女王に就任して、モルガンにやる事があると言われ試着室に送られた。「これが女性王族が着るペンドラゴン式のドレスとなっています」「とても着心地が良いドレスだよ。ありがとう」 豪華で派手なミニスカドレスを着せられ動き辛いと思ったけど、案外動き易い。もしもの有事に対して、戦闘防具も兼ね備えているのだとか。 上質な布生地を使ったドレスは、ロイヤルブルーが高貴さと王族の品格を物語っている。 ミスリル鉱を使ったドレスの装飾には戦闘防具として、剣撃や魔法攻撃に対しても防御を発揮される。 背中から靡くロイヤルブルーのマントが、戦場で騎士団に対してのリーダーシップや戦闘士気を高めてくれるらしい。 この国でも貴族・王族が国民を守る義務・責務があるみたいだ。 常に凶暴なモンスターがいても国民が慌てず・騒がないのはアーサー王とキャメロット騎士団がいるからこそ平和を保てるわけだ。「次はキャメロット騎士団との軍事会議となっています」「軍事会議……ね〜……」 軍事室へ入る前に廊下から既に、騎士団達での言い争いが廊下まで丸聞こえとなっていた。 これから面倒事になるのかと思うと足が重く感じて、ドアを開く勇気も湧かない。 人間関係の争いが面倒で嫌いだ、平和的な解決を模索する他ない。 それを察して彼女達がフォローしてくれた。「私達が全力で、クロエ様をサポートしますので大丈夫ですよ!」「そうよ。この中で一番クロエが強いんだから。堂々としなさい」『ボクが付いてるから心配しなくても良いよ』 俺の代わりにモルガンが扉を開いてくれた。「静かにしなさい! 我がキャメロット新女王であらせられる。クロエ・ペンドラゴン女王に対して見苦しいわ!」 今まで笑顔だったモルガンが急に周りの騎士団、そして貴族達に威圧を掛けて黙らせた。 左側は、俺に対して笑顔で友好態度を示す、王族の賛成派閥。 右側は、俺に対して腕を組んだ態度を示す、貴族の反対派閥。 王族派閥・貴族派閥でバチバチに対立構造が分かりやすい。 本来なら王族として伝統・文化を守りたいという、保守党のイメージだったから、俺に対して賛成派なのが意外だった。 とりあえず自己紹介から始めて、好感度を上げる事をしないとな。 とりあえず喋り方から"女性口調"にしてみるか。「モルガン宰相からのあった通り、改めて自己紹介しましょう
Dernière mise à jour : 2026-05-10 Read More