俺がラスボス

俺がラスボス

last updateปรับปรุงล่าสุด : 2026-08-24
โดย:  犬畜生อัปเดตเมื่อครู่นี้
ภาษา: Japanese
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ある日、片思いをしている大好きなハルとデートの帰り道。突然異世界に召喚されてしまった。 そこで聞いたのは… 召喚された者にはそれぞれ【役割】がある? 達成したら元の世界に戻れる? 俺の【役割】は… 【世界を滅ぼすモノ】 一緒に飛ばされたハルは… 【世界を破滅から救う者】 ハルが元の世界に帰るには…俺がラスボス? そして俺が元の世界に帰るには…ハルがラスボス? どうすればいい…いや、そんなの決まってる。 俺はハルの為に…。 ハルが元の世界に帰れればそれでいい。 ハルが世界を救う為にハルの事を守り続けよう。 俺が世界の災いを滅ぼしてやればいいんだ。 そして最後は…きっと… 俺がラスボスで終われば…良いんだよな。

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บทที่ 1

1.始まりの日

〜〜〜都内ある居酒屋〜〜〜

「「カンパーイ!」」

今日は待ちに待った金曜日。

2週間振りにハルと飲みに来た。

俺32歳ハル20歳。

周りからは歳の差とかなんとか言われるけど…

特に特別な間柄に成れてる訳でもなく、

一方通行の片思い。

それでもこうやって二人で飲めるだけで幸せだ。

「はぁー。1週間の終わりのビールうめぇ!」

「ユウキそれはオジサンだよぉ。まだそんな歳じゃないんだからぁ」

「いやオッサンだって。ハルもよくこんなオッサンと飲みに来てくれるよね?」

「ユウキはオジサンじゃないよ!ユウキと飲みに来るの楽しいから!」

はぁー。一回り下の女の子にこんな事を言われてウキウキしてるオッサン…。

もちろん付き合ってなどいなくて、きっと彼氏が出来たら会えなくなるんだろうなぁ…と。

まぁ告白するような勇気も無いのだけど。

「ありがとねー。ハル大学にも友達いるでしょ?いい人とかいるんじゃないの?こんなオッサンじゃなくて」

「もー。遊びたくてユウキと遊んでるんだからいいじゃん。ユウキハルのこと好きでしょ?」

「もちろん大好きですとも」

「ふふんふふん。えへへ。私の事好きすぎじゃん!」

「へいへい。好きですよー。いくらでも貢ぎますよー」

「もー。貢がなくて良いってー」

こんな冗談ぽくしか言えないヘタレだからなぁ。

まぁ今が楽しければいいかぁ。

〜〜〜2時間後〜〜〜

「さてもう遅くなったし帰ろうか?」

「えー。まだ22時だよぉ」

「だーめ。子供は帰りなさい。送ってってあげるから」

「うー。まぁ送ってくれるならいいかぁ」

二人で並んで歩く。

あぁなんか青春してる気分だわぁ。

「ユウキー。次いつ遊べるー?」

「酔ってるな?んー。また2週間後かな」

「えー。来週はー?ってか明日はー?」

完全に一回り下の子に転がされてるなぁ。とか思いつつ歩いていると…。

「なんだこれ?」

足元に淡い光を放つ石が落ちてる。

って光る石とか怪しいだろ。

「んー?なぁにこれー?キレイな石ー?」

とハルが拾う。

おい。そんな躊躇なく触るなよ…。

「おいおい。大丈夫か?明らかに怪しいぞそれ!」

「えー。大丈夫だよぉ。キレイな石だよぉ」

「まぁ確かにキレイか…。ん?なんか光強くなって…」

次の瞬間

何かが爆発したかのように眩い光に包まれた。

「うわっ!…と。なんだ今の光!!ハル大丈夫か!?」

「うー。目がチカチカするよぉ」

眩しい光で少し視界をやられていたが、落ち着いて隣を見るとハルがいた。

「とりあえず無事で良かった。しかし今のは…って何だこれ?どこだここ?」

「ふぇ?あれ?なんで建物の中にいるの?え?外歩いてたよね???」

外を歩いて居たはずだが、周りを見渡すと建物の中。と言うかなんだこれ?

真っ白な大理石の様な材質でできているようだ。

…教会?砦?城か?

