 二人きりだった指導の時間だったけれど、姐さんも指導を受ける事となった。 少しは気が楽になるだろうと思ったのですが、姐さんは俺に罠を仕掛けたようです。 姐さんが休みとなり二人きりとなった時に大輝さんのいつもの態度とは違ったのです。 まず、服装。胸を強調するような服を着てこられました。目のやり場に困ります。 更には、大輝さんが俺に胸を押しつけるように近づいて指導を行ったり、胸の谷間が見えそうな感じで指導を行ったりと……。これは男として限界です。「大輝さん、これから俺の部屋に来ませんか?」 大輝さんは俺が思ってたよりもずっと胸が大きかったというのが感想です。お嬢さんのハジメテを奪ってしまった責任は取らなければ!と父である三代目のところに行こうとしたのですが、大輝さんに「秘密の関係を続けたいの」と言われ、敢え無く陥落しました。せめて、大輝さんが高校を卒業するまでは。という事だと理解をしました。  高校卒業後、大輝さんはあっさりと秘書検定も合格し、大海さんの右腕として白虎商事で働くこととなったのですが、二人の関係は続いており、しばらくすると大輝さんは妊娠をし、ついに俺は三代目に挨拶をすることとなりました。俺は体に数発三代目から拳を受ける事となりました。それで許されるのであれば、大歓迎です。 大輝さんは無事に男の子を出産しました。18才での出産ですのでヤンママというのでしょうか? 大輝さんはしっかりしていますし、ちっとも世間で言われるようなヤンママというような雰囲気はありません。 その後も大輝さんは女の子を出産。大輝さんは若いので、まだまだ子供を産むことができるけれど、職場復帰を本人は望んでいるのではないのかと思います。「えー、職場には望まれてるけど、それはないなぁ。それより、朔斗さんと楽しむ方が私は好きだもん」 と、発言を聞くと非常にふしだらな女性に育ってしまったようです。「それって俺以外でもいいのか」「朔斗さん以
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第75話 大海にロマンス?

 本日は大海と大輝が白虎商事の代表として経済界のパーティーへと招待されました。二人ともそれなりのドレスで出掛けました。 大輝には当然三代目命令で川野が目を光らせています。 大海は大勢の男に囲まれている大輝を放っておいて(ちょっと酷い)、海風に当たることにしました。 豪華な船上パーティーです。「白虎商事のCEOは若いレディなんだな」 大海は突然男の方に話しかけられましたが、瞬時に彼が英国の大企業のCEOであることに頭を切り替えました。「東洋人は若く見えるようですね。私はこれでも30才ですよ」「それでも若く、そして美しい」 これらの会話はすべて英語で行われています。「あちらで男性に囲まれているのは?」「私の秘書で妹なのですが、私よりも若く、巨乳なので男性が群がるのかと。と言ってももうすぐ彼女の夫があの輪に突入していくんでしょうね」「なるほど」「妹はあれでも既婚者ですよ。子供も2人いますし。まだ20才なんですよねー。仕事がよくできるので私の右腕としてよくやってくれています。私は男性を選り好み過ぎなのか、気づくと甥と姪が4人もいるんですよ」 大海は自嘲気味に笑ってしまう。「私では貴女のパートナーになれないのでしょうか?」 あまりにと突然の申し込みに流石の大海も身構えてしまいます。「うーん、うちの事情もあるのよねぇ。私の家に入ったが最後、そう簡単に出ることはできませんけど……」「楽しそうだね。行ってみようかなー」 うちはアトラクションじゃないんだけど?いいのかな?この人、かなりの大企業のCEO…。 名をケビン=アンダーソンというらしい。本人曰く、よくある名前なのがコンプレックスらしい。 後日、待ち合わせをすることになった。「今度うちにかなりの偉い人来るからよろしくー」 と大海は軽く言うけど、組員たちは「最後の砦のお嬢が男を家に連れて…」と言うし。 大雄さんに至っては、「大海が…、大海が…」と言い続けている。壊れちゃったの? 大志と大輝は「大海「姉さん」の目にかなったんだろ「でしょ」、どんな人なんだ?」と興味津々かく言う私も。朔斗君も新橋も蘭さんもおおむねこんな感じ。 大海の言う人がやって来る日となった。 大海からは『かなりの偉い人』としか聞いてなかったので、迎える方としては驚いた。まさかの外国人。金髪緑眼長身のイケメン。
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第76話 大海のロマンスはどこへ?

