Semua Bab 元剣聖のスケルトンが追放された最弱美少女テイマーのテイムモンスターになって成り上がった件: Bab 11 - Bab 20

55 Bab

11.薬作成

「あっ……とっ……ちょっ……とかな?」 聞いてきたのはミリア。  俺がおぶって走ってるから、言葉が途切れ途切れだ。 あぁ。見えてきたぞ。  薬って誰に頼めば作れるんだ?「んー? 誰だろうね?」 おいおい。  今から探すのかよ。「なんかー。道具屋さんに回復薬とか売ってるじゃない? だから、道具屋で聞けば分かると思うんだけど……」 じゃあ、まずは道具屋な。 もう街に着く。  街に着くとミリアを下ろした。 ミリア、道具屋どこだっけ?「こっち!」 おぶられてただけで体力がまだ有り余っているミリアは駆け出す。  入口からメインの通りを通って途中で右。  少し走ったら左に道具屋がある。「はぁ……はぁ。はぁ。明かりが消えてる……」 裏が家じゃないのか? 裏に走って扉を叩く。  ドンドンと叩く音が暗くなった街に響き渡る。「おうおう。なんだ? 今日は店じまいしたぞ?」「石化病を治す薬を作りたいんです! 作れる人を教えてください!」「あぁ? でも、ありゃ、ミストン花がないと作れねぇぞ?」「これです! 採ってきました!」「おぉ。そりゃ本物だ。よしっ。なら、ここを左に一ブロック行って、左に曲がって、二ブロック行ったところを右に曲がる。角から三件目の家が薬の調合をしてる婆さんがいる。頼んでみな」「わかりました! ありがとうございます!」 礼を言うと走って教えてもらった家に突き進む。  ミリアの後を追う。  着くと、すぐさまコンコンッとノックするが、返事がない。 婆さんだって話だったしなぁ。  もしかしたら寝ている可能性もあるぞ。  これで出てこなかったらヤバいぞ。 焦っていると。  骨がカタカタ鳴っている。「ナイル? うるさいよ?」 すまん。  なんか気持ちが焦ってたら骨がカタカタ
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-08-13
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12.石化した理由

コンコンッ 今は夜中という程ではないが、街が酔っぱらいで賑わっている時間ではある。  その為、あの少女が起きているかは心配な部分があった。 ガチャと静かに扉が開いた。  そこには疲れ果てた顔をした少女。  ミリアはおもわず、抱きしめた。 こんなに辛そうな子供を見ていたらそうなるよな。俺もこんな身体じゃなきゃ優しく抱きしめてあげられるんだけど。 痛いだろうからね。骨だし。「大丈夫? ララちゃん?」「うん。どうして名前?」「薬作ってくれたおばあちゃんに聞いたんだ。お母さんに早く薬を飲ませよう?」「薬……作れたの?」「えぇ。どこに寝ているの?」 奥に案内してくれた。  扉を開けると頭以外はほぼ石化している。 こりゃ危なかったな。  急いで正解だった。「それじゃあ、お母さんに飲ませるね?」「うん」 心配そうな顔をしている。  そりゃそうだよな。  冒険者の持ってきた得体の知れない薬だ。 ましてや俺達はララちゃんのことを何もしらない。しかも、無報酬で気持ちよくミリアが請け負っているというイマイチ、信用できる要素がない。善意だけで受けてるからな。 リーフさんの口に作ってもらった小瓶の中身を流し込む。  ゴクッゴクッと飲んでいく。「はぁ。飲んでくれてよかった」 ミリアが安堵しているとリーフさんの体が仄かに光出した。  暗い室内でリーフさんから放たれた光が俺達の顔を照らし出す。 ララは悲痛な顔で見ていた。  助かるか心配だよな。「大丈夫。きっと大丈夫」 ミリアは「大丈夫」と言い聞かせながら両手を握りしめて祈っていた。 パキッとリーフさんの体から音が聞こえた。  続けてパキパキッと鳴ったかと思うとポロポロと身体中の石が剥がれ始めた。「お母さん……おかあさん!」 ララちゃんが縋り付き揺する。
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-08-14
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13.目に傷のある男

