変なトラブルもあったが、防具の買い物は無事済ませた。 収納魔法・《インベントリー》から直接、服装を防具へと早着替えする事ができた。 内側から冷気が風に乗って全身へと循環するから、この山脈や火山地帯にいても暑さや熱気がほとんど感じない。 金属鎧特有の重さや圧迫感も無く、この服装のまま普通に眠れそうなくらい快適だった。「とても快適な気分です、ありがとうございます。クロエ様!」「動きやすいわ。コレなら戦闘も問題ないわ。ありがとね。クロエ」 姉妹の戦闘防具に不満はないみたいで良かった。 ミニスカだから、中が見えそうで見えない絶妙なラインが、男心を刺激するには十分だった。 そして戦闘メイド服の俺とニーナはというとーー。「こちらの方がご主人様を護衛するのに、動き易さ重視となっているみたいですね。ありがとうございます。クロエ様」「皆が喜んでもらえて良かったよ。まだ時間があるし、今度は武器を見てこようか」 俺の提案にシグルーンが鞘から剣を抜いて、刀身を確かめる。「それは良いけど、モンスターの弱点属性なんか気にならない程、神聖属性が強過ぎるわよ。それに斬れ味・強度・自動修復もあるから常に新品状態で戦っているようなものよ?」「まぁ旅をするからには、その地方の防具や武器に合わせた方が楽しいって」 ファンタジーゲームで新しい街に到着したら、武器や防具を新しく購入したものの、ダンジョンの宝箱で購入したのが出たりするんだよな。 あっ……すっかり忘れていた。 まぁ、この異世界のダンジョンが同じとは限らないし、買っておいて損はないだろう。 セレナが良い案を思いついたのか、手をポンと叩いて答えた。「リチャード王から鉱石のお土産を貰ったので、鍛冶屋に行って新しく武器を作ってもらうのも良いかもしれませんね」「そうだな、それも良いかもな!」 という事で制作した武具を武器屋・防具屋に卸している、鍛冶屋の元に行く事にした。 ♢♢♢ 中に入ると冒険者達が様々な武具を見回っているが、彼女達は氷属性付与された武具を装着してないのか、全身から汗が滝のように流れていた。 俺達は暑さ対策の防具を着てるから良かったものの、こんな汗だくのまま見回るだなんて正気の沙汰とは思えない。 特に鍛冶屋は常に炎を絶やさない様にしているから、室内だから外よりも更に気温・湿度が高い。 彼
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