どう見ても日本じゃないぞ。

二人でわけもわからず混乱してると扉が開き声が聞こえてくる。

「ようこそアレスティアへ。導きの石に認められし者達よ」

現れたのはキレイな金髪の女性。

なんてゆーかゲームに出てくる神官って感じの服装だな。

「アレスティア?導きの石?なんだって?」

いきなり良く分からない事を言われたな。

とりあえず、ハルを後ろに庇うように前に出る。

「貴方達がお持ちのそちらの石が導きの石。石に選ばれたものがその石を手にすると異界への道が開かれるのです。そして貴方達が今いるこの世界が異界。そしてこの国がアレスティア。あぁ申し遅れました。私はルーナ。こちらのアレスティアにて大神官を努めさせて頂いております」

と、説明してくれるルーナという女性。

え?異界?アレスティア?

え?何?今流行りの異世界召喚?

え?現実にあるの?これ?

酔いすぎて幻覚?

いやむしろ夢?

と混乱していると…

「ふぁー。ルーナさん美人ー。ねぇねぇユウキ?超美人だよぉ?」

…コイツは状況わかってんのか??

「いや、美人とかいまそんな事言ってる場合じゃないだろ?2人して飲みすぎたか?異世界って…」

「んー。異世界とか面白そうじゃん?それに…ユウキと一緒だから怖くないし!ルーナさん美人だし!」

「いや最後わからんけど…って一緒だから怖くないとか、ハルは本当に…俺を転がすよなぁ」

「転がす?何が??」

「いや、なんでもない…。それでルーナさん。でいいのかな?俺たちはどうなるんですか?と言うかその召喚ってなんなんでしょう?帰れるんでしょうか?」

そうだ。とにかく今の現状を把握しなきゃだ。

飲みすぎて幻覚見てるだけなら構わないが…

そうじゃないなら俺一人の話じゃない。

「その質問はごもっともですね。お聞きいただけるのであれば詳しくご説明させていただきます」

何はともあれとりあえず話聞くしかないよなぁ。

俺の横でニコニコしてるこの可愛い生き物だけでも守らないと…。

「わかりました。お話頂けるのであればお聞きしたいです」

「おぉ。ユウキがなんか大人の対応してる…」

ルーナさんに対し俺が対応すると、ハルがよく分からない反応を見せる。

「…そりゃ一応社会人なのよ。初見の人で、しかも今よく分からない状況。それならきちんと丁寧に対応しないとダメだろ?」

「あー。上京して東京駅で迷って知らない人に道を聞く的な?」

なんだよそれ…。

「その例えがよく分からないけど…。まぁそうだな。…そうなのか?」

「フフフ。大丈夫ですか?とりあえずここでは立ち話になってしまいますので、腰を据えてお話出来る場所へご案内致します」

「わかりました。…ハルとりあえず着いていこう」

「はーい。ユウキが行くなら私は行くよー」

大丈夫かこの子?俺のこと信頼しすぎだろう?

