アーノルド家の人達はぐっすり寝れたようでよかった。 見張りは俺が引き受けたのだ。馬車に乗せてもらうのだから、それくらいしなければ。「それでは、出発しますぞ?」「はーい!」 元気に返事をしたのはミリアで、俺はその横に座らせてもらっている。なんども言うが、この体は疲労が無いからいい。 魔力は動かなきゃ回復するからな。 馬車は順調に進んでいた。「ミリアは冒険者としては長いんですの?」「うーん。そうねぇ。長いといえば長いかなぁ。一年は経ってるけど、何にもテイムできなくて、弱くて。それで、荷物持ちしてたんだ」「そうなのですか? なんと。あなたみたいな華奢な子が荷物なんて持てますの?」「はははっ。そうなんだよねぇ。大して持てなくて。だからお金稼げなくて……」 リンスさんがフンッと鼻息を荒くしている。 何かお気に召さなかったかな?「女性に荷物を持たせるなんて見下げた冒険者もいるのですわね! 何もしなくてもお金を上げればいいのですわ!?」 はははっ。 さすがお嬢様。 まぁ、ミリアに荷物持ちは無理だろうっていうのは同感だけどな。「そういう訳にも行かないよぉ。今だって、ナイルがいないと何も出来ないし」 でも、俺の事をテイムしたのはミリアだから。ミリアがしてるのと変わらないさ。俺は逆についてってるだけって事だからな。「ふふふっ。たしかに、そうね? しっかりとついてきなさい?」 ははぁ。お嬢様。「ナイルさんはミリアの侍女みたいなものなんですの?」 俺がお辞儀をしたからそう思ったのか? まぁ、でも侍女と変わんないよな? 料理作ったりもしてるし。「んー。侍女ではないかなぁ。なんていうのかなぁ。パートナーかな?」「なっ!? それは、婚姻関係にある方をそういうんではなくて!?」「そうなの? じゃあ、相棒?」「それなら、分かりますわ」 なんだか難しいお嬢様だな
ปรับปรุงล่าสุด : 2026-08-23 อ่านเพิ่มเติม