All Chapters of 愛人を孕ませた婚約者に捨てられましたが、初恋の寡夫公爵に溺愛され始めたら元婚約者が狂いました: Chapter 111 - Chapter 120

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第110話 ※ボディクリームとマッサージ

 「今日は一日お疲れ様」 「ありがとうございます。ところでドミニク様、このような事はリジーがいつもしてくれるのですけど……」 私は今、なぜかドミニク様にボディクリームを塗っていただいている。 夜になり、入浴し終えて寝室へ入ると、まだドミニク様がいらっしゃらなかったので窓際にあるテーブルセットの椅子へと腰を掛けた。 そしてリジーが私用のボディクリームを持ってきて、いつも私にしているように塗り始めたのだ。 そこへ寝室に入ってきたドミニク様が自分がやってみたいと言い始め、リジーはドミニク様へ「しっかりと全身に塗って差し上げてください」と言葉を残して去っていったのだった。 ドミニク様はリジーの言葉にとてもやる気がみなぎっているような表情を見せる。 「全身か……それならベッドに移動した方がいいかもね」 「え?ええと……分かりましたわ」 いつもはこの椅子に腰をかけながらリジーが塗ってくれるのだけど、ドミニク様が塗りやすい体勢の方がいいわよね。 あまり深く考えずにベッドへ移動した私は、ひとまずベッドサイドに腰をおろした。 そこへドミニク様が先ほどまで座っていた椅子を持ってきて、私と向かい合うように座り、サイドテーブルにクリームを置く。 「ベッドの高さの方が腕とか脚に塗りやすいと思うんだ」 「そうですね、ドミニク様が塗りやすい方法でいいので、無理はなさらないでください」 「無理なんて……むしろ君のお世話が出来るなんて嬉しいよ。リジーにもしっかり塗ってくださいと頼まれたしね」 私はドミニク様の言葉に恥ずかしくなって顔が熱くなってしまう。 変な意味ではないにしてもお世話をされるというのは、落ち着かないものだわ。 さっそくドミニク様がたっぷりのクリームを手の平にのばし、私の腕をマッサージするように塗り進めてくれる。 男性の手の平ってやっぱり大きいわ……マッサージされると、あらためてその大きさをしみじみと感じてしまう。 私の腕など彼の片手で簡単に握れてしまうし、力も強いからかとても気持ちがいい。 今日はダンが突然来たりお茶会もしたりで緊張していた部分もあるので、彼の手によって緊張した筋肉がほぐれていくのが分かる。 「ティナの腕、柔らかいね。揉んでいる方も気持ちいいよ」 「ん。そう、ですか?私もとても気持ちいいです」 あまりに気持ちがいいものだ
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第111話 ※ボディクリームとマッサージ 2

 「だ、だめです。そこ以外をマッサージしてください」 「ん、分かった」 彼の言葉にホッと胸を撫でおろして体勢を戻した……のも束の間、またしても同じ個所をマッサージし始め、今度は胸の下までゆっくりとマッサージをされてしまう。 「ん、んん、そこは、自分でします、からぁ」 「ダメだよ、リジーがしっかり全身に塗ってって言っていただろう?きちんとやらなくては私がリジーに怒られてしまう」 「そんな……」 脇から胸下を何度も入念にマッサージをされ、脇腹から臀部もクリームを塗りながら揉み込まれていく。  「ふ、ん…………っ、……ぁうっ……っ…………ッッ」 マッサージをしてくれているのに、まるで愛撫をされているかのような気持ちになってしまい、声を我慢するので精一杯だった。 ふいに彼の指が私の足の付け根に移動し、下着の中に手をいれながら臀部の際どい部分をしっかりめにマッサージを繰り返す。 「もう少しクリームを足すね」 「は、い……ッ」 クリームの冷たさと、ドミニク様の指の動きに返事を返すのでやっとだった。 これ以上は、声、我慢出来ないわ。 彼の指が私の恥部まで触れそうで触れない、割れ目をなぞりそうで触れない、微妙なマッサージが続いていく。 ふっ、ふっ、と肩で息を繰り返しながら、ベッドに顔を埋めてなんとか堪える。 彼の手が早く違う部分に移動してくれないと、アソコが濡れているのがバレてしまうわ……ドミニク様の手の動きのおかげでお腹の奥が疼き、思わず膝を擦り合わせてしまった時にアソコが湿っているのが自分でも分かった。 マッサージで濡れているなんて知ら
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第112話 久しぶりの実家へ