「ララちゃんとリーフさんは衛兵さんに頼もう! まずは、目に傷のある男を探すわよ! 許せないわ!」 ララちゃんの家を出るなりそう大声で言い放った。 あぁ。そうだな。 あっちから現れてくれれば楽なんだがな。 そう思って実行したこの大声作戦。 恐らく、動向を監視しているであろう者が俺達を止めようと襲いかかってくるのではないかとよんだ。 だから敢えて大声で言ったのだが。 どうだろうか。 チラリと去っていく黒い影が見えた。「聞こえたかな?」 大丈夫だろう。 これで、俺達に標的はかわると思う。 そして、ホントに捜索もする。 見つかるのは早いのに越したことはない。 でも、今日は休もう。 魔力がない。「今日のところは宿に戻ろっか」 その日はよく食べて良く寝た。ミリアが。 俺はただ休んでいただけ。  ミリアさん、今日そんなに動いてなくない? ほとんど俺がおぶってたじゃん。 でも、食べれるのいいなぁ。 その日に襲撃は無かった。 次の日。 まず、薬を売りに行った。 それが、なんと一瓶が金貨一枚で売れた。 三つ売ったから金貨三枚。 日本円で大体三十万くらいだ。 それを元手に買い物しながら情報を聞くことにした。 まずは、メインストリートにあるお肉屋さん。 老舗の雰囲気漂うお店には肉を使った料理が並んでいて、行列ができている。 ここならお客さんとしてあの男が来ているかもしれない。「おばちゃん、このホーンラビットの照り焼きを一つください!」「あいよ。どうもねぇ」「おばちゃん、この辺で目に傷のある男を見たことない?」「んーーー。さぁ。見たことがないねぇ」「そっか。ありがと!」 ここはダメだったか。 そのままメインストリートのお店で買い物をしながら
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-08-15
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14.ランクアップと武器購入

「アンさん、おはようございます」「あっ! ミリアちゃん! この前の依頼大丈夫だったの!?」「はい! ナイルが居ますから、問題なかったですよ?」 目を見開いて驚いたアンさん。  驚くよな。スケルトンだし。「その……スケルトンのことよね?」「はい!」「疑うわけじゃないけど、ギルドカード見せてもらってもいいかしら?」「はい! どうぞ!」 ミリアがギルドカードをアンさんに渡すとカードを装置の上に置いた。  すると、ブンッとウィンドウが開いた。「あぁ、そういえば、隣の国でドラゴンによる被害が出ているみたいよ? この前のアンガー山はその国の国境付近だったけど、大丈夫だったのね?」「はい! 問題なかったです!」「そう。それはよかったわ」 カードが読み込まれたので、討伐記録の所をタップする。「えっ!? ホワイトボアに……レッドホーク? それにポイズンスネークや、ブラックコングまで……最後に…………グリフォンも」 ウインドウの下部には冒険者ランクがEと表示されていたのだ。先程まで。今はそれが変わり 、Cと出ている。「総合判定はCランクよ。そりゃこれだけ倒せばツーランクも上がるわよ! はははっ! どうなってるのよもぉ」 なんだか頭がおかしくなったかのように笑っている。大丈夫かな?アンさん。「はい。あのミリアちゃんがねぇ。依頼達成してないのに討伐記録だけでCランクなんて、中々ないことよ?」 そう言いながらギルドカードをミリアに渡す。「そうなんですか?」「えぇ。上のランクの魔物を倒さないとこの装置ではランクアップ中々しないんだから。ナイルくん様様ね? そのナイルくんの剣は、どこにいったの?」「それが、ナイルの技に耐えられなくて粉々になっちゃったんですよ」「技に耐えられなくて……粉々? 剣が?」「はい! だから、新しいの買わなきゃいけないんです! では、また!」 そう言って受付に
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-08-16
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15.ドラゴン襲来