「私は四代目の妻の茜。『若姐』よ。ユキさんみたいな完璧な『姐』になるのが目標!」「俺は川野朔斗。大輝の夫だ。役職は『若頭代理』だな」「『若頭』は?」「俺だ。茜の父の新橋龍二。妻の蘭はココの専属の医者をしてる」「えーと、大体わかりました!日本の極道というやつなんですか。弱きを助け、強きを挫く!任侠!仁義!マフィアよりも怖くないです。ユビツメ、イレズミ!」 なんか憧れがあるみたい。変な人。 そこらへんに転がってるちびっこも一応紹介した。「男の子が、大和と大斗で女の子が大佳と大己。人物の関係図は追々覚えるでしょ?」「んー、もうほぼ覚えたんだけどね」「ちびっこはまだあんまり区別つかないし。特に女の子は双子みたいにそっくりなんだよねー。大和と大佳が兄妹四代目の子。大斗と大己が兄妹は若頭代理の子。OK?」「オッケー!人物相関図は頭の中にできたから大丈夫。複雑だねぇ」「組員でもなかなか覚えられないのよね。特にちびっこたちはまだ顔がはっきりしてなくてみんな同じに見えるらしいよ。まだ男女差もよくわからないって。男の子は1才で女の子は0才」「わかる気はするなぁ。4人、顔似てるよ。東洋人を見慣れてないだけかな?」 そのときこの庭の鹿威しがいい音を立てた。「素晴らしい庭ですね!あの音は…コケオドシですか?」「……シシオドシね。一応あるのよ。ちびっこたちの遊び場になってるわよ」「元気な子ですね」「そうなのよね」 2才でそこら辺をウロウロするからなかなか目が離せなくて、組員に任せているというか……。「あぁ、五代目!危ないです‼」という声がよく聞かれる。庭の池にでも落ちそうになったんだろうか?「私の家の事を言わないのはフェアじゃないですね。我が家は新興のマフィアをしています。極道と違って、容赦ないんですよね。簡単に構成員でも撃っちゃうんですよね。それと、クスリを扱っています。極道でクスリを扱うというのはあんまり良いことではないと聞いています」「そうだ。この組でもクスリはご法度だ。クスリで稼いだ金はいいもんじゃない」「ですよね~。僕自体は長男ではないので家を継ぐ気は全くありません。ただ、家が経営している企業の経営をしているだけです。どうですか?海外の企業となりますが、白虎商事とSmith・Anderson
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第77話 大海のロマンス大成!