 昨夜の熱が冷めやらぬまま目覚めた私は、日中に色々考えてしまいそうな自分の煩悩を振り払う為に実家に顔を出してみようと考えた。 「え?実家に?突然どうして……」 私の提案にドミニク様は驚き、目を見開いて固まってしまう。 まさか私がここでの生活に不満を持っていて、実家に帰らせていただきますと言っているように感じているのかしら。 「えっと、違うんです。両親にカルロ様の事などを伝えたいと思っていて、力の使い方もそうですし、お母様ともじっくりお話をしたくて」 「そうか、そういう事なら行っておいで。私は王宮に呼ばれてしまったので一緒に行けないのが残念だけど……」 「そうなのですね!二日後の事で、でしょうか?」 「うん、恐らく。カルロ王子が兄上に話したんだろうね。すぐに連絡が来たから」 ドミニク様は陛下の心中を推察しながら苦笑している。 陛下としても気になるわよね、シェリアン様の人生がかかっているのですもの。なんとしても真実を突き止めたいと思っているはず。 「それはぜひお話を聞いて差し上げてください。きっと陛下も色々な想いがあるでしょうし」 「ありがとう。ティナも気を付けて行ってくるんだよ」 「はい!」 愛する人が私を心配して頬を優しく撫でてくれる。 そんなドミニク様の心配を払拭するように元気よく返事をした私は、彼の膝上に座りながらお話する事にもすっかり慣れて、彼の温もりを感じながらお茶を飲む幸せな時間に終わりを告げ、我が家を後にしたのだった。 ~・~・~・~・~ 邸から実家までは馬車でゆっくり向かっても一時間半程度で着く距離なので、あっという間にヴァッセル家が見えてくる。 はぁ……実家に来て正解だったかもしれない。 あのまま一人で邸にいたら、自分の体を慰める為に一人でしていたかも。
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第113話 世界の記憶

 「お父様やお母様が亡くなった時の事は私も幼かったし、記憶も曖昧だけれど……きっと黒の魔女オブシダン様は村の記憶を辿って見せてくれるのでしょう」 「そのような事が出来るのですか?」 「世界の全てのモノには記憶が刻まれているの。私達魔女は世界の監視役……あなたとオブシダン様が揃えば村だけではなく、この世界の記憶を辿る事も出来るはずよ。あなたの力がまだ解放されていないとしても、オブシダン様の手伝いは出来るでしょう」 「そんな事が……」  私はお母様の話を聞いて驚き、しばらく言葉が出てこなかった。 まだ力に目覚めた私にとって、やり方など見当もつかないけれど、確かにお手伝いをする事は出来るわよね。  「そう言えば、お父様はお母様の出自について、何か知っておられたのですか?」 私は素朴な疑問を投げかけてみた。 カラドゥス王国はずっと昔からお母様を探していたし、先王陛下はお母様を養子にする事を承認したのだから、色々と知っていた可能性が高い。 恐らく先代のヴァッセル家当主であるお祖父様も……何か知っていたのではないかしら。  「ティナ、私は父上……先代から全てを聞いているわけではない。ウィズリンの事も父上から何度か話を聞こうとした。なぜ養女にしたのか、先王陛下が承認するのも早かったし、ウィズリンが白の魔女だったから、それが関係しているのかも、とは思っていたんだ。でも……」 「お父様はね、出会ったその時にプロポーズしてきたのよ。ふふっ」 「え?!」 お母様の言葉にお父様は顔が真っ赤になっていき、私は驚きのあまり、変な声が出てしまう。  「普通なら家族としてよろしく、とかそんな挨拶だと思うのに。僕と結婚してくれる?って」 「だって、あまりにも綺麗で妖精みたいだったから…&helli
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第114話 ※続夜のマッサージ

 邸に戻る頃には日が落ちかけていて、帰邸するとドミニク様が出迎えてくれた。 夜は二人で午餐をいただき、実家での話をしながらゆっくり過ごした後は入浴――――いつものように過ごし、寝室へと向かう。 扉を開くと、窓際のテーブルセットの椅子にドミニク様がすでに座っていらっしゃって、私の姿を確認し、持っていた本をテーブルに置いた。 いつも思うけれど、お風呂上りのドミニク様はことさらに色気が増す。 少し濡れた髪が艶っぽくて、夜着からのぞく鎖骨も胸板も……毎朝目覚めるたびに彼に恋をしているような気がするし、もう昔のようにひと月に1回お話が出来れば幸せ、という時には戻れないなとしみじみ感じてしまうわ。 「お待たせいたしました、ドミニク様」 「全然待ってないよ。早くティナに会いたい気持ちでいっぱいだったけど」 「まあ……!私も同じですわ。今日もクリームを塗ってくださるのですか?」 「うん、リジーにあらかじめ受け取っておいたんだ」 また昨夜のように焦らされてしまうのかしら……思い出してしまうとクリームを塗ってもいないのにドキドキしてくる。 今日は最後までしてほしい。 きっとドミニク様だって同じように思っているはず。 期待を胸にベッドに寝転がり、ドミニク様にクリームを塗ってもらう事にしたのだった。  「昨日は背中とか体の後ろ側を重点的に塗ったから今日は仰向けになってもらおうかな」 「はい」 言われるがまま仰向けになりリラックスして始まるのを待つ事にした。 手の平にたっぷりとクリームを乗せ、両手でのばし、足から塗り込んでくれるドミニク様の手の動きは、昨日以上に上手になっていてマッサージ師のようだった。 「昨日よりも気持ち良いです……どんどんお上手になっていきますね」 「そう?意外と向いているのかな。ティナ以外にしたいとは
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第115話 ※続夜のマッサージ 2

