All Chapters of 先祖代々騙される家系の私ですが、お家の借金を返済し親孝行するべく冒険者になり強くなります!: Chapter 61 - Chapter 70

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第五十六話灯された希望の火

第五十六話灯された希望の火ゾーマが倒れた五十分前王都、騎士団長室にてコンコン「入れ」「失礼します。団長今回救援要請を出したのは砂羽城街(さわじょうがい)の一市民の方です。要請内容を見るに、エデンの園が関わっているのは間違いないかと」「……情報からして四天王のサナハとリアメルか」「そうですが、おそらくリアメルの方は違うのでないでしょうか?」「何故だ?」「リアメルの側にいたのが"テシウス"と呼ばれていたと。そしてテシウスと呼ばれていた方はリアメルのことを"ファジリス様"と呼んでいたと」「……それは由々しき事態だな」「はい。そこで我が隊から二名向かわせましたが……連絡が途絶えました」「そうか……すまなかったセオドア」「謝らないでください団長……向かう準備は整っております」「いつも助かっている。今すぐ向かうぞセオドア」隊の皆には砂羽城街の付近の見張りを任せた。俺と団長は一番危険であろう砂羽城街に向かった。そしてゾーマが倒れた現在の時間に戻る。「団長……これではもう」「諦めるな生存者がいると信じて探し続けるんだ」……!?「団長、生存者ですっ!!」俺が見つけた生存者は返り血を浴びており、重要参考人という名目で保護することにした。「……はっ!? ここは」「ここは王都の騎士団尋問室だ。砂羽城街で何が起こったのか聞くために息のあった君を保護した」視点はゾーマに切り替わるどうする、話すにしてもどこまで話す俺が悩んでいると男は「俺は君のことを知っているエデンの園のゾーマくんだろ? なにエデンの園所属だからと言って即牢というわけでもない。今回は倒れていた君の話を聞くそれだけだから安心して」ティサとアガルタが死んだことを聞いてほしかったが堪えていた。すると男が「今から話すのは俺の独り言だから流してくれて構わない。今回俺の指示で向かわせた部下が二名……行方不明になっている。俺が二人とその家族の人生を狂わせたと考えると苦しくなるんだ」「生きてる可能性を信じないのか?」「信じているとも、しかしあの二人は任務を放り出すような人間ではないのだよ」俺はこの男にその二人の特徴を聞いた。もし死んでいるなら俺の異空間にいるはずだからだ。そして特徴を聞いた俺は二人の特徴と一致する死体を異空間から出した「埋葬するために異空間に入れてました」
last updateLast Updated : 2026-07-27
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第五十七話動き出した思惑

第五十七話動き出した思惑俺はサイモンに誘われご飯を食べに行くことにした。当然その後は……"この場所"とやらに連れて行かれるみたいだが、サイモンに聞いてみることにしようか。「なあサイモン答えられたらで良いんだが、セオドアとやらに言われた俺を送り届ける場所ってどこか教えてくれないか?」「う〜ん、教えたいのは山々なんですけど……他の人に聞かれたらマズイんです。とにかく食べに行きましょうよゾーマさん」「なあサイモン食べるは和菓子店でもいいのか?」「大丈夫ですけど、意外ですね」「まあな、俺自身でも意外だ。和菓子は苦手だったんだがな」「……苦手だった。となれば今は好きなんですねゾーマさん」「ニヤけるな」俺が食べようと思ったのはティサが一番好きだった柏餅だ。俺は元々和菓子は苦手だったがティサと食べる内に苦手意識はなくなった。今回は任務終わりにアガルタと三人で食べる約束してたんだが…………どれだけ悔いても過去は変わらない。「着きましたよゾーマさん。それと悔いても辛いだけですから早く食べましょうよ!」六分後「これ美味いな……良い店知ってるなサイモン」「美味しいでしょ……切り替えれたことですし、行きましょうか」そして俺が連れて行かれたのはボスの住んでいる城だった。「おいここって」サイモンに俺を何故ここに連れてきたのか聞くと人が変わってように「大変だったんだぜ。あのセオドアを騙しながら場所変えるのはよ」口調が変わって俺が呆気に取られていた。「おいおいゾーマ身体変えただけで分かんねぇのかよ。あぁ、こういや分かるか姉貴は死んだぞ。もう蘇らねぇ……テメェの作戦は成功ってわけだ」「…………ファジ」「私は話す許可は出してねえ……ぞ!!」ドゴン「ガハッ」「本当は今すぐ殺してぇんだよ!! ボスがテメェに会いたいって言ってんだ。殺せるかよ」コンコン「ボスのお望み通りゾーマを連れてまいりました」「入っていいよファー」ガチャ〜「ボスその呼び方はおやめくださいと何度も申しております」周囲の空気が変わったのがボスを見て分かった「ファジリスもういい下がれ」「失礼しますボス」ガチャ「おいゾーマとやら喜べお前を四天王にしてほしいと要望があったぞ」「それは光栄なことですボス……ですが私には荷が重く到底務められるものではありません」「安心しろ
last updateLast Updated : 2026-07-27
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第五十八話迷子センターとして

