「あっ……とっ……ちょっ……とかな?」 聞いてきたのはミリア。 俺がおぶって走ってるから、言葉が途切れ途切れだ。 あぁ。見えてきたぞ。 薬って誰に頼めば作れるんだ?「んー? 誰だろうね?」 おいおい。 今から探すのかよ。「なんかー。道具屋さんに回復薬とか売ってるじゃない? だから、道具屋で聞けば分かると思うんだけど……」 じゃあ、まずは道具屋な。 もう街に着く。 街に着くとミリアを下ろした。 ミリア、道具屋どこだっけ?「こっち!」 おぶられてただけで体力がまだ有り余っているミリアは駆け出す。 入口からメインの通りを通って途中で右。 少し走ったら左に道具屋がある。「はぁ……はぁ。はぁ。明かりが消えてる……」 裏が家じゃないのか? 裏に走って扉を叩く。 ドンドンと叩く音が暗くなった街に響き渡る。「おうおう。なんだ? 今日は店じまいしたぞ?」「石化病を治す薬を作りたいんです! 作れる人を教えてください!」「あぁ? でも、ありゃ、ミストン花がないと作れねぇぞ?」「これです! 採ってきました!」「おぉ。そりゃ本物だ。よしっ。なら、ここを左に一ブロック行って、左に曲がって、二ブロック行ったところを右に曲がる。角から三件目の家が薬の調合をしてる婆さんがいる。頼んでみな」「わかりました! ありがとうございます!」 礼を言うと走って教えてもらった家に突き進む。 ミリアの後を追う。 着くと、すぐさまコンコンッとノックするが、返事がない。 婆さんだって話だったしなぁ。 もしかしたら寝ている可能性もあるぞ。 これで出てこなかったらヤバいぞ。 焦っていると。 骨がカタカタ鳴っている。「ナイル? うるさいよ?」 すまん。 なんか気持ちが焦ってたら骨がカタカタ
Terakhir Diperbarui : 2026-08-13 Baca selengkapnya