 昨日から焦らされてきたので、少し触られただけで体中に電流が走ったかのような痺れが襲ってきた。 「はっ…………ぁっ…………ッッ」 「布越しなのに水音すごい……聞こえる?ぐちゅぐちゅって。そんなに触ってほしかったなんて知らなかったな」 指の関節を使いながら、硬くなった蕾も布越しにグイッと刺激され、爪先まで快楽が走り抜けていく。 「あ、ぁッ、ひぅ……んっ…………ッ」 気持ちいい。 でもやっと触ってもらえたと思ったら布越しなんて……アソコから水音は増していくばかりだし、羞恥心でいっぱいになってしまう。  こんなのされたら、このまますぐ達ってしまう。マッサージでイクなんて、淫らな女だと思われたら立ち直れないのに——。  「やぁ……ぁ、ああ!だめッ」  私がなけなしの理性で止めると、ドミニク様はパッと手を離し、「じゃあ他のところを塗ろうか」と言って、違う部位にクリームを塗りながらマッサージをし始めたのだった。 どうして?いつもならダメって言ってもそのまま触ってくれるのに。 またしてもお預けをくらい、呆気に取られたままの私を放置するかのようにマッサージを進めるドミニク様。 体の疼きは全く治まる気配はなく、どんどん増していくばかりだった。 今日もこのまま寝てしまうのかしら……ドミニク様は眠れるの? 混乱する私をよそにクリームを無事に塗り終え、ドミニク様によって全身をマッサージされた私の体は血行もよくなり、肌は素晴らしくツヤツヤになっていたのだった。 「どう?気持ち良かったでしょ?」 「はい、素晴
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第116話 ※もっとほしい

 「あ、ごめんなさ……い」 「イケナイ子だね、寝込みを襲うなんて」 「いつから起きて……まさか、ずっと……?」 私の問いにニコニコするばかりで言葉を返してくれないけれど、その表情を見ていれば最初から起きていたのがすぐに分かる。 恥ずかしさと申し訳なさで打ちひしがれていると、ドミニク様がさらに追い打ちをかけてくる。 「まだ私は達ってないんだ。お願い出来る?」 私は彼の言葉の意味を理解するまでに少し時間がかかったけれど、口で達かせてほしいと解釈し、おずおずとまた口に含んだ。 彼に毛布の外から見下ろされながら、舌を動かしていく。 どくどくと脈打つ猛りは依然と硬いままで、はち切れそうに感じた。 横に寝ながら顔を動かし、彼の気持ちいい箇所を刺激しながら強く吸い上げてあげる。 「随分上手になったね。でも」 途端に彼の腰が動き始め、私は喉を犯されるかのように奥まで挿入を許してしまうのだった。 「ん゙ッ、んん゙ッ……ん、ぁ゙ん゙ッ…………ッッ!!」 「ん、ティナの喉、気持ちいい…………は、ぁ…………ッ」 だめ、どこも触られていないのに達ってしまいそう…………イクッ…………ッ!  「っく…………出るッ…………ぁ、はッ…………!!」 彼の腰がビクビクと痙攣したか
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第117話 その土地に残る記憶たち