第五十八話迷子センターとしてジャジャーン……キラキラ「久しぶりの出番だよスミカ!!」「やったねエル!!」「……というメタいのは地面に置いておいてボールのように蹴ってと……えい!!」ピューン「グルルル……ぐごぉぉぉ!!」この状況になったのは、五十分前に冒険者課で『突然増えた魔物の群れの討伐』の依頼を受けたからだ。「そろそろふざけるのはやめるよスミカ」「だね。……"蒼炎幻武(そうえんげんぶ)"!!」「それじゃあ私もスミカに合わせて」トントン「眠って(シュラーフェン)」「ぐっるる…………しゅーしゅー」ブォン……ザンッ!!パッチーン「「やった〜」」「前より魔法凄くなってるねエル」「それを言ったらスミカだって……」私とスミカは互いを褒め合っていた。その時空を見たことのあるドラゴンが飛んでいた。「ねえエル……あのドラゴンって」「あの時の……あれ? こっち来てるように見えるけど」ヴァサヴァサ……ドンッ「君たち、ダインの時の子たちだね。サイモン……あの時のオレンジ色の髪の人見なかったかい?」「私は見てないです。エルは?」「私も見てないけど、何かあったんですか?」「待ち合わせしてたんだけど全く来なくて、普段は遅刻せず来るやつなんだ。って君たちに言っても『そんなの聞いてないし知らない』ってなるよね」その話を聞いて私とスミカは「「私たちも手伝いましょうか?」「…………今回ばかりはお願いするよ。二人共一緒に飛龍に乗ってもらえる? 正式に冒険者課に依頼出すから」「ちょうど完了報告するところだし、いいよねスミカ」「聞くまでもないでしょエル」「ありがとう」「「乗ります」」「珍しいなケールナが喜ぶなんて……落ちないようしっかりベルトして掴まっててね」ヴァサ……ヴァサッ「「…………言葉を失っちゃう」」「ほんと息ぴったりだね私たち」「そうだね、スミカ」「……割って入っちゃってすまないけど、質問一ついいかい?」「謝らなくていいですから……それで質問とはなんですか?」「ダインの時、あと二人居たけど今も仲はいいのかい?」「今二人とものすごく仲いいです。それにシャルロッテとミリアはお付き合いを始めました。デートと修行も兼ねたいからと二人で依頼を受けてます」「そうなんだね、それは良かった。やはり民の幸せな姿を見られることが
last updateLast Updated : 2026-07-27
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第五十九話土産