まぁ他の選択肢もなく、

ルーナさんの後を着いて行くのであった。

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〜〜〜都内ある居酒屋〜〜〜 「「カンパーイ!」」 今日は待ちに待った金曜日。 2週間振りにハルと飲みに来た。 俺32歳ハル20歳。 周りからは歳の差とかなんとか言われるけど… 特に特別な間柄に成れてる訳でもなく、 一方通行の片思い。 それでもこうやって二人で飲めるだけで幸せだ。 「はぁー。1週間の終わりのビールうめぇ!」 「ユウキそれはオジサンだよぉ。まだそんな歳じゃないんだからぁ」 「いやオッサンだって。ハルもよくこんなオッサンと飲みに来てくれるよね?」 「ユウキはオジサンじゃないよ!ユウキと飲みに来るの楽しいから!」 はぁー。一回り下の女の子にこんな事を言われてウキウキしてるオッサン…。 もちろん付き合ってなどいなくて、きっと彼氏が出来たら会えなくなるんだろうなぁ…と。 まぁ告白するような勇気も無いのだけど。 「ありがとねー。ハル大学にも友達いるでしょ?いい人とかいるんじゃないの?こんなオッサンじゃなくて」 「もー。遊びたくてユウキと遊んでるんだからいいじゃん。ユウキハルのこと好きでしょ?」 「もちろん大好きですとも」 「ふふんふふん。えへへ。私の事好きすぎじゃん!」 「へいへい。好きですよー。いくらでも貢ぎますよー」 「もー。貢がなくて良いってー」 こんな冗談ぽくしか言えないヘタレだからなぁ。 まぁ今が楽しければいいかぁ。 〜〜〜2時間後〜〜〜 「さてもう遅くなったし帰ろうか?」 「えー。まだ22時だよぉ」 「だーめ。子供は帰りなさい。送ってってあげるから」 「うー。まぁ送ってくれるならいいかぁ」 二人で並んで歩く。 あぁなんか青春してる気分だわぁ。 「ユウキー。次いつ遊べるー?」 「酔ってるな?んー。また2週間後かな」 「えー。来週はー?ってか明日はー?」 完全に一回り下の子に転がされてるなぁ。とか思いつつ歩いていると…。 「なんだこれ?」 足元に淡い光を放つ石が落ちてる。 って光る石とか怪しいだろ。 「んー?なぁにこれー?キレイな石ー?」 とハルが拾う。 おい。そんな躊躇なく触るなよ…。 「おいおい。大丈夫か?明らかに怪しいぞそれ!」 「えー。大丈夫だよぉ。キレイな石だよぉ」 「まぁ確
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2.役割
俺達はルーナさんの後を着いていき、部屋を移り説明を受けた。 色々難しく話されたけど要約すると… 1.石に選ばれた者が転移する。 2.選ばれた者にはこの世界で役割が発生する。 3.その役割がこの世界の運命を握る。 4.役割を果たすと元の世界に戻ることができる。 ってことか。 「ルーナさん。この召喚ってのはそもそも何なんだ?選ばれた者って事は誰でもって訳ではないと?」 「はい。その通りです。まず召喚される方はこの世界にて役割を持っことが決まっています。この世界で生まれたものも全員ではありませんが役割を持ちます。私であればこの大聖堂にて大神官を務めること。もっとも役割が何なのかはわかっても何をするべきなのか分からない人も多くいます」 「ふむ。ジョブみたいなものかな?」 「ジョブってなーに?」 俺の例えにハルが質問を投げかけてくる。 「ゲームによくあるやつだよ。戦士!とか魔法使い!とか」 「あー!そういうやつね!」 「ゲームと言うものがよくわかりませんがそのような意味合いのもので大丈夫かと。役割と言いましたが私達もジョブと呼んでおります」 おう。例えたつもりが読み方合ってたのね。 なんか英語の授業で和訳を適当にニュアンスで答えたら当たってた…みたいな? しかし、産まれながらの役割…ジョブか。 なんか運命決められてるみたいで自由がない感じがするな。 「ルーナさん!私達にも役割があるって事ですよね?」 「そうなります。確認する方法はこちらの水晶を持って祈りを捧げると確認できます。本来はこの水晶に表示されるのですが、異界の方々だけは本人にだけ見えるようです」 「本人にだけ…。何か理由があるのか?…いやあるのですか?」 「フフッ。そんな畏まらなくてよろしいですよ?あなた方はこの世界の存在ではありませんので。理由ですが、異界の方々の役割はこの世界に大きな影響を与えるためと言われています。過去の例で行きますと魔王を倒すものでしたり、不知の病から解放するものでしたり、中には混沌を招き入れる者と言ったものもあったようです」 歳下っぽいけど大神官って役職の人にタメ口はまずいかなと思ったけどそうでも無いらしい…。 しかし、なんかすごい役職多くね? 「混沌を招き入れる…。もしそう言った厄介なもの
