Alle Kapitel von トップシークレット☆後日談 東京~神戸 新婚ラプソディ: Kapitel 31 – Kapitel 40

65 Kapitel

さよなら、神戸 PAGE3

「……わたし、そんなに立派じゃないよ。まだまだ発展途上で、貴方やママや、周りの人たちの支えがなかったらここまでやってこられたか分かんないし」「いえ、あなたは立派です。亡くなられたお父さまにとっても自慢のお嬢さんだと僕は思います。それと、僕にとっては自慢のパートナーで、ずっと憧れの対象です」「…………そう。ありがと」 この旅行で、わたしはもう何度、彼の熱さに驚かされているだろう。きっと明日からもずっと、彼には驚かされ続けるんだろうな……。   * * * * ――夕食を終え、食器を取りにきたホテルのスタッフさんが引き揚げていくと、わたしは先に入浴することにした。 バスタブのお湯の中で温まりながら、今日一日歩き回ってパンパンになっていた脚のマッサージをする。「……はぁ~~、気持ちいい~~♡ ほぐれる~~」 彼もさっきマッサージしてくれるようなことを言っていたけれど、お風呂で温めながら揉みほぐした方が疲れが取れる。上がったら貢にも教えてあげよう。「――さて、今夜はどうしようかな……」 マッサージを終えると、お風呂を上がってからのことを考えた。 今日は二人とも疲れているし、昨夜あれだけ盛り上がったんだから今夜はやめておいた方がいいかも。彼も二日続けてだとグッタリしちゃって、明日の朝起きられなくなるかもしれないし……。 彼がそれでもしたいと言うなら、それでも別にいいのだけれど。「――ふぅーーっ。貢、お風呂上がった……よ?」 昨日の夜より長くなってしまい、ルームウェア姿で髪をキチンと乾かしてからバスルームを出ると、貢はスマホにかかってきた誰かからの電話を終えるところだった。「……あ、上がりましたか。さっき、兄から電話があって。なんか、ウチでお義母さんと飲んでるらしくて、ほろ酔いでしたよ」 「ええっ? ウチって……わたしたちの家ってこと?」「そうです。仕事帰りにフラッとやってきたそうで、お義母さんの方から『一緒に飲みましょう』って言われたらしくて」「ママも嬉しいんだろうね、晩酌の相手ができて。お義兄さまも息子みたいなものだし」 母はいわゆる〝ザル〟とか〝うわばみ〟といわれるくらいお酒が強い。わたしはまだ未成年だし、貢もあまり強い方ではないので、自分と対等に飲める相手ができて喜んでいるのだろう。「あ、お土産のリクエストはお酒のアテ
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明石海峡を越えて、淡路島へ! PAGE1

 ――新婚旅行三日目の朝。わたしと貢は昨日と同じくルームサービスで朝食を済ませて(ちなみに二日ともアメリカンだった)、フロントでチェックアウトの手続きをした。  宿泊費とルームサービスの代金を合わせたらとんでもない金額になってしまったけれど、そこはブラックカードがあるから何の問題もなかった。 「――篠沢様、こちらがレンタカーのキーでございます。神戸へお戻りの際、営業所へ返却をお願い致します」 「分かりました。ありがとうございます」 「お世話になりました!」  レンタカーのキーを受け取る貢に続いて、わたしもフロントクラークの男性にお礼を言った。 「当ホテルをご利用下さいまして、ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております」  爽やかに見送ってもらったわたしたちは、レンタカーの営業所で水色のハイブリットカーを借りて、貢の運転で新神戸駅前を出発した。 行き先はもちろん明石海峡大橋、だけれどその前に……。 「――あ、貢。ちょっと旧居留地に寄ってもらっていい? 買いたいものがあるんだ」 「旧居留地? ……はぁ、いいですけど」  彼にムリを言って向かってもらったのは、三宮駅からちょっと海側へ入ったエリア・旧居留地。実は、篠沢商事の神戸支社もこの近くにあるのだけれど、それはともかく。 わたしはその一画にある、大丸神戸店へ入った。貢には、「近くにパーキングがあるから、そこに車を停めて待ってて」と言い残して。 「――お待たせ!」  五分後、わたしは小さな紙袋を手に車へと戻ってきた。助手席に収まると、運転席の貢は紙袋のロゴを読んで首を傾げた。 
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明石海峡を越えて、淡路島へ! PAGE2

