「おー!タリスの英雄の帰還ってやつだな!」 「違うよ!お父さん!純情カップルの英雄!それか、プリンセスキャリー略してプリキャリだよ!...タリスの英雄なんてつまらない呼び方しないで!」 「...お、おう。すまねぇ」 帰ってきてそうそう親子漫才なのか? 苦笑いになる俺。 「いや、頼むから全部やめてくれ...。そんなつもりじゃなかったんだ...」 「ユウキそれは悪いことした人のセリフだよ?」 「ハハハ。悪い悪い!ちょっとした悪ふざけだ!許せ!」 「でもこうでもしないと二人の関...係.....が...って、おや?おやおや?おやおやおやおや!!?」 盛大にトオルさんが笑い飛ばしたあとナツキさんが俺達が手を繋いでいる事に気づく。 「しかも!その指に光るのは??」 指輪にも気づいたようだ。 「ハルちゃん...上手くいったんだね?」 「んー。七割ぐらい?まだ付き合ってはいないんだよね」 「は?...ユウキさん?ちょっと裏来てもらっていいです?」 ナツキさんがとてつもなく冷たい目になる...。 え。いや、そんなキャラだったっけ?? 慌ててハルが間に入ってくる。 「ナツキちゃん!ちゃんと話すから!大丈夫だから!別にユウキが悪いわけじゃないから!」 全く。帰ってきて早々にこんな騒がしいとは...。 まぁ悪くはないな。 「で。その英雄云々ってのはなんでそーなったんだ?」 「いやお前らが出発した日かな。ジュリアが発表したんだよ」 「ジュリアさんか。しかしどんな発表の仕方をしたらこうなるんだ?」 「たしか……魔力のダンジョンにて、Sランク相当の魔物災害が発生した。もし外まで出てきていればタリスは無事には済まなかっただろう。だが二名の勇敢な来訪者によって魔物は倒された。…だったかな?」 「それだけだと半分よ?アナタ?」 カオルさんが奥から出てくる。 「こんにちは。カオルさん。お身体は問題なさそうですか?」 「ええ。二人のお陰でね。ありがとうございます」 「それで半分って言うのは?」 カオルさんに質問する。 「ジュリアが先程の発表をした際に周りからどんな二人なんだ?と。なってね。その際に……純情カップルだ!ただしまだお互いの気持ちに気づいてない!周りは暖かく見守るように
최신 업데이트 : 2026-09-23 더 보기