All Chapters of 【牌神話】〜麻雀烈士英雄伝〜 伍: Chapter 51 - Chapter 60

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その2 最善の敵アキラ編 第二十話 神様超え

50. 第二十話 神様超え 「……っていうことがあってさー!」とアキラはユリコに先日あったことを話す。例のカツアゲ事件についてである。「なにそれ、南上さんってホントすごいわね。……アナタも勇気出して付いてって偉かったね。危ないことはして欲しくないけど、友達を守ろうとして行動したのはカッコいいわ。でも、無理はしないでね!」「わかったよ、もう危ない事には首突っ込まない。しかしさー、ハンデ戦で7連勝するなんてあり得ない強さだよなぁ。本人もそれは驚いていたんだけどさ。彼はこう言ってたよ 『まさかこんなに勝てるとはね。オレ自身信じられないよ。ハンデ戦は友達とのセットでよくやってたから慣れてるんだけど。それにしても勝ちすぎだな! 麻雀の神様は逃げずに戦う奴が好きらしいや。まあ、おれこそが麻雀の神と言っても過言ではないけどな! ハッハッハッ!』 って。まさか自ら神を名乗るとはね。しかもそれが意外と馬鹿げているとも言えないから恐ろしいよ。彼の麻雀はとっても細かくて、それでいて大胆で、神を名乗っても誰も文句言えないような。まあ、最強であることは間違いない」「凄いじゃない、アナタは麻雀の神様の友人になったのね。じゃあ私は麻雀の神様の友人の彼女ってことになるわね。お父さんに自慢しなきゃ」「そうなるね。麻雀の神様曰く僕はライバルらしいから麻雀の神様のライバルの彼女だよ」「わぁ! 素敵。ライバルならいつかは超える時も来る可能性がある関係ってことよね。いつか神様を超えて、麻雀の神様すら超えた男になりなさいよ! 私、応援してるから」「そうだね、がんばるよ」 アキラはユリコの期待に応えたい一心で今まで以上に麻雀の実戦に研究にと取り組むようになる。 (神様超えか…… そんな事が僕に出来るのかな?)  自分の中で勝手に神格化したコテツに対して、それでも勝とうとするア
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その2 最善の敵アキラ編 第二十一話 自滅へと導くリーチ

51. 第二十一話 自滅へと導くリーチ  ある休日、コテツが知らない街のフリー雀荘にふらふらっと行った時。そこに、どこかで見た事ある顔が麻雀をしていた。 1卓丸でラス半1軒なのでスタッフはいるけど1人来るかここが終わるかを待っててくれという。(それより、この人誰だっけ)そう思いつつも思い出せず、待ってる間は暇だからその人の麻雀を待ち席から眺めてた。 そのオーラス。 東家 21900南家 28900西家 14200北家 35000    彼は南家だ。トップとの点差は6100。   彼の下家はソーズホンイツ仕掛けのラス目。満貫で着アップなのでほぼ間違いなくドラを絡ませていると予想される。トップ目は対面。 という状況で親の上家が7巡目に鼻息荒く渾身のリーチをしてきた。 どう見ても自信作を作った雰囲気だ。彼にとってこれはまずいぞ。4000オールだと一撃トップなので彼は三着転落だ。     すると同巡に彼も一応テンパイする。 手牌三四赤伍六七八③④④⑤⑤23 ⑥ツモ   ほんと一応って感じのテンパイ。ドラは3索。 2索は親のリーチに現物なので2索切りでとりあえずドラ単騎待ちの満貫テンパイではあるけどこんな待ちで自信満々の親リーチと対決するのは無謀である。それなら八萬切ってテンパイ取らずか? それもいいが今はオーラスだ。ちんたらやってる場合なのか? どうするのかと思って見ていた。 「リーチ!!」 打3! (へっ? ドラ切り?) 「チー!」
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その2 最善の敵アキラ編 第二十二話 創世記

