「なぁ、美香」「はい? あ、お味噌汁は赤味噌お嫌いでしたか? すみません、白味噌買うの忘れちゃってて……次から気を付けますね」「いや、赤でも白でも美香の料理美味いから問題なし、いつもありがとう」「や、やですよもぅ。そ、そんな当たり前の事でお礼なんて言わないで下さいよ、嬉しくなってスイッチ入っちゃうじゃないですかもう♡」 もーもー言っちゃってまぁ牛さんかな? おっぱい的には間違ってないかもだけど牛はそんなクネクネしない。「ってそうじゃなく。ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ」「え? あ、はい。どうしましたか?」 うーん、この切り替え方よ。 お箸を置いて伺いますって体勢とってと、やっぱお嬢様なんだよなぁと感じるよね。 いやいや、そうでもなくて。「ホストクラブって行ったことある?」「ほす、と?」「ああうん、行ったことないのねありがとうよくわかった」 こてんと小首を傾げて可愛いったらない、というか眩しいわ。「ごめんなさい、そのほすとくらぶって言うのはどういうところなんですか?」「簡単に言ったら女の人をおもてなしするところだな。キャバクラはわかるか? あれの男女逆のバージョン」「きゃばくら? というものもわからないのですが……おもてなし、ですか。それは、その、アレが行っていたような?」「元とか付けられるならアレ呼ばわりも良いと思うけどさ? まだ旦那だろうに……いや、ともあれ性的な接触ってのは基本的には無いよ」 早瀬優作は今頃どうしてるのやら……そういやこの前美香からハメ撮りリクエストされたけど。 あーやだやだ、ソッチの理解はちょっと俺に無いので忘れておこう。「そういうところが、あるんですね」「……そのままキレイな美香でいてくれな?」「キ――も、もー♡ どうしたんですか今日は♡ そ、そんなに私を喜ばせないで下さいよもう♡ おかわり要りますか? あ、明日は生姜焼き作りますね?」 ちょ、ちょろい……じゃなくて、ハマってるよなお互いにさ。 や、ともあれである。「実は俺さ、店を持ってるんだよ」 マッサージのバイトをして二年、経ってないくらいだったか。 メイが急にキャバクラ作るとか言い出したんだよな、それどころか自分が店やるんだからお前もやれって無茶ぶり付きで。 確かに俺も丁度金銭感覚がバグっていた時期で、色々なことに金を使って
Magbasa pa