第五十九話土産私とスミカは騎士団の人に正式に依頼を受けサイモンさんを探すことになった。「あのさエル……あの人からの情報少ないけど、どこから探すの?」「食べ物と闘技場が好きって言ってたし闘技場付近を探してみよっか」私は水魔法で生み出した水塊に音を収納し風魔法で振動させ"声"として聞いて収集をしながら商店街を販売されているたこ焼きを食べながら歩いて探している。「はふい、はふい…………熱いけどやっぱり美味しいね。……エルも一個いる?」「良いの?」「……食べてほしいから聞いたんだよ」私がスミカから一つ貰って食べようとしていた時聞こえた『何をするんだサイモン!!』この音の位置を音を集めている風に光で目印をつけた。パクッ「……行くよスミカ」「うん!!」私が目印を辿った先にあったのは墓場だった。そこには二人の男とゾーマがいた。ゾーマの行いを見たスミカが激怒しすぐさま斬りかかった。だが前に見たゾーマと様子が違い、何かおかしいと思い族長に報告し騎士団の人にも伝えるように言った。私は騎士団の人が言っていた特徴の人と目が合った。「おっ、これでボスへの土産が出来る上に喜んでもらえる。おいゾーマあの魔法使いの方のガキを生きたまま捕獲しろ」「りょ……う……かい」墓場の下と周辺に倒れていた死体が動き始めた。『とら……え……ろ』ゾーマの一言で死体が一斉に私たちに走ってきた。「魔力解放!! スミカお願い合わせて!!」「どーんと任せてエル!!」「「魔獄焉斬(まごくえんざん)」」『護れ』「スミカ補助魔法かけるから準備して!! "護翼結界(ごよくけっかい)"武神の鼓舞」「ありかとうエル!! 無双の陣・蒼炎幻武極炎斬(そうえんげんぶきょくえいざん)」「……ほう、おいゾーマテメェは町を攻撃しとけ。…………いいねぇ、その攻撃!! だが足りねぇ……もっと、もっとくれよ!!」私とスミカがその後も攻撃を繰り返したが、決定打にはならなかった。「なんだよ、この程度かよ。技名さぁ名前負けもいいとこだぞ!! そもそも使い手がテメェらだからこの程度なんだろうが……がっかりだ」「サイモン……じゃないな、お前は誰なんだ!!」「分かってんだろ……セオドア隊長」「あぁそうか……お前がファジリスか、一つ聞くがサイモンをどうした」「この身体を見て殺した以外に何がある
last updateLast Updated : 2026-07-27
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第六十話侵略

第六十話侵略俺の目の前にはサイモンの姿を奪ったエデンの園四天王ファジリスがいる。サイモンを殺された事実だけで冷静さを失いそうだが……今だけでも落ち着かなければ勝てない。俺はひとまず現状を把握するため周囲を見回した。ゾーマくんの目が催眠系の魔法にかけられている者と同じということは催眠を解く方法を見つければ俺が考えている時にゾーマくんの瞳の色が前に下を指差して「本体……別に」とそう口パクしすぐに催眠状態に戻った。指を指している先には水に包まれた人形があった。ファジリスに見えないようにゾーマくんの発言……それに水に包まれた人形もしゾーマくんの伝えたいことと合っているなら、ファジリスは別の場所に本体を保管していてその身体を始末すれば死ぬということか。「クソッタレ!! 当たんねぇ!! 降りてこいズリィだろうがよテメェ!!」「だから言っただろう始末すると!! …………全隊作戦開始、この民を死守しろ!! 絶対に死ぬな!!」「チッ、うるっせぇな!!」「お望みどおりドラゴンからも降りてやる」スタッ「これなら全力を出せる。……ガゼル悲しまないでくれよ、いつも感謝してるんだ」シュン「話してばかりで油断しまくりだぞ。死んだ後はその身体貰ってやる、感謝しろよ!!」ドゴンガシッ……グググ「調べはついてる、諦めろ」……強くなったなサイモン、すまないが第一能力(ファーストフォース)使わせてもらうぞ「魂の顕現(ゼーレインカーネーション)」俺の能力は上限二十四個収納・放出だ。能力も収納出来る、だが全ての能力を出来るわけじゃない。能力次第だが最低でも八個分は使う。能力は最高三個は収納可能だ。能力を収納するにはその相手の許可が必要であり、自らの身体で使えないものは許可を貰っても能力収納は出来ない。そして今使うのはサイモンの物だ。他人の肉体から魂を抜き取ること。抜き取った魂は別の肉体に入れることも可能だ。「この程度どうってことねぇんだよ!!(申し訳ありませんマスター……言いつけ通り時間は稼ぎました。私の最期マスターに見てほしかったですが、仕方ないですよね)私は死なねぇ、次会った時は必ずブチ殺す!!」ヴォンバタン「あとはゾーマくんを止めなければ」これ以上町を崩壊させるわけにはいかない!!そして場面はファジリスたちに切り替わる「ボス、先程タ
last updateLast Updated : 2026-07-27
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第六十一話来訪者