「それとは別に私は貴女を私的にパートナーとしたい」 大雄さんが怒るから、そういった話は二人っきりで英語で会話してください。大輝はわかるか……。「そうね。家の事情もお互いにわかったし、あなたが望むなら構わないわよ?改めて、白川大海30才。白虎商事のCEOよ」「私はケビン=アンダーソン34才。Smith・Anderson international companyのCEOだ。これから公私共々よろしくな」「そうね。ケビンのご両親に挨拶とか行かなきゃいけないのかしら?」「いや、そんなことはないと思う。こんな女性と結婚した。という報告でいいんじゃないか?成人してるし、長男じゃないし」「業務提携しちゃったけど?」「それは、会社のことは私に一任してるから問題ないよ」「ということで、私に大海さんと結婚させてください!」 大雄さんは思案するだろうなぁ。マフィアに片足突っ込んでる海外の大企業の男…。「あ、できるなら私もこの屋敷に住まわせてください!シシオドシ、いいですね!大海さんも仕事の通勤しやすいでしょうし。私ですか?PCで通信すればいいんですよ、年に数回本社の方に顔を出せば問題ありません。日本にも支社はありますし」 本当に大企業でした……。 大雄さんとしては、大海と離れることがないなら…と心が動く。ケビンも日本庭園好きみたいだし。シシオドシ覚えたみたいだし。「よしわかった。空いてる時間は、あのちびっこたちと戯れろ!結構体力使うからな」 大雄さん的には、大海と二人の時間を短くすることが目的だろうな。 大海とケビンのための空間を屋敷の中に造るという簡単な工事が行われた。「やはり、生粋の日本家屋は奥が深いのですね。西洋の家なら、突貫して終了です」「ただの古い家だと思ってたんだけどなぁ」 二人の時は英語で話してるみたい。「ケビン、ゴメンね?今まで付き合ってきた人みたいに私は巨乳じゃないよ?」「胸の大きさでその人の人格が決まるわけじゃないから、気にしてないけど?」 そのわりにじーっと胸を見られたので、ドキドキする。「胸が…何故かなぁ?妹の大輝が大きいのよね。母さんよりもずっと。不思議よねぇ?」「サクトが育てたわけじゃなくて?」「第2次性徴って言われる時からすでに」「そんなにコンプレックスなの?大海の胸、私が育ててみようか?」 流石に赤面し
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第78話 粛清と出産

 そんな生活を送ってるもんだから、大海も妊娠。諸手を上げて喜びたいところだけど、大雄さんの視線が気になる。「また新しい孫かぁ。ハーフの子は可愛いって言うし。二人とも美形だから。生まれる子は絶対に可愛いわよね~。あ、性別は私に秘密で頼むわね~」「ケビンもいい年で子供かよ」「何不貞腐れてるのよ~。大雄さん、大輝が生まれた時大雄さんは39才ですよ?」 流石に閉口してしまった。愛娘の例を出されてしまうとなんとも言えない。「仕事はどうするのかしら?」「ケビンと同じくリモートで会議に出たりするらしい。社内の風紀が乱れないといいんだけどな。引退はしたが、俺が会社の方に顔を出すか?」「いい考えですね。頭の固い親父がいるかもしれませんし。通勤していれば、脛に蹴りとかできたかもしれないですけどリモートじゃ無理ですからね」「これ見よがしに、大輝に言い寄ってたりしたらと思うと腸が煮えくりかえる。明日にでも通勤するか」 私は新橋と大輝に明日大雄さんが会社に行くことを伝えた。 やはり会社の方は腐っていたそうで……。大輝に言い寄ってたのもそうですし、会社の実権を握ろうとするオヤジもいたそうな。大雄さんがどっちも自主退職させたけど。 リモートってそんな弊害があるんだなぁ。「よし、これからは週に1回でも俺が出勤する。いつ出勤するかは伝えない。社内の風紀が乱れていないかを見るための出社だからな」 とはいうものの、出社してはCEOとしての仕事をしたりとなかなか忙しい。しかし、エロオヤジなどはよくわかるもので、発見しては潰している。左遷されればいい方だ。 そうこうしているうちに、大海も臨月を迎え蘭さんが見ている。「あらあら、大きなお腹!大きな子なのかしら?初産でこれはちょっと…。大海さん、帝王切開も覚悟しておいてね?」「え?それって切るんですか?」「切るのよ。母子ともに健康に出産を迎える方法はそれしかないもの大海さんにもしものことがあったら、三代目に私シバかれちゃう!」 ありそうだから何も言えない。 数日後、「センセー、破水したみたいなので来ました」「随分余裕ね?」「そこまではケビンも一緒だったんです」「という事は、ちびっこたちも?」「そうです。励まされましたよ。「頑張ってお友達増やして!」って」「友達というか、イトコよね~。頑張りましょうね!」 数時
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