52. 第二十二話 創世記  コテツは研究熱心だった。そしてその自分で開発した技術を必ず他人と共有した。アキラにはそれがよく分からなくてなぜそんなにも共有するのか聞いてみた。 「なぜって? みんな強くなってくれないと困るからだよ。おれはさ、この仕事をずっとやる。命尽きる瞬間まで麻雀を打つだろう。その、自分の生きる業界がこの程度のレベルだったらみっともないんだよ。自分の世界は自分でレベルの底上げをしてこそだ。程度の低い世界でお山の大将やるつもりは無いってことだよ。なんせ、おれは大将なんてもんじゃなく……」「神って事だろ。わかったよそれは」「さすが、理解が早いね。そういうことだ」  コテツが牌を握っていると何の変哲もない場所も絵になる。まるで名俳優が現れたような。後光がさしているような。まわりを全て巻き込んでしまう魅力。これが主人公── とアキラは魅了されていた。しかし、アキラはまだ気付いていない。自分にも他人を惹きつける魅力があること。負ける事を決して受け入れないラス回避力の高いアキラ。その力にコテツは一目置いているということを。  お互いが尊敬し合っている2人は今夜も仕事終わりに雀荘へ行き、セットで卓を借りて1時間麻雀の研究をする。12時間労働を終えてからさらに麻雀の研究をほぼ毎日。2人の麻雀に対する向上心はさながら平成の二宮金次郎であった。 ◆◇◆◇  アキラは今日ビデオ屋の方のバイトをしている日だった。ふと、アキラは思った。(こういう日はコテツくんはどうしてるんだろう? 彼に限って勉強をしないなんてことは無い気がする。誰か他に呼んでいる人がいるのかな? それとも1人で?) 1人で1卓借りて麻雀研究してる様子を想像すると異様な光景に少し笑えたが(いや、やりかねない)と思うと途端にゾッとした。追いつくどころか離される未来しか想像出来なかったからだ。 次の日
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その2 最善の敵アキラ編 第二十三話 棋士との再戦

53. 第二十三話 棋士との再戦  先日、富士2で社員旅行があった。その時の麻雀大会でアキラは3位となり、大会の面白さを知る。  それ以来、アキラは今後出れそうな麻雀大会には出ようと思った。麻雀大会には麻雀大会にしかない熱がある。それをまた楽しみたいと思ったのだ。 その手始めに隣町の駅前雀荘の大会に参加申し込みをした。コテツを誘うことも考えたが同じ店で同番で働いているので(さすがにそれは無理か)と打ち消した。富士2は近頃繁盛しているとは言えまだスタッフは少人数の店だ、雇う資金はあっても適性のある人材がそう簡単には居ないのがこの業界の常である。週末に2人同時に主力メンバーが休んでいいわけがなかった。  アキラは社交性のあるほうではなかったので気兼ねなく誘える相手はコテツくらいしかいなかった。 誘えば来るかなと思う人はいたにはいたがその『誘う』という行為だけでコミュ力弱者のアキラにはかなりの労力だったため大会へは1人で行くことにした。  大会当日──  アキラはひと足早く会場に着いた。一番乗りだった。というより、まだ会場は準備が終わっておらず鍵を開けたのも今さっき、店の人が前日の片付けをするところからだ。 「いま片付けますので待ち席で少々お待ち下さいね」  アキラは言われた通り待ち席で待つことにした。片付けを手伝っても良かったが精神を集中させたかったため待ち席で精神統一をする。 (参加者28人の小さな大会だ。負けないぞ、この程度で。こんな程度の大会で優勝出来ないようでは神のライバルは務まらない。絶対に勝つ。絶対に──) なんてことを考えてたら気付いたら受付はもう始まっていて受付番号1番を逃した。というか2番も逃して3番になる。  ◆◇◆◇  竹田シ
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その2 最善の敵アキラ編 第二十四話 アキラ、読みに殉じる

54. 第二十四話 アキラ、読みに殉じる  サイコロの二度振りで場決めが行われた。雀荘の大会にしてはずいぶんと正式な決め方を採用しているなとアキラは思った。 アキラは西家、シンイチは南家でスタートする。 「「よろしくお願いします!!」」 試合開始  東1局はアキラがその実力を見せた。 「リーチ!」  8巡目に南家のシンイチから先制リーチが入る。宣言牌は②筒。ドラは九萬だ。この時のリーチ後のシンイチの動作をアキラは見逃さなかった。  このリーチに対して無筋やドラ表示牌をさも当たり前のように表情も変えずにストンストンと押してアキラは対抗。(ぐっ、下家押し過ぎだろ。どんな手だ…… やべえな) 流局 「テンパイ」  シンイチは手を公開する。 シンイチ手牌一二三九九②③⑧⑧⑧234 「テンパイ」  やはりアキラもテンパイだ。 アキラ手牌赤伍伍六六①①④⑨⑨1122  シンイチに衝撃が走る── (なんだこれ! チートイ赤の3200をダマで④筒単騎押しだと?!)  明らかに一点で読み切られている。無筋やドラ表示牌をしれっと押して、それどころか待ちとして優秀な西や北まで捨てて④筒をビタ止め。確信を持って止めているのは明白だった。 (コイツには何が見えている? ……ふーん、面白
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その2 最善の敵アキラ編 第二十伍話 ブロンズマニア