「そう? ヘンかな? 今日は船にも乗ることだし、スカートよりパンツの方がいいかな、と思って」 今日のわたしのコーデは、クリーム色のフレンチスリーブのトップスにエメラルドグリーンのワイドパンツ。足元は白いストラップサンダルである。 確かに、わたしの私服はスカートの方が圧倒的に多い。パンツは時々、ガウチョとかワイドパンツを穿くくらいで、デニムは滅多に穿かない。「別におかしくはないですけど。もしかして、昨日僕が『スキだらけだ』って言ったのを気にしてるんですか?」「そんなんじゃないよ。ホントに、船に乗るからって理由だけだから」「それならいいですけどね。あれは、絢乃さんの脚がキレイだから他の男にジロジロ見られるのがイヤだっていう意味で言ったんで」 要するに、わたしの美脚を褒めてくれているってこと? これは喜んでいいところなんだろうか……。というか、本当に愛情表現が下手で不器用なんだから! 「それは、褒め言葉として受け取っておくね」 わたしがカフェラテを飲みながらニヤニヤしていると、彼も照れたように運転席から左手を伸ばしてきて、チョコレートをつまんでいた。「わたしも食べよっと」 車内の空気がほんのり甘くなって、食べたチョコもより一層甘くなった気がした。 このチョコは十二個入り。淡路島に着くまでに無くなりそうだ。 ――車は阪神高速湾岸線にのった。ナビによれば、淡路島まではあと少し、というところらしい。「ここからはトンネルが続くみたいです。そこを抜けたらもう明石海峡大橋の上みたいですよ」「そっか、いよいよだね。なんかワクワクするなぁ」 そこからしばらくは、二人でチョコを食べたりお喋りをしたり、FMラジオで音楽を聴いたりして過ごした。「レンタカーなのがもったいないですよね。いつもの僕の車なら、絢乃さんが好きなCDも積んであったんですけど」「そんなことないよ。たまにはこういうのもいいじゃない?」 わたしは基本的に、両親に似てジャズなどの洋楽が好きなのだけれど。時にはラジオで邦楽の最新曲を聴くのも悪くないなと思う。 貢とドライブデートをするのは、今回が初めてじゃない。東京ではよく首都高の湾岸線やレインボーブリッジ、果ては横浜の方まで車で出かけたこともある。 彼はわたしがドライブ中に退屈しないようにと、洋楽のCDを何枚か買って車の中に常備してくれて
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明石海峡を越えて、淡路島へ! PAGE3

 ――世界一大きなつり橋・明石海峡大橋を渡り終え、わたしたちの車はとうとう淡路島に上陸☆ ちょうどその頃に、チョコレートもピッタリなくなった。  まずは。淡路サービスエリアに立ち寄り、運転に疲れた貢のために休憩を取ることにした。わたしもお手洗いに行きたかったし、飲み物も補充しておきたいし……。  このサービスエリアは、ただ休憩するためだけにあるような場所ではない。もちろん男女の大きなお手洗いはあり、食事を摂れるお店もたくさんある。飲み物の自販機もあるし、お土産も買える。 でも、それだけじゃないのがここのすごいところ。名物は、瀬戸内海や明石海峡大橋が眺められる大観覧車だ。 「――わぁ、明石海峡大橋があんなところに見える! わたしたち、あれを渡ってきたんだね」  各々お手洗いを済ませ、飲み物も買い込んで車に戻ろうとする途中、わたしは目の前に広がる風景に感動した。 ここは海のすぐ近くで、あの大きな橋がぐっと間近に見えるのだ。吹いてくる風も、ほんのり潮風で心地いい。……今日はお天気のせいか、ちょっとジメジメしてるけど。 「絢乃さん、それってレインボーブリッジを渡ってお台場に行った時とおんなじ感想ですよね?」 「……えっ、そうだっけ? ――あ、あの標識見て! 『トンビに注意!』だって」  わたしは呆れてツッコミを入れてきた貢をスルリとかわし、初めて見た黄色い注意標識へと話題を逸らす。  この場所は海が近いせいか、猛禽類のトンビが上空を何羽も飛び回っている。「ピーヒョロヒョロヒョロ……」という鳴き声も、ここに来た時からずっと聞こえていたし、「トンビにご注意下さい」というアナウンスも流れているのだ。 お目当ては
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明石海峡を越えて、淡路島へ! PAGE4

