ダンジョンへの階段を下りた先には扉があった。「あれぇ? もしかして、一階層しかないのかな?」『そんな事は滅多にないと思うが、この世界ではダンジョンは初めてだからなぁ』 躊躇いながらも扉を開ける。 すると、正面に二足歩行のサボテンがいた。『おいおい。なんだありゃ?』 サボテンマンと名付けよう。 そいつは身体を震わせたかと思うと花を咲かせ、そしてその花から小さなサボテンマンが生まれてこちらに駆けてきた。『うわっ! 数が多い系か?』 迫り来る小さなサボテンを斬ろうとすると、飛んだり跳ねたりしてピョンピョンと鬱陶しい。 我流 刀術 『大車輪《だいしゃりん》』 何体か小さいサボテンマンを倒したが、残りが針を放ってくる。 数が多い上に放ってくる針の数も多い。 なんとかローブを盾にして針を防ぐ。 あっ。ていうか俺骨だから関係ないじゃん。 そうは思ったが、一応防ぐ。 ミリアに通ったら行けないからな。 そう。俺が盾にならなければ。 こんな魔物がいるなんて調べた時には資料になかったなぁ。もしかして、まだ未発見のダンジョンか? 本来ならギルドに知らせなきゃいけないが、まぁ、攻略しちゃってもいいよな。そう思い、気を引き締めてサボテンマンと対峙する。 やつは、花から小さいサボテンマンを作り出す。あれを作り出す前に潰せばいいだろうか。 またフルフルと震え出した。 第二波が来る。 ドラゴニック流 太刀術 『突竜《とつりゅう》』 引き絞った太刀をサボテンマンの花めがけて突き刺す。 蕾は吹き飛んで何も生まれなかった。 よしっ!とそう思った時に、見た光景に絶望した。その斬った蕾以外に十個ほどの蕾を付けて花を開花させたのだ。 勿論、その花からは小さなサボテンマンが生まれてくる。 どんな体してんだよ!? こりゃ本体を先に倒さないと無理だな。
ปรับปรุงล่าสุด : 2026-09-22 อ่านเพิ่มเติม