「一袋金貨二百枚だ。それが五袋な」 「…はい?ちょっと何言ってるかわかんないんですけど、魔源草って相場は、銀貨五枚程度の価値ですよね?」 金貨二百枚で五袋って千枚だろ? 金貨一枚で一万円ぐらいだろ? 一千万円とか大金過ぎるだろ。 「通常のもので一人に使う量ならな。今回のような魔力を蓄えているものだと価値は何十倍にもなる。治療だけではなく様々な物に使えるからな」 「それにしても多くないですか?」 「いやこれでも私としては少ないと思っている。本来あのダンジョンにいたスケルトン討伐ならそれだけで同じだけ出しても構わないと思っている。だけど今回ギルドが認知していなかったこと、二人以外目撃者もいないことでかなり少なくなってしまった。…申し訳ない」 そりゃそうだわな。本当にいたのか?って話だもんな。 「だがもし、仮に二人ではない冒険者が知らずに入っていたら…。何かあってそのスケルトンが外に出てきていたら…。その場合の被害を考えれば…な」 確かに俺だってハルが居なければあのままやられていただろうしな。…でもそうすると。 「この報酬はハルのものだな。ハルがあのスケルトンを倒したのだし、倒せたから魔源草も手に入ったんだし」 「えー?そんな事ないよー。これは二人のものだよ?そして管理はユウキがするの。どうせ収納に入れるんでしょ?そしたら二人とも出せるんだから」 「それはそうなんだけどな。…じゃあこうしよう。本来タリスで少し腰を据えてお金を稼いでから行く予定だったけど、ラキアへ行こう。そこでハルが好きな物を買う。どう?」 「50点」 え?何?なんの点? 「えーと。ハル?それは?」 「デートだよ?お金はユウキのものでもあるんだよ?」 なんだ?えっと。つまりは… 「俺がハルに好きな物を買ってあげる…でいいか?」 「最後疑問形だから80点。…でも合格にしてあげよう」 何とか合格を頂けました。 んー。女心って難しい…。 「ユウキも欲しいものあったら買ってあげるからね!」 財布は一緒なんだけどなぁ。あれか。気持ちの問題ってやつか。…それ口に出したら減点されそうだからやめておこう。 「話はまとまったかな?私としてはこれだけの力を持つ2人にはしばらくタリスにいて欲しいものだが…」 「あ。いやラ
Última actualización : 2026-09-15 Leer más