けれどいつものゾクリじゃない。気持ちが悪い時のゾクリだ。それでも中はこんな時でも濡れてきてしまう。 それに気を良くしたのか、男は下履きを脱いで熱い塊を曝け出した。そしてそれを私の中に充てがう。「んん……」 それまで抵抗していた私だったが、この時点でもう一切の抵抗を止めた。 殴られ続けて疲れたのと、充てがわれた熱い塊がもう止まらない事を知っていたからだ。 それならば男たちの好きなようにさせて、さっさと終わってくれた方がマシだ。 そう思った途端、涙が溢れ出した。 ※ あれから二週間が過ぎた頃、俺は昼間は城で仕事をして夜には離宮に戻るという生活をしていた。もちろんほぼ毎晩ダリアを抱き、休日には誰にも邪魔される事なく快適な生活を送っていたのだが——。 その日、俺はいつもと変わらず朝から書類仕事をしてから執務室で重鎮達の進言という名の愚痴を聞いていた。「王、城に潜り込んでいたスパイはやはり隣国の手の者でした。早急に何か手段を考えませんと、このままでは内部から破壊されてしまいます!」 この国の重鎮の1人が言うと、次々に同じような声が上がる。「では何か策はあるのか? こちらに入り込んだ製薬会社には今数人のスパイを潜り込ませているが、未だ証拠が見つからない。今の状態であちらに宣戦布告などしたら、言い逃れをされて結局何も終わらない。違うか?」「そ、それはそうですが……」 冷ややかな俺の声に皆が黙り込む。そんな中、今度は別の重鎮が話し出す。「次は私が。王、離宮を再開されたのは何かの作戦ですか? それともただ女を囲う為ですか?」 そんな事を尋ねてきたのは側室候補の娘を持つ親だ。「どちらも違う。あの女はお前たちも知っての通り、唯一俺の寵愛を受けている女だ。サロンの実態が分からない今、あそこにあいつを置いておくことは出来ないから離宮に連れてきたまでだ。離宮の再開ではない」「ですが側室候補はどうします!?」
Terakhir Diperbarui : 2026-09-20 Baca selengkapnya