第六十一話来訪者私は町を四箇所制圧を終わらせてタマの元に向かった。タマの強さなら大抵の奴らには勝てるだろ。今までの私の素体と魔力で作った自動人形(オートマタ)だからな……中身が抜かれなければだが。私だって自室に置いてある本体人形を壊されたら……さすがに死んじまうのと同じだからな。姉貴は相性の悪い相手とばかりと当たって死んじまった。もう誰も死んでほしくねぇ、私が護らねえと。私はタマが向かった町に転移した。「おい、タマ……何、してんだ」私が見たのは、"人形"だった「許可なく死ぬなよ。またマスターって呼べよ」いくら短い付き合いだとしても"マスター"と呼ばれて懐かれるのに悪い気はしなかった。素体を手に入れてまた蘇らせてやるから、待っててくれよ。この町の人間を殺して素体を手に入れる。ちょうど目の前にいるあいつでも…………なんでここにルミエルが……最優先の命令が『ルミエルを連れてこい』だ。命令に背けば、テシウスたちが殺される。私が殺されるのは別にいいが、部下が殺されるのは…………ははっ、とうとう精神まで身体に影響が出始めたか。いや思い出せば……『部下を死なせたくねぇんだよ』みたいなあいつらのことばっかだな。元々あいつらのこと大切だが、今のリアメルの身体を使い続けたらボスを裏切っちまうほんと"奪った身体の持ち主に性格が似てくる"ってこの能力のデメリットはどうにかならねえのかよ!!……いっそのこと本体に戻るか?そうなったら一度であの世に逝っちまうが、乗っ取られず"自我"を出せる。あいつらは全員助けたし後はタマを回収して、本体に戻ろう。私は見つからないようにタマを転移させ、帰った。ボスにバレれば……粛清されるかもしれねぇな。そんときゃ、あいつらが粛清されねぇようボスに話をするしかねぇな。場面はリリーに切り替わる「お二人とも、このお餅美味しいですね」「美味しいですけど……見た目が」「なっ、なんでオレを見るんだよノコノコ!!」「見た目が似ていると思って……共食いにしか見えなくて……んぐっ」「わっ、笑うな!! リリーはそうは思わないよな!?」「共食いとは思わないです。私は可愛いと思いますけどね、クリボーに似て」「おっ、おう嬉しいこと言ってくれるじゃねえか」そして私は思い出した、楽しく時間はそう長くは続かないことを。「よ
last updateLast Updated : 2026-07-27
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第六十二話食べ頃

第六十二話食べ頃私は町中でセシリアと出会ってしまったことから場所を変えてあの時の決着をつけることに。「ここなら邪魔は入らないですよ、セシリア……今回で終わりにしましょう」「最初からそのつもりよ」私は町の付近の平野に誰も入れない結界を作った。「ねえリリー……私の渡した槍使ってくれてる?」「時々ね、今はこの傘を愛用してます」「そっかそれなら…………よかった!!」ドンッ!!「重いっ」「当然鍛えてるもの」私はセシリアの槍を薙ぎ払い、空中歩行で様々な属性を付与した矢を連射しながら"異空間魔法・装備"から小太刀百本をとりだした。「装備操作(ウェポンマネージ)」私はこの魔法で取り出した武器百本でセシリアを攻撃した。「それでこそよリリー!! もっと、もっと楽しませて!!」全て弾かれましたか……予想通り「なっ、武器が!?」「セシリアなら全て弾くと思っていたので、弾いた瞬間に装備を錆びる液体を出すように内側に仕込んでおいたのですよ。落ちている武器は直に壊れますから拾っても無駄ですから」カランカラン「だったら武器なしで食べるだけだから問題なし!! "身体強化(フィジカルブースト)"」「さてセシリア、私が仕掛けた罠を避けられますか?」「罠ぐらいどうということはない!!」パキッセシリアはさっそく私の仕掛けた一つ目の矢の罠を発動させた。この罠のために最初に属性付与の矢を連射したのだから。矢を踏んだ際に落ちている全ての矢が踏んだ相手を狙い続ける。睡眠・毒・麻痺・混乱・燃焼を矢に付与してある。一度当たれば耐性無視で状態異常に出来る「セシリア殴っただけでもダメですから……この罠どう対処しますか?」「小太刀を使えば……いやこの小太刀にも仕掛けているのでしょリリー」「さてどうでしょうね? 試してみたらいいのでは?」「だったら試してやろうとも!!」セシリアは小太刀を振り矢を斬ろうとしていたが「なにこの小太刀脆すぎて使えないっ!! ……痛っ!?」矢は小太刀を破壊し命中した。セシリアの顔色が徐々に悪くなり痛みを我慢しながら立っているのを見た私はセシリアに当たった矢が何かを理解した。「様子を見るに毒ですねセシリア…………負けを認めるなら解毒薬あげますけど、どうされます?」「この程度……こうすれば!!」セシリアは壊れた小太刀で傷をつけ血
last updateLast Updated : 2026-07-27
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第六十三話町の異変

