嫌われ淫魔は忌み子の悪魔祓いに堕とされる のすべてのチャプター: チャプター 21 - チャプター 23

23 チャプター

21話

「で、どこに行くんだよ? そろそろ教えてくれてもいいんじゃねーの?」「大教会だよ。エンビディア大司教っていう、偉いお方がいてね。彼にこの資料を届けるんだ」「げ、教会かよ。俺は中に入らねーぞ」「だめだめ。一緒に来てくれなきゃ、君の正体を怪しむのが出てくるかもしれない。いい? 君は見習い悪魔祓いっていう設定だからね」「はいはい、見習いのローシ、だったか? 孤児の」「よくできまちた」「チッ、バカにしやがって」 ものを投げられながらたどり着いたのは、荘厳な大教会。グレーのレンガで出来た建物のてっぺんには、黄金に輝く十字架がそびえ立つ。「悪趣味」「見習いがそんなこと言っちゃダメだろ」「はいはい」 小さく息を吐き、気持ちを切り替える。本当は人間の、ましてや悪魔祓いの言うことなど聞きたくはないが、首には浄化のチョーカーがある。逆らったらまた媚薬を打ち込まれるのは分かっている。 渋々ロキに続いて大教会に入る。中央にはレッドカーペットが敷かれており、祭壇のまわりは花でかこまれている。ずらりと並ぶ長椅子には、人がまばらに座っていた。(ぐっ、やっぱり教会はキツイな……) ヴェルガーは唇を軽く噛む。淫魔や悪魔にとって、神聖な教会は息苦しい。酸素が薄く、生ぬるい環境にいるような気分だ。 あの街の教会にいるレコルスは、そこまで力が強くなかったため、ここまで体調を崩すことはなかった。それに、すぐ隷属にしたため、息苦しさから解放されるのが早かったのだ。(あー、クソ! 蒸し風呂にいるみたいだ……) 徐々に室内温度が上がり、息苦しさが増していく。もっとも、普通の人間は何も感じないのだが。「エンビディア大司教、お久しぶりです」 黒いローブをまとった初老の男性を見つけると、ロキは彼に小走りで近寄る。ヴェルガーも仕方なくロキの後に続いた。「ロキか。久しいね。そちらの顔色が悪いのは?」「こちらはローシ。悪魔祓いの見習いです。僕が面倒を見てるんですよ。きっと長旅で疲れたのでしょう」「それは可哀想に。はじめまして、ローシ。私はエンビディア。大司教なんてのをやらせてもらっている者だ」「お初にお目にかかります、大司教。お会いできて光栄です」 ヴェルガーはなんとか笑顔を作って挨拶をする。人間に紛れこむことがあるため、ある程度の作法は心得ている。「流石はロキの元にいるだ
last update最終更新日 : 2026-04-27
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22話

 大教会を出たふたりは、郊外にあるロキの別荘へ足を運んだ。どうやらロキはそれなりに地位が高いらしく、普段は城の敷地内にある豪邸に住んでいるが、ひとりになりたい時はこの別荘に行くらしい。 派遣された時のために、別の地方にも別荘があるらしい。あの街や周辺に行くことはほとんどないため、別荘はなかったと、道中で話していた。「お前がこんなすげー奴だったとはな。イカレ野郎のくせに」 ヴェルガーは別荘の中を見回しながら毒づく。平屋で部屋数が多いわけではないが、天井にはシャンデリアが煌めき、素人でも高級だと分かる調度品が並んでいる。「あはは、褒め言葉として受け取っておくよ。それより、君もお腹すいただろ? こっちにおいで」 ロキはソファに座ると、両手を伸ばす。ヴェルガーは呆れてため息をつく。「お前みたいなチビの上に俺が乗ったら、潰れるだろ」「あはは、それもそうか。じゃ、舐めて」 そう言ってロキは、足を開く。ヴェルガーは舌打ちをしながらもロキの前にしゃがみ、彼のズボンと下着を脱がせる。 可愛らしい顔に似つかない巨根を軽く握り、ロキを見上げる。「本当に、顔と合ってないよな。これ」「あっはは、ギャップがあっていいだろ? ね、そうやって僕の顔を見ながら咥えて」「ド変態が」 文句を言いつつ咥えるだけで背筋が震える。毎日聖水を飲んでいるロキの体は、淫魔や悪魔からしたら毒そのものだ。だが彼は魔法を用いて、毒を媚薬に変えることができる。そのせいでほんの少しロキに触れられただけで、たまらなく感じてしまうことがある。「んむぅ、ふ……♡」 巨根が喉に詰まり、舌が、脳が甘く痺れていく。まるで麻薬のようで、一度味わったら忘れられないそれは、口に含むだけで例えようのない幸福感に包まれる。(あぁ、もっと欲しい……。口も喉も、すっげぇ気持ちいいのに、ケツがうずく……) 口と喉が満たされるほど、体が切なく火照っていく。躾けられたのはほんの数日だというのに、体はすっかりロキに虐げられる悦びを覚えてしまった。「ふふ、物欲しそうな目。可愛いよ。もっと奥まで咥えられるでしょ?」 言い終わるや否や、ロキはヴェルガーの頭を掴み、彼の喉に巨根をねじ込んでいく。「んんっ!? んむぅー!」 苦しみより、なじられる快楽が勝つ。ヴェルガーの喉は期待に応えようと締め上げ、舌を懸命に這わせる。目から
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23話