55. 第二十伍話 ブロンズマニア  アキラとシンイチの戦いはオーラスをむかえて微差だった。  東家500南家40000西家29700(シンイチ)北家29800(アキラ) ドラは二萬     親はトビ寸前のダンラスでトップには満ツモでも少し届かない。 アキラには仕掛けていける軽い手が入っていた。タンヤオならすぐに作れそうだ。どうせ満ツモしてもトップに足らないならここは軽く仕上げて二着確保でよしとする。そう考えて役牌をスパッと切り出して手広く受けた。そんな4巡目。 「リーチ」  シンイチからリーチが入る。アキラは作戦を立て直した。リーチ棒の1000点供託が出たなら満貫ツモでトップになるためメンゼンで仕上げる価値が出てきたからだ。 シンイチからのリーチに真っ向勝負を挑む構えにし猛アタック。2巡後、シンイチのツモがこぼれる。 見えたのは⑧筒。それは本命視していた牌だ。(まずい、ツモられたか……!)そうアキラは思ったがシンイチはそれをツモ切り。ホッとした。そして次巡。ついに追いついた。リーチしてツモればトップになる条件を満たした手だ。 「リーチ!」 アキラ手牌二三四四伍六⑤⑤⑥⑦⑧34  メンタンピンドラ1。これをツモってトップを捲る! そう息巻いてリーチした瞬間シンイチが少しだけだがニヤリと笑った。(なんだ? 何か見落としているのか)アキラに嫌な予感が走る。 「ツモ」 シンイチ手牌二三四③④⑤⑤⑥⑦⑧678 ⑧ツモ 
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その2 最善の敵アキラ編 第二十六話 アキラの出した結論

56. 第二十六話 アキラの出した結論  強いのにパッとしない。それはアキラの悩みだった。仕事としての麻雀も不安が残るほど悪い成績は出したりしないがトップ率がいまいち高くならず、圧倒的に勝つということが無いため、いつもそれなりにしか給与をもらってなかった。  一匹狼ならそれでもいいがアキラにはユリコがいる。1人で生きるわけじゃない。結婚やその先にある未来を考えるとこのままの収入では不足する。  アキラは悩んだ。このままじゃダメとは言え麻雀の急成長なんて素人でもなきゃそう簡単に起こらない。  悩んだ末に出した結論は、何よりもまずユリコとの幸せを優先すると決め、アキラは富士2とnanaのダブルバイト生活を辞めて正社員として就職活動をすることを決意する。 ──────  「本当に辞めちゃうのかよアキラ」  コテツは残念そうに言う。 「いつか結婚したいからって言ってもコテツには通用しない理由だよな…… 普通はそれ言うと納得してもらえるもんなんだけど。でも、悔しいけどこれが僕の現実なんだ」  コテツはアキラの知らないうちに結婚していた。と言っても書面上だけであり式や撮影などは行っていないため結婚式に呼ばれなかったとかではないが。とにかく、コテツは雀荘勤めのままでも結婚出来るし養っていけると自信を持っていた、その辺の逞しさや勇気がアキラには足りなかった。というよりそんな自信たっぷりな雀荘メンバーなどコテツの他には誰も見た事がないのだが。 「次の仕事は決まっているのかい?」「うん、製氷機の営業をやることにしたよ。まあ、普通のサラリーマンだ」「アキラに営業なんて出来るの? 人とのコミュニケーションは苦手な方じゃんか」
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その2 最善の敵アキラ編 第二十七話 ネット麻雀『鳳凰』

57. 第二十七話 ネット麻雀『鳳凰』  その後、アキラは休みの日に雀荘に遊びに行ったり麻雀大会に出たりする普通のサラリーマンになった。趣味で麻雀を少しするだけ。 レートも0.5に抑えて大きく増えることも危険な程減ることもない、ほんの遊び程度で満足した。  ────────────   月日は流れて数年後──   アキラは堅実に仕事をこなしているうちに基本給も上がり生活にゆとりが出来てきた。 給料が上がったタイミングでアキラとユリコは結婚した。2人で暮らす新居は東京都西東京市ひばりヶ丘に決定。そこを選んだのはユリコだった。「なんでひばりヶ丘なの? 大泉学園もいいと思ったけど……」とアキラが聞くと。「地名がかわいいから」という。小鳥が好きなユリコには『ひばり』という名前だけで住むに値するものだったのだろう。さらに、結婚をすればその土地に本籍地を移すことが可能なこともユリコは知っていた。つまり、自分の本籍地を『ひばり』にしたかったのだ。 千葉県から東京都に変わるのも格好いいし、ひばりヶ丘という名前もいい。 2人はひばりヶ丘駅から5分程度の場所にあるアパートを借りて結婚生活を始めた。 幸せだった。ずっと一緒になりたいと思っていた女性と家族になれたことが何より嬉しかった。 家に帰ると自分だけの女神がいる。それが何よりの喜びだった。 仕事での理不尽があっても(でもおれは家帰ると美人の妻がいるし)と思うだけで何でも我慢出来た。 ちょっとだけかじってたパチンコやスロットもやらなくなった。そんな時間があるなら妻とただ一緒にいるほうがいい。  しかし、麻雀だけは続けてた。それだけは切り離せなかった。アキラにとって麻雀は人生の教師のようなも
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その2 最善の敵アキラ編 第二十八話 ユリコの提案