「……絢乃さんって、こういう時はすごく子供っぽくなりますよね」 「うん。だってわたし、数ヶ月前までは高校生だったもん。子供みたいなものでしょ? 貢はそれがイヤなの?」 「そういうわけじゃ……。むしろ、可愛いなって思いますけど。というか、こうして遊んでて、乗船時間に間に合うんですか?」 「……大丈夫、でしょ。多分」  わたしたちが予約しているうず潮クルーズの船は、出航時間が決まっている。貢はそのことを心配しているみたいだ。 ちなみにこのクルーズ船は、少々の雨くらいなら欠航せずに予定どおり港を出るらしい。 「ここから福良港まで、車で一時間もかからないみたいだし。ここで昼食も済ませてから行けば十分間に合いそうだよ」  お昼は〈幸せのパンケーキ〉で食べる予定にしていたけど、仕方ない。……自業自得だし。 「ですね……。でも残念だなぁ、パンケーキ楽しみにしてたのに」 「実はわたしも……。ゴメンね、貢。わたしのワガママのせいで。パンケーキは明日食べに行こうね」  さすがはスイーツ男子。今日パンケーキにありつけなくなったことを、彼は本気で残念がっている。わたしは彼に申し訳なくて、お詫びついでに彼を慰めた。 「はい。……まあ、多少の予定変更があってもいいですよね。せっかく夫婦水入らずの旅行なんですし」 「そうそう。最悪、行き当たりばったりでもいいくらい。楽しければいいんだから」  わたしは元々、チマチマと予定を立ててそのとおりに旅をするなんて好きじゃないのだ。 それが
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うず潮とパンケーキと。 PAGE1

 ――その後は貢が安全運転ながら車を飛ばし、わたしたちはどうにかうず潮クルーズの出航時間に間に合った。 「――ここからは潮風がスゴそう……。ウィンドブレーカー、羽織ってた方がいいかもね」  クルーズ船の乗り場へ向かう前に、わたしは車のトランクからスーツケースを引っぱり出した。 船の上では潮風をまともに浴びてしまうので、フードを被っていないと髪がベタベタになりそうだ。 「え~っと……、どこに入れたかな……」  一応持ってきてはいたはずなのだけれど、スーツケースのどの辺りに入れたかまでは憶えていない。……気がついたら、車の周りが散らばった洋服やら何やらでエラいことになってしまっていた。 「……絢乃さん、よかったらコレ着ときます?」  探し物で苦労しているわたしを見かねてか、貢は自分が着ていたネイビーのパーカーを脱ぎ、わたしに羽織らせてくれた。 フレンチスリーブでむき出しになっている腕に、パーカーを通して彼の温もりを感じて、わたしはキュンとなる。 「え……、いいの? それじゃ貴方が……」 「僕は大丈夫ですから。ジャケットもありますし、髪も短いので潮風に当たってもギシギシにはならないと思うんで」  彼はそう言うと、自分のスーツケースから昨日も着ていたジャケットを取り出してサッと羽織った。 「……ありがと。でも、そんなこと言ってていいの? 後で髪がベタベタになっても知らないから」  わたしはお礼を言いがてら、彼に軽口を叩く。彼がそれでいいなら別に構わないのだけれど、後から恨
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うず潮とパンケーキと。 PAGE2

 わたしは彼の思わぬ性癖を見てしまったような気がして、表情を引きつらせた。 「何ですかその顔。……あっ、もしかして引いてます!? 引いてますよね!?」 「…………べっつに~」  引いてはいない。いない……けど、ちょっと意外だっただけだ。こんなに真面目な彼が、〝萌え〟なんて言い出す日が来るとは……! 「やっちまったなぁ……」  そんな彼の呟きが聞こえて、わたしは笑うのを必死にこらえていた。    * * * *  ――福良港から出ているうず潮クルーズの船は、二種類ある。  ひとつは幕末に勝海舟が乗っていたという船を摸した茶色の船、その名もずばり「咸臨丸」。この船では船内でお酒やお料理が楽しめるらしい。  もうひとつが、これからわたしたちが乗船する「日本丸」という白い船だ。 『――本日は鳴門海峡うず潮クルーズ船、日本丸にご乗船下さいましてありがとうございます』  船が出港すると、乗務員の女性がハンドマイクを手にアナウンスを始めた。 このクルーズではうず潮がすぐ近くに見えるだけではなく、乗務員さんのガイド付きで周辺の観光スポットなども見られるのだ。  お天気は良好とまでいかなかったけれど、初めて間近で見たうず潮の迫力はものすごくて、自然の驚異というか神秘というか……、そんなものをひしひしと感じられた。 もちろん、この感動を親友たちとも共有したくて、わたしはスマ
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うず潮とパンケーキと。 PAGE3