第六十三話町の異変私はセシリアとの勝負を終わらせノコノコとクリボーを連れてロッテたちのところに向かうことにしました。そして場面はミリアとシャルロッテに切り替わる私とロッテはルミエルとスミカと離れ依頼を受けている。別々で依頼を受けているのは旅を続ける際のお金が足りなくなったのが理由です。当然……その、恥ずかしながらデートも兼ねていますが……改めて思いますがデートって言えるだけでも嬉しいです。……戦いに集中しないといけませんね「あのロッテ……背後は私に任せてください!!」「あぁ、ミリアがいてくれるだけで俺は安心できる!!」「ガルルララァァァァ!!」「ロッテに近づかないで……風の矢(ウインドアロー)!!」私はロッテを襲おうとした魔獣を射抜いた。「ミリアありがとな」その後私とロッテは依頼を達成して冒険者課で報告していた時ミドラ族長から『みんな、聞いてくれ四天王ファジリスの手によりゾーマの目の前でティサ、アガルタが死んでしまった。ゾーマは何かしらの術で操られており町の制圧の為に利用されている。出会った際は止めてくれ』と連絡があり話を聞いたロッテが激怒している。接点自体はあまりありませんでしたが、ゾーマさんがティサさんを大切にしているのを知っていましたから大切な人を目の前で殺され操られる。もしも私だったらと考えれば怒りたいのは分かりますが「ロッテ今は抑えてください」「抑えないといけねぇのは分かってる。ちょっと待ってくれ」ロッテは深呼吸を繰り返し落ち着き始めた。私とロッテはロッテのオーラに怯えた周囲の人に謝罪した。その後ミドラ族長から『二人とも金糸雀町(かなりあちょう)でリリーたちと合流してくれ』私たちはミドラ族長から言われた町に向かうことになりました。「なあミリア俺あの町前に行ったことあるんだけどちょっと苦手なんだよ」「どうしてですか?」私がロッテに聞くと「あの町本当にラーメン屋の店員みたいに賑やかで元気なのがいいと思うんだが、そこがちょっと苦手なんだ。ミリアが行ったことないんだったら忠告しておく、鼓膜破れそうになるからな」「分かりました、準備しておきます。やはりロッテと一緒にいられるのは幸せです、この後も一緒に居てくださいね」「俺とミリアが一緒なのは当然だろ。というか俺の方が一緒にいてくれって頼みたいぐらいだよミリア…
last updateLast Updated : 2026-07-27
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第六十四話合図