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3.隣にいるために
【世界を滅ぼすモノ】 いや待て待てまて待て待て待て。 本当にちょっと待て! ハルは世界を救う 俺は世界を破滅させる どう考えても両立しないじゃないか! ハルが元の世界に帰るには俺が、 俺が元の世界に帰るにはハルが、 ラスボスって事か? どーすんだ。どーすんだよ。こんなのって…。 「おーい?ユウキー?なんて出たのー?私には見えないんだよねぇ」 …見えて…ない? それなら… 「あ、あぁごめんごめん。ハルに比べて大したことないからさ。てかハルは俺の見えないんだな?なんでだろうな?」 「むー。…好きな気持ちは負けてないのになぁ」 「ん?なんて??」 「なんでもないよ!ユウキの方が私の事大好き過ぎちゃったから見えたんじゃない?」 「それはつまり…(ハルは俺の事好きでは無いって事…か)」 「それよりなんて出たの??」 それよりって…。まぁいいか…。 さてどうする。それっぽい事で誤魔化し切れるか? 「俺のは【倒す者】だよ」 「なんか短いねぇ」 そう言ってハルが笑っている。 「長さ関係ないだろ?ルーナさんコレはどうなんでしょう?」 「【倒す者】ですか…。何を倒すのかわからないので中々難しい役割かもしれませんね。1点気になることもあります」 「気になること?」 「ユウキ様が水晶に触れた際の黒い光。正直私は怖いと感じました」 「怖い?ユウキは怖くないよ?めちゃくちゃ優しくて…良い人だよ!」 …良い人。いや嬉しいんだけどね。良い人かぁ。 「はい。お話していてもハル様との関係を見ていてもとても優しい方だと認識しています。ハル様の事をとてもとてもあい……」 「はいストーップ!ルーナさん俺とハルはそういうのじゃないから」 そうなりたいって気持ちはあるけどね… 「コホン。失礼しました。」 「え?なになに?何言おうとしたの?何を止めたの?」 「まぁまぁ。ルーナさん1つ聞きたいことがある」 「何でしょうか?」 「どう考えてもハルは特別な存在だろう?俺の役割でハルと共にいれるのか?」 「…そうですね。ユウキ様の仰る通りハル様はこの世界を救うことが役割である以上私達の神殿としてもお迎えしたいと考えます。ユウキ様については…先程の黒い光が…なんと言いますか…」 「はっきり言ってくれ。恐怖の対象になる以上ハルと一緒に居させられな
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4.眠い子
「はい。それは…まずユウキ様には力のコントロールをしっかりと覚えて頂きたいのです」 コントロールか。そりゃそーだろうなぁ。世界を破滅する力なんぞ怖くて使いたくないけどな。 「それは俺も願うところだ。覚え方は教えてもらえるんだよな?」 「もちろんです。そして次に…ユウキ様の力をハル様には…いえ、私以外には決して口外しないで頂きたいのです。こちらがお願いしたいことです」 「それはむしろ俺からもお願いしたい所だぞ。破滅させるモノなんて知られたらどんな目で見られるか…」 特にハルに知られて嫌われたりしたら… そして他の男と… やだやだやだやだやだやだ。 考えるのよそう。って別にただの片思いなんだよなぁ。 「ではユウキ様の役割は私達だけの秘密でお願いします。ユウキ様が先程仰られていた(倒す物)でお願いします」 「わかった。しかし水晶のような能力があったらバレるのではないか?」 「いえ私が知ってる限り役割を知ることが出来るのはこの神殿内の私だけのはずです」 「なるほど。…特別な力ってことか」 「はいその通りです。しかし…私とユウキ様の秘密となるとハル様に怒られてしまいそうですね…」 「ん?あぁ私だけ仲間外れだぁ!ってか?まぁあの子そういう所あるからなぁ」 「…お互い様なのですねぇ」 「え?何が?」 「いえ何でもございません。さてハル様が寂しがらないよう、そろそろお迎えに行きましょうか」 「そうだな」 ハルが待っている部屋へ二人で向かう。 扉を開けると… 「あ!ようやく来た!遅いよぉ!」 ちょっと不機嫌そうなハルがいた。 「悪い悪い。お待たせハル」 「1人は寂しいんだよ?で、何の話していたの??」 「あ、あぁ。力の使い方とか今後のことを…な」 「…2人きりで??」 「ハル様。ハル様が心配されるようなことはございませんのでご安心を。」 「心配されるようなことがよく分からないが大した話はしてないよ。」 「むー。まぁいいけどさぁ。1人は嫌だからね?」 何かよくわからないが不機嫌そうだな…。 話題を変えた方が良さそうかな。 「もう1人にしないから安心しろって。ルーナさんこの後はどうするんだ?」 「はい。この後は力の使い方について練習して頂ければと思います。