 翌朝、皆が揃ったので馬車に乗り、事件のあった場所へと向かった。 ダンは行先を告げると自身の魔道具ですぐに行けるとの事で、彼女は先に向かっている。 「魔道具というものは便利ですね」 私の向かいに座るカルロ様が、ダンの話を聞いてしみじみ話し始めた。 「そうですわね。使い方は作った本人しか分かりませんので、ダンじゃないと使えないのでしょうけど」 「クリスティーナも作ってみればいいのでは?魔力を込めれば作れそうに思うけど、そう単純なものでもないのかな」   「どうでしょう……試した事がないので作れるのかどうか分かりませんが、お薬なら作ってます。お祖母様の代から受け継いでいますので、私の力はやはり癒し系なのかもしれません」  「クリスティーナにピッタリだね」 カルロ様が笑顔でそう仰ってくれるので、自分の力を認められた気がする。 すると私の手をおもむろにすくい上げたドミニク様は、手の甲に口付けしてきて、カルロ様の方へと目線を向けた。 「ティナは魔力などなくても十分過ぎるほど私を癒してくれている」 「ドミニク様……!」 カルロ様の前で恥ずかし過ぎるわ……全身が発火するのではというくらい赤くなっていくのが分かる。 ”そういう意味”で言ったのではないと分かっていながらも、夜の事を思い出していたたまれなくなった。 私が羞恥で悶えていると、カルロ様があっけらかんとした声で「ははっ、それは羨ましいな。私もあやかりたいくらいだ」と仰る。 『お2人とも、ティナ様のお力はとても神聖なものなのですぞ。よからぬ考えなど起こしませぬように』 「ラディ……」  ラディの言葉はとても有難かったけれど、馬車の中の雰囲気がもうよく分からない感じになってしまったので、とにかくすぐに
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第118話 アロッサ村が滅んだ日

 今回は少し残酷な表現が出てきますので、ご注意ください<(_ _)>  ~・~・~・~・~  ダンと一緒に消していく中で1つの記憶の前で足が止まる。 それは私のお祖母様と村人とのやり取りだった。 私の中のお祖母様の記憶はところどころ曖昧で、最初はあまりにも記憶の情報量が多いから思い出しきれていないだけかと思っていた。 でもダンの話を聞くと、今はそれだけではない気がしている。 もしかしたらお祖母様の中で何かがあって、ここの村の事を思い出したくないのかもしれないと思い始めた。 最後は村人に殺される形になったのですもの……トラウマになっていてもおかしくはないわ。 現に息を引き取る瞬間の事は思い出せていない。 目の前にお祖母様と村人とのやり取りの記憶が広がり、ほんの少しの好奇心からその記憶に触れてみる。 液体のように見えるけれど実際はそうではなく、ぷにぷにしたゼリーのような触り心地だった。 私が少しだけ触れた瞬間に映像から会話が聞こえてくる。 『はい、これでもう大丈夫よ!』 『ありがとう。本当にメルーの薬はよく効くんだ。皆とても助かってるんだよ』 『ありがとう、皆の役に立てるのが嬉しいの。何かあったらまた来てね!』 お祖母様はとても元気で、一人のおじさんの傷をせっせと治療していた。 少しだけ魔力の込めた薬を塗ってあげているのを見る限り、やはり白の魔女は治癒の力専門なのね。 彼女の後ろにはお祖父様が立っていて、褐色の肌にブロンドの髪がカルロ様にそっくりだわ。 まだお母様は生まれていないのかしら? お祖父様は治療をしているお祖母様に微笑み、そばに寄り添いながら彼女のお手伝いをしている。 とても穏やかな光景…………あまりにも懐かしい気持ちが湧き上がってきて、私の目からは自然と涙が流れてきた。
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第119話 神との邂逅

 『どうしてこんな事になったの……私はただ愛する人と幸せに生きたかった…………私が彼の国へ報告に行こうと言ったから?』  気付けば暗闇の中で目が覚めた私は、頬に一筋の涙が流れている事に気付く。 さっきのはお祖母様の想い。 彼女と私の魂が共鳴しているのか、お祖母様の想いに引っ張られて涙が流れてくる。 酷い頭痛は今はもうない。 ここは私の夢の中? 意識が途切れる瞬間、ドミニク様と結ばれた時のように記憶の波にのまれて沈んでいった私は、またも色々と思い出し、心の中は荒波のように揺れ動いていた。 お祖母様やお祖父様の最期、どうして彼らが狙われてしまったのかを思い出してしまったから……。 全てはカラドゥス王国に結婚の報告へ行こうとお祖母様が言ったところから始まる。 お祖父様のご家族に会い、挨拶したいとウキウキした気持ちでお祖母様は計画を立てた。  お祖父様はそんな彼女を微笑ましく思い、お祖父様と二人でカラドゥス王国まで赴き、お祖父様の兄である先王陛下にお会いした。 その際、内々の話として白の魔女である事を先王陛下に伝えたのだった。 愛する人の兄だから……でもそれが裏目に出て先王陛下にカラドゥス王国で暮らすように強要され、逃げるように西の大陸へと戻ってきた。 ひっそりと息を潜めるようにアロッサ村でお母様を生み、3人で平和に暮らしていたのに……カラドゥス王国先王陛下は彼らをひそかに見つけ出していたのね。 そして村の村長までも買収し、村には魔女の噂が流れ出し、最期はお祖父様をかばって………… 何とか力を引き継いだお母様を逃がす事に成功したけれど、お祖母様はこんな事になったのは自分のせいだと自分自身を呪っていた。 彼女の最初で最後の呪いは今もなお続いている。
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