 それは、張り込みして八日目の深夜だった。  暗くて見えないが、人が二人、会って何か話している。 少し近づいてみると、少し会話が聞こえてきた。「…………はどうした?」「けいこく…………た」「だい…………か?」「…………ない。…………のこどもは…………か?」「あぁ。…………おーくしょんで…………うる」 ん? オークション?  どこでやるんだ?「じゃあ、明日」 そう言って別れた。  何処かでオークションがあるのか?  一体どこでやるんだ? 待てよ。  オークションってことは、出す側だけじゃない。落札する側の人間が居るはずだ。そいつらを探せば……。 一旦は、その場を後にする。 明日、裏通りを探っていれば人の流れで分かるはずだ。 その日宿屋に戻るとミリアと打ち合わせをしてから寝た。 次の日は街が異様な空気だった。  何故か。  街の外から来た者が数多く闊歩していたからだ。 奴らは裏に行くと何回か路地を曲がると一件の家に入っていったのだ。その家の前には屈強な男が一人。受付なのだろう。何かを見せて家に入っている。 しかし、家の規模に対して入っていく人数が多すぎる。これは、地下だな。地下オークション。それを領主が行っているのか? 何をオークションにかけるのかわからないが、ろくなものでは無いだろう。中に入れるか? あの男を倒せば異常事態だと知らせることになる。 どうすれば…… その時、空を大きな影が覆った。それだけじゃない。気付けば、街は火の海に包まれていた。 何が起きた!? 上空をみると全長十メートルはありそうなドラゴンが旋回している。飛びながら口から火を放っている。 ファイヤードラゴンの成体だろう。  よく見るとキョロキョロと街を見ている。 なにか探しているのか?「グルルゥゥゥアアアア!(私の子供をどこにやったぁ!)
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-08-17
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16.救出作戦

 扉を開けた先には、大勢の人とステージには宝石の数々が並んでいた。 ステージの宝石に対して客が値段を提示している。そうして、値段がドンドンとつり上がっていく。 客席側からはステージを通らない限り、裏へは行けない構造みたいだ。    どうする?「もう、あそこに乗り込んじゃおっか?」 ボソッとミリアがそう言った。  確かにな。外の騒ぎにも気づいていないようだし、騒ぎを起こしても問題ないだろう。 ミリアは、背中にしがみつくんだ。「うん!」 背中にしがみつくミリア。  骨はこういう時に便利だ。  骨に足をかけることができる。 客席に足を踏み込む。  ローブを着ているから誰が来たかは分からないだろう。そのまま客の席を駆け抜ける。そして、ステージに跳躍した。「なっ!? なんだ貴様!?」「ドラゴンの子供はどこ!?」「何故それを!?」 ステージにいた男に剣を突きつける。  少しくい込ませる。「ぐっ!」「どこ?」「ステージ脇から入った通路の一番奥の部屋だ」 そのまま切り伏せるとステージ脇に駆ける。  通路が続いている。「何者だ!? 敵襲!」 各部屋からゾロゾロと武装した人が出てきた。  これは邪魔だな。  片っ端から切り伏せる。 剣術を出すまでもない。  コイツらはただのゴロツキだ。  あの傷の奴は何処だ? 次に会ったらたたっ斬ってやるのに。 そう思っている間に奥の部屋に着いた。  ドアを斬り破る。「なん────」 そこに係として居たんだろう奴を切り倒し。  置いてあった布を被っていたものを取り、中を確認する。  赤みがかった鱗の小さなドラゴンがいた。「おぉー。このドラゴンで間違いないね」 あぁ。脱出だ。 カゴを持って出る
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-08-18
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17.出立