 でも、貢が食べているチョコソースとバナナのパンケーキも美味しそうだな……。 「……ね、そっちのもちょっとだけもらっていい? ひと口だけ」 「そう言うと思ってました。だから別のにしたんですよ」  わたしがもの欲し気な目でお願いすると、貢は「参りました」というようにお皿を差し出してきた。 「わぁい、ありがとー☆」  わたしは本当にひと口だけ、フォークで切り分けて口に入れた。 「……うん、こっちも美味しい! ビターなチョコソースがいいアクセントになってるね」 「絢乃さん、口。チョコついてますよ」  「ん?」  キョトンとしたわたしの口元を、貢が自分の指先……はちょっと衛生上よろしくないので紙ナプキンで拭ってくれた。 「ハイ、取れました」  「ありがと。フフッ、貴方ってパパかお兄ちゃんみたい」  わたしが吹き出すと、彼はバツが悪そうに「そんなことないですよ」と言う。 「絢乃さんが手がかかるってだけでしょ。……まあ、そこがまた可愛いんですけど」  わざとらしく、憎まれ口をたたく貢。でも、わたしはそれが照れの裏返しだとちゃんと知っている。 こうして大好きな人と一緒に、のんびりと美味しいものを食べている時間ほど、最高のごちそうはないなとわたしは思った。 「はー、幸せだねぇ……。まさに『幸せのパンケーキ』って感じ」 「ええ。――あ、そ
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うず潮とパンケーキと。 PAGE4

 ――『幸せの鐘』には、ほんの数分足らずで着いた。  海をすぐ側に臨むその場所に、チャペルの鐘を思わせる小さな鐘がひっそりと佇んでいる。それだけでもちょっと厳かな雰囲気があるのに、水平線に沈む夕日がバックに入るとやっぱり写真映えしそうだ。……今日は残念ながら、生憎の曇り空だけれど。  そんな曇天で、しかも今日は平日だというのに、鐘の周りには何組ものカップルや女子ばかりのグループなどがワチャワチャと集まっていて、撮影の順番待ちをしていた。 「――わぁ、やっぱりスゴい人気だね。みんな考えることは同じっていうか」 「〝幸せ〟って名前が付いてるからでしょうね。皆さん、その言葉にあやかりたいんでしょう」  確かに、ガイドブックの記事や観光パンフレットにも書かれていた。「この鐘の前で写真を撮ると恋が成就する」とか、「ステキな出会いがある」とか。「携帯の待ち受け画面にすると恋愛運がアップする」とか。 人は(みんながみんなではないけど)恋をする生き物だから、そういうジンクスに縋りたい時もあるのかもしれない。  ようやくわたしたちにも順番が回ってきて、さてどうやって撮影しようかという問題にぶつかった。 「――よかったら、わたしが撮りましょか?」  すると、先ほど撮影を終えた観光客と思しき女性が一人、わたしたちに声をかけてくれた。 彼女の言葉は関西弁で、年齢的に貢と変わらないくらいのOLさんらしい。彼女は一人で来たわけではなく、お友だちと二人だった。 「えっ、いいんですか? じゃあ、このスマホでお願いできます?」  わたしは彼女の厚意に甘えることにして、カメラモードにしたわたしのスマホを託した。 「いいですよー。じゃあ撮りま~す。ハイ、淡路~!」&
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湯けむりと貴方とわたし。 PAGE1

 ――夕方五時過ぎ。わたしたち夫婦は洲本温泉のホテルに到着した。 予約した部屋は全室露天風呂付きのフロアーにある和室で、窓からは海が眺められる。 「――お夕食は七時にお部屋までお持ちいたします。それまでどうぞ、ごゆっくりお寛ぎ下さいませ」  制服である和装の仲居は、わたしたち二人を部屋まで通してくれると、落ち着いた頃を見計らってそう言った。 ちなみにこのホテルにはレストランもあるのだけれど、わたしたちはせっかくなので部屋食を希望した。二人っきりで、美味しいゴハンをゆっくり味わいたいから。 「ありがとうございます。お料理、楽しみにしてますね」  わたしがお礼を言うと、仲居さんはニッコリ笑って「では、失礼いたします」とわたしたちの客室を後にした。 「――さて、夕食までまだ時間あるし、先にお風呂に入っちゃおうか」  潮風を浴びてベタついている髪が気になっていたわたしは、貢にそう提案してみた。 「そうですね。――大浴場もあるみたいですけど、この部屋のお風呂も気持ちよさそうですよね。どっちにします?」 「この部屋のお風呂でいいよ。……ねえ、どうせなら一緒に入っちゃう?」 「……………………ええぇぇっ!?」  ほんの冗談で言っただけなのに、彼は思いっきり取り乱した。顔なんかもう、耳まで真っ赤っかだ。 「そそそそ、それはカンベンして下さい!」 「何慌ててるの? 別にいいじゃない、夫婦なんだし。今さらカマトトぶったってイタいよ、貢」 
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