58. 第二十八話 ユリコの提案  ユリコは口に出せない想いを抱えていた。  自分との結婚のために大好きな職場を離れて堅実な道を選んでくれたアキラ。愛されている。そのことは凄く感じるしありがたいとしか言いようがないけど。でも、心のどこかで苦しかった。  たしかに、うちの父は私をとても大切にしているから雀荘店員とは結婚を認めてくれない可能性は十分あった。それは社員だろうとバイトだろうと同じだ。それどころか責任者やオーナーだとしても良い反応は得られなかった気すらする。お金だけの問題ではないと考えそうな、そんな父だった。  でも、一方で私との結婚のためにサラリーマンになったアキラが本当に100%で幸せになれてるかと言うと、なれていないと思う。 (でも、だったらどうしたらいいの? どうするのが一番2人を豊かに出来るの?)  考えても答えは浮かばず、ただユリコはアキラの好意に甘えるようにした。 (でもね。違うの。私が凄く好きだなって思う時はあなたはいつもコテツくんのこと話してくれてた。あなたコテツくんと別れてからまるで人格を一つ失ったようだよ。夢中で麻雀のことを語ってる頃のあなたが眩しかったってこと。輝いてたよってこと。言っていいのかしら。……言えるわけない。でも……)  ユリコはどうしたらまたアキラが輝きを取り戻すか1人でずっと思案していた。すると、アキラが趣味で買い続けている『現代麻雀』という雑誌の最後のほうのページがたまたま風で開いた。そこにある文字は『南上虎徹』とあった。間違いなくそう書いてあった。風でページはまためくれて一瞬で違うページになるが見間違いではないはずだ、ユリコはもう一度そのページを探して記事を読んだ。 それは今期麻雀プロの新人王のコメント欄だった。  新人王、丸山圭一郎プロ
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その2 最善の敵アキラ編 第二十九話 新たな挑戦

59. 第二十九話 新たな挑戦  最近は富士2に行くのも1ヵ月に1回程度だしレートも0.5で打つのでコテツと同卓したりすることもほぼ無かった。というのもコテツはリスクの高い1.0のレートを専門的に担当しており、0.5という低リスクのレートは新人アルバイトに任せていた。なのでアキラは知らなかったのだが、最近コテツにはファンというか弟子というか、そんな感じの人がたくさんいて、不定期でコテツが開く麻雀研究会が大人気なんだとか。  あのチンピラだった丸山くんが今ではコテツの研究会の助手であり一番弟子であるというのだから驚きだ。丸山くんの取り巻きだった子も1人は研究会によく顔を出していて次回のプロ試験に向けて勉強中なのだという。 研究会は若者から高齢者まで広く親しまれ南上先生はみんなのヒーローであった。コテツの不屈の精神に皆憧れたし尊敬したのだ。  正直、コテツと打ちたきゃ富士2で1.0レート打てばいい。難しいことじゃない。だが、コテツに勝ちたいとなれば別だ。フリー雀荘の麻雀のルールはどうしてもトップ取り麻雀が有利な仕組みになっている。その方がギャンブル性があって客ウケがいいというのが理由としてあるかもしれない。だが、アキラの得意とする麻雀はラス回避麻雀だ。その守備力こそが持ち味でありフリー雀荘で勝負となるとどうしてもコテツの方に分がある戦いとなるだろう。でもこればかりは性格もあるので、アキラは雀荘メンバーを辞めたわけだ。 しかし、いまコテツの弟子が競技麻雀をやっているというではないか。競技麻雀はトップ取り麻雀のスタイルが有利になるとは限らない。なぜなら日本プロ麻雀師団のルールにはクラシックルールという30000点持ち30000点返しのルールを使う大会もあって、いわゆるフリー雀荘にある25000点持ち30000点返しという20000点差額トップ総取りシステムはそこに採用されていない。 こうなると守備力特化のアキラの麻雀にも勝機がある。だが、競技麻雀はコテツのステージではない。と思っていたが―― (そうか、弟子がいたか
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