 出立の準備を終えた俺達はギルドにその事を報告しに来ていた。「アンさん、私達この街を出て王都を目指すことにしました! 竜の鱗を加工できる職人を探すつもりです!」「そうなのねぇ。寂しくなるわぁ。あっ! ギルドカード貸してくれる? この前、盗賊の懸賞金払うの忘れてたのよ。ごめんね?」「えっ? 懸賞金?」「そう。賞金首だったみたいよ? 倒した盗賊。凄いわねぇ」 えっ?  アイツら賞金首だったの?  あんなに呆気なかったのにな。「すみません。知らなかったです」「いいのよ。こっちの落ち度だから。盗賊団に金貨五十枚だったのよ。ちょっとまっててね」  そういうとアンさんは奥に消えていった。 五十枚?  大金だな!  やったな! ミリア!「これで……食事は外食しても大丈夫だし。遠出前に食料を買っておこう。一々狩った肉を食べなくてもいいなんて……幸せ」 ミリアの目から小さな雫が頬をつたった。  そんなに嬉しいか。  肉もいいじゃないか。  俺食えないけど。骨だから。「お待たせ。はい! 金貨五十枚ねぇ」「ありがとうございます! はい。ナイル」 そのまま俺に袋を渡してくる。  おられが持っていた方が安全だということだろうが。良いのかそれで?「じゃあ、私たちは行きます!」「うん! 気が向いたら戻ってきてよ?」「……はい。気が向いたら」 ミリアは曖昧に微笑むとカウンターに背を向けて出口に向かった。「おい! テイマー」 ガッチリとした冒険者に行く手を阻まれる。 はぁ。まだ俺達に手を出そうって言う奴がいるのか。学習能力がないこったなぁ。 剣を構えようと────「ありがとう! この街を救ってくれて! そっちのスケルトンも!」「「「ありがとう!」」」 前にいた冒険者達皆が頭を下げた。  これまでの分の謝
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-08-19
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18.野宿とスキル獲得

 空が薄暗くなってきた頃。 街道を少し外れたところで視界を遮れる草むらのあるところを探す。「あそこがいいんじゃない?」 草が生い茂っているゾーンがあった。 視界を遮れる場所だ。 火を起こしたあとがある。 ここならいいかもな。「よーっしっ! 薪になる枝を探そう」 待て待て。一人で行くな。「あっ。ごめーん!」 なんか……このやり取りいい。「ん?」 いや、なんでもない。行こう。「うん!」 枝をその辺から集めてきて石も探してきた。 石でコンロを作り出して枝をピラミッド型に積み上げる。 火をどうつけるかだが、それは魔法が出来れば一番いいんだが。そうもいかない。魔道具のライターに近いものを使ってつける。 魔法陣が描いてあり魔力を流す事で炎が出てくるのだ。便利なんだよなぁ。 パチパチと枝が音を鳴らしながら俺たちを照らしてくれている。ほのかに温かく、ユラユラ揺れる様は俺達の心を癒してくれる。 ボーッとしばらく眺めていると、ハッと気付いた。飯作んないと。 買ってきていたフライパンを作ったコンロの上に乗せる。 熱がフライパンにつたわり、すぐに熱くなった。肉を投入する。ジュージューと香ばしい香りを漂わせながら美味しそうなキツネ色になっていく。「わぁ。いい匂い!」 調味料もなかったのだが、今回は金があったから買ってきたのだ。塩をかける。それだけでどれほど美味しいことか。 はい。どうぞ。 フライパンから皿に肉をのせる。 ミリアの口からはジュルリと言う音が聞こえる。 行儀が悪いよ? ミリア?「エヘヘッ。ごめーん!」 まぁ。許すけど。 ミリアは肉にかぶりついた。 買ってきた肉だからホーンラビットの肉かな? 引き締まってて美味しいらしい。 美味しそうだなぁとは思うのだが、不
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-08-20
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19.人助け

