資料室で丸一日調べ物をした次の日。 「さて今日は闘気だな。正直ワクワクしてる」 「え?そうなの??私はよくわからないなぁ」 やはりこれは男の夢。いやロマンと言ってもいいのだろう。女にはわからんのだよ! 「まぁ旅をする上で必要になるだろうし頑張ろうな」 「それはそうだね!」 「こちらの部屋になります」 今回ももれなくルーナさんに案内してもらった。 本当に色々助かってるよな。 良い人だよ。 たまにニマニマしてくるけど。 ルーナさんが扉を開け声をかける。 「ゼノンさんいらっしゃいますか?」 「おー。ルーナの嬢ちゃんいらっしゃい」 部屋の中から返事が聞こえてくる。 「お。その二人が今回の異世界人だな?私はゼノン。よろしく!」 部屋の中から出てきたのは…額から角の生えた人?だった。 「よろしく頼む。俺はユウキだ」 「私はハルです!…角生えてるー!すごーい!」 こういう時ハルはすごいと思う。 思ったこと口に出せるって言うか出ちゃうって言うか。 「ハッハッハ。元気なお嬢ちゃんだな!この角は本物だぞ?俺は竜人族だ」 おっ。新しい異世界ファンタジー要素来た! 昨日調べ物した中でこの世界の人種は調べていたが…。いきなり会えるとは。 てっきり闘気についても精霊が対応してくれると思ってた。 「竜人族…ってことは竜…ドラゴンもやはりこの世界には存在するのか?」 「かなり数は少ないがな。俺たち竜人族は古代に竜から血を分け与えてもらった者たちの末裔だ」 おー。ファンタジーだ! 「さて闘気を学ぶって事で良かったんだよな?」 「はい!ちなみに闘気ってなーに?」 ハルの質問が飛ぶ。 「よし。じゃあ闘気が何なのかから説明しよう。まずは見せてみるか。…ハッ!」 ゼノンさんが気合いを入れると身体からオーラが立ち上る。 「おー。なんかよく分からないけどすごーい!」 感想がバカっぽいぞハル…。 「このオーラが闘気そのものだな。これで何が出来るかって言うと、大きく分けて3つある。何だかわかるか?」 「えーわかんないよー」 3つか…。 「そうだな…身体強化は何となくわかる。あと2つか」 「おー。そうだな。身体強化はその通りだ。根本的な肉体の強化だな。ちなみにその場合今の俺のようにオーラを纏う必要はない。この纏っている状態が2つ目。オーラ
Última actualización : 2026-09-02 Leer más