 ロキは片手でヴェルガーの陰茎を掴むと、もう片方の手で棒を尿道に押し込んでいく。「んぎいぃ♡ ふーっ♡ ふーっ♡ お、んほぉ♡」「あっはは、なっさけない声だなぁ。まだ、これで終わりじゃないのに」 今度は30センチほどの紐を出し、ヴェルガーの睾丸と陰茎にきつく巻き付けていく。「ひいぃ!? おごっ♡ おおぉっ♡ い、いだっ、ああっ♡」「痛いのが好きなくせに」 きゅっと紐を縛ると、ヴェルガーは舌を突き出し、白目をむき、みっともないアヘ顔を晒す。気を良くしたロキは、乳首に爪を立てながらつまみ上げる。「ぎひいぃ♡ あひっ、んああっ♡」「すっかりマゾメスになっちゃって。僕は嬉しいよ。ヴェルガー」 ロキがグリグリと爪を動かす度に、ヴェルガーは悲鳴に似た嬌声を上げ、縛られた陰茎をビクビク震わせる。変身はいつの間にか解け、羽根と尻尾が出現していた。「さぁ、もっと可愛くなろうね」 床に置いてあった燭台を手に取り、ヴェルガーの体にかけていく。「あぎゃ!? ひぎっ、い、あああっ!」 低温蝋燭ではなく、普通の蝋燭だ。普通の人間なら熱さと痛みで狂い悶えるだろうが、ヴェルガーは違った。「あづうぅ♡ んぎっ、いぃ♡」 縛られた陰茎は萎えるどころか、更に勃起し、紐が食い込んでいく。ヴェルガーにとって、その痛みでさえ気持ちいい。「ふふ、淫魔ってこんなに調教しやすいんだ。それとも、ヴェルガーが特別なのかな?」 首筋、乳首、腹、太もも、陰茎に蝋を垂らしていく。蝋が垂れる度にヴェルガーの体は面白いくらいに跳ね、アナルは発情毒を垂らしながら物欲しそうに開閉を繰り返した。 ヴェルガーの褐色の裸体が蝋で白く染まると、ロキはようやく蝋燭の火を吹き消した。「あ、あぁ……♡ 熱くて、気持ちいい♡ 幸せぇ♡」 ヴェルガーは舌をだらりとさせ、焦点の合っていない目で天井を見ていた。「ふふ、全身に精液かけられたみたいで、すごくえっちだね。肌の色が色だから、余計に白が際立って、とっても綺麗だよ」「俺、綺麗……? へへ、うれ、ひぃ♡」 呂律の回らないヴェルガーを、ロキは慈しむような目で見る。自分がいなかったら壊れてしまいそうなヴェルガーが、愛おしい。「さてと、そろそろ本番行こうか。慣らしなんていらないだろ?」 アナルに亀頭を押し付けると、ヴェルガーは嬉しそうに笑う。「へへ、はぁ
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