 この日も街道をミリアと念話をしながら歩いていたのだが、喧騒は急にやってきた。ガタガタガタッガタッガタガタッ 馬車の車の音が後ろから迫ってきていた。「何あれ?」 ミリアも俺も疑問に思ってみていると、上空から炎弾が飛んできていた。 あれに追われてるのか!?  厄介な!「あれって……ワイバーン!?」 小さい版のドラゴンである。細かく言うと翼の形とか顔の形とか違うんだが、まぁ、だいたい一緒。  Aランクのモンスターだ。 馬車の前に出るように陣取る。「助太刀します!」 ミリアがそう宣言すると馬車の御者が口を開いた。「すまない! 護衛を付けていたんだが、やられてしまったのだ! あれはAランクです! 無理をなさらないで一緒に逃げましょう!?」「大丈夫です。私のナイルは、守るものがいた方が強いのです!」 まぁ、そうなんだけど。『四面楚歌《しめんそか》を発動します』 世界の声が聞こえた。  俺の体が赤い炎で包まれる。「なんですか!? あれは!?」「ふふぅん。見ててください! ナイルは強いですよ!」 上空にいるワイバーンと睨み合う。  今の状態ならあそこまで跳べると思う。「グゲェェェ!」 ワイバーンは急降下して突進してきた。 真正面からやってやろう。 タイミングを見計らう。  勝負は一瞬だ。 ストロング流剣術 剛剣術 「カタタ(紫電《しでん》)」 状態を前に倒して踏み込んだ、その一瞬でワイバーンは横に真っ二つに。そのまま墜落して土埃を上げた。 剣を確認する。 うーん。大丈夫そうだな。  ワイバーン斬っても刃こぼれなしか。  優秀な剣だ。これならかなりやれそうだな。   「なっ!? 何者ですか!? あなた達!? まさか、有名なS級冒険者とかですかな!?」「あ
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-08-21
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20.お嬢様の野営

 話しているうちに日が沈んでしまったので、野宿をする事となった。そこで疑問に思ったのだが、お嬢様って野宿するのか? 御者の人とお嬢様の後ろに控えているお付の女性もいるし。どうすんだろ? 「今日はこの近辺で野営になりますけど、皆さんはどうされるんですか?」「はっ! 私共もテントを設営しまして、野営をさせていただきます!」 それに答えたのは御者の人で、テントを張るらしい。それならもう少し木々がある方に行こう。 ミリア、こっちに案内してくれ。「あっ、こちらへどうぞぉ」 ミリアが俺の後を付いてきて案内してくれる。  いい草むらと気の感じのところを見つけた。 ここにしよう。「今日は、ここで野営にしましょう! ここでなら、少し大きなテントを張っても問題ないようです!」「先程から不思議に思っていたのですが、スケルトンと意思疎通が出来ているのですか?」「はい! 普通に念話で話してます!」「はぁ。凄いですなぁ」 御者に感心されてしまった。 野営するところを少し綺麗にして布を敷いたり丸太に座ったりしながら少し落ち着いた頃。「あっ。申し遅れました。私共はアーノルド家の者でして、わたくしは執事をしております。ダンテと申します。こちらはアーノルド家、当主代理のリンス・アーノルド様で御座います」 さっきまで御者だと思ってた人は執事さんだったんだな。身の回りの世話もしながら馬車の手綱も握って大変だな。「ご紹介に預かりました。リンス・アーノルドですわ。この度は助けて頂きまして、誠に感謝致しますわ。王都に戻ったらしっかりの謝礼をするようにお父様にお願いしますわ」「助けることが出来て良かったです! 私はミリアっていいます! ちょうど荷物も載せれましたし助かります! 逆に感謝したいくらいです! ねぇ、ナイル?」 あぁ。そうだな。  本当に丁度よかったわ。「ナイルと言いますのね。なんと言ってますの?」「丁度よかったって言ってます」「本
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-08-22
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