第六十四話合図「ロッテは住民の避難を。私は魔法で火を消しますので!!」「ミリア怪我には気をつけろよ。危なくなったら絶対俺を呼べよ、絶対だからな!!」私とロッテは役割を分担して別れた。一人でも多く助けるため『もう少しロッテと一緒に居たい』なんて言っていられません。「………………けて!!」どこからか声が「どこですか、今助けます!!」索敵魔法を最大にして探しましょう「見つけました、今助けます!!」……ドンッ「あっ、あり、ありがとうございました!!」彼女の感謝を聞いた後ロッテのことを伝えた。「教えていただきありがとうございます。死にたくないので探してみます」この火が何度も消えないと焦っていたので、一旦冷静になるため深呼吸をしたことで索敵で分かったことがある。それは"不滅の焔"の刻印が施された刻石を使い結界が張ってあること……刻石を破壊しなければ火を消せず強くなる一方ロッテに教えなければ、私は水魔法で刻石があることそして壊さなければならないことを。ロッテなら気づいてくれる、そう信じて魔法を放った。実際には刻石のこと以外にも教えたことがある。○○○○○○○○○○○ということだ。ロッテに伝わればよいのだけれど。そして視点はシャルロッテに切り替わる「ミリアから合図か…………本当なら考えないようにしないとな。刻石のことミリアに教えてもらって正解だったな」俺は刻石を破壊するため探すことにした時ノアとノラの姿が見えた。その時族長から「ミリアからなんて言われたんだ?」「刻石があるのと俺に助けを求めてるやつがいるってことだ」考えないって難しいなするとノアが話しかけてきた。「突然で悪いけど誰かに聞かれたらマズイことを今から言う。その前に聞かれないよう音遮断結界を張る。安心しろ自動的に誤魔化す機能もついた特別製の結界だ。それにノラもいるしな」「これで聞かれないんだな」「ああ」ふぅ、これで考えることが出来る「伝えることがある、ジンたちは最初からこの町に来られない。ジンたちがいる町も刻石が見つかった。しかも"魔寄せの刻石"だ。仕掛けたやつはここのと同じ」「ってことは内通者ってことだろ」「よく分かったな」「ミリアが伝えてくれたからな」「あの人のことだ何か考えがあってのことなのだろうが、敵になったら私たちに勝ち目はない。この結界
last updateLast Updated : 2026-07-27
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第六十五話焦り

第六十五話焦り俺は結界を出て合流することになったけど場所をノアに聞いてねぇな戻って聞くか「すまんノア合流場所ってどこだ?」「場所はこの町を出てすぐの仙笠樹の森(せんりゅうじゅのもり)だ。笠地蔵のような木が目印だからな。私とノラはこの町周辺の魔物と"魔寄せの刻石"で引き寄せられた魔物を殲滅してから向かう。合流時刻は十九時それまでは自由にしてもらっていい」「説明してもらって悪いな、それと教えてくれてありがとなノア」「どういたしまして」「それとノア俺たちは町を手伝うから安心して討伐に専念してくれ」「それはありがたいけどミリアと…………」「いいんだ。俺は昔から困ってるやつに手を差し伸べちまう……そんなミリアと居られりゃそれで」俺とノアが話しているとミリアが走ってくる姿が見えた。「ミリアのとこ行ってくる。話はまた後ででいいかノア?」「別に私のことはあとでいいから、会いに行って」ミリアに会うために俺はノアの結界を出た。結界を出るとミリアが焦っていた。理由を聞くと『何度話しかけてもおかしな返事ばかりなのはなぜなんですか!!』ってことだった。おそらくさっきのことだろうなと思った俺はミリアに話した。「そういうことですか……安心しました」「ところでどんなこと言ってたんだ?」「この町の人の約半数以上が無事だったと私が言ったら……『大丈夫、大丈夫聞かれてないから攻撃しない』ってよく分からないことをロッテの声で聞こえたから……もしかして私のことがどうでもよくなったのかと本気で焦ったんですからね!! それとこれは町の人から頂いたロッテの分の感謝状です」「手作り感がすごいな……やっぱ気持ちが暖かくなるもんなんだな」「私も暖かくなりました……ですが、全員を助けられませんでした。消防の方に伝えたら『その刻石とやらがなけりゃあの火は俺たちで今まで通り消すことが出来たんだ。嬢ちゃんが謝ることじゃねえ』そう言われたのですけど、私がもっと早く見つけていれば一人でも多く助けられたかもしれないのにって」ミリアにこんな顔をさせるきっかけを作ったあいつを俺は許せねぇ「ミリアは悪くねえだろ!! 自分を責めないでくれよ、それに悪いのは……」「それ以上はダメですよ、どこで聞いてるから分からないのですから。ロッテ早く行きましょう、私たちに出来ることをやるますから!!」「
last updateLast Updated : 2026-07-27
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