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5.力
「こちらが修練室になります」案内された部屋は特に何も無い広い部屋だった。いや部屋の中央に台座のような物があるか。しかしこの世界に来てまだルーナさん以外に誰にも会ってないな。それなりな広さがある建物だと思うのだけど…。「ルーナさん、この建物…神殿か?にはルーナさん以外居ないのか?最初の部屋、案内された部屋、この部屋までそれなり距離はあるが誰にも出会ってないからさ」「この神殿には…そうですね。人としては私と後数名います。夜も遅いので皆各部屋にいるかと。人以外のものも居ますが、皆人見知りですので召喚されてすぐの方の前には姿を現さないかと」流石に1人ではないか。しかし人以外ってなんだ以外って。すっげぇ気になるじゃないか。「人以外?」「はい。まぁ、その辺は明日にでも分かるかと思いますよ。お話してもよろしいですが、あまり遅くなると…」確かにハルが起きたら面倒だな。よしやるか。「そうだな。わかった明日改めて聞こう。で、どうやって力のコントロールをするんだ?」「まずはご自身の内側にある力を認識して頂くところからとなります。こちらの水晶を使います。この水晶はご自身の力を半ば強制的に具現化する力があります。もちろん暴走の危険がある為、極わずかな力のみとなっていますのでご安心下さいませ」そう言うと新たな水晶を取り出し台座に載せる。どっから出したその水晶?それにしても、しれっと暴走とか怖いこと言うよなこの人。しかし、また水晶か…。大神官ってのはただの役職で多分役割ジョブは水晶に関わるものなんだろうな。…多分。まぁこの人の役割ジョブを聞いた所でだからな。「わかった。さっきの水晶のように手をかざせば良いのか?」「はい。かざした後…自分の体内にある力を感じ取れると思います。その後水晶が力を吸収し始めます。それを身体の外に力を出す感覚として感じ取って頂ければ」「水晶が力を強制的に吸い出すと言うことか」「はい。ですがその水晶が吸い出せるのは極わずかになってますので、先程お伝えした通り暴走の心配は無いかと」「わかった。やってみよう」と、水晶に手をかざそうとすると、「よろしいので?」「ん?何がだ?」「ユウキ様もハル様も一切私を疑うことをしないので…。先程ハル様はユウキ様が居るからと仰ってましたが、ユウキ様は何故疑いをお持ちにならないのでしょうか
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6.壊す力と救う物
真っ暗だ。今俺はどうなってるんだ?目を開いてるのかどうかもわからない。黒い。思考も体も心も黒い。何もかも黒い。(ソレガ貴様ノ本質ダ)誰だ。誰かいるのか。(我ハ貴様ダ。ソシテ貴様ハ我ダ)俺自身?(ソウダコノ世界ヲ破滅サセ滅ボスノダ)滅ぼす?何故だ?(貴様ガ心ノ奥底デ望ンデイルコトダロウ)そんな事は無い。全てを滅ぼすってそしたらハルも…。(自分ノ物ニナラナイノナラト考エテイルノダロウ)それは…それでも…でも!(力ヲ求メロ、ソシテ飲マレロ、全テ滅ボセバラクニナレルゾ)…楽に。この黒い、真っ黒なモノに身を委ねて…「…!…ウキ!」この声は…「ユウキっ!ユウキっ!!」…ハル!(邪魔ガ入ッタナ、マァイイ我ハ貴様とトモニアル)〜〜〜目を覚ますとハルの顔が目の前にあった。「ユウキ!目を覚ました!?ユウキぃ!!」めちゃくちゃ号泣してるじゃないか。誰だ泣かしたのは。「ハル…?あれ?俺は?」「俺は?じゃないぃぃぃ!何か凄い音がして目を覚ましたらユウキ居ないし、1人だし。何か凄い建物揺れてるし、もう怖いしユウキ居ないし!」俺が居ない事何故2回言う?あー。段々意識ハッキリしてきた。そうだ。力のコントロールの練習で水晶触って…何か黒い感覚で…。その後…?「ユウキ様申し訳ございません。」声のする方に顔を向けると深々と頭を下げる大神官がいた。「ルーナさん。何が起こったんだ?」「恐らく…ですがユウキ様の力を水晶が吸い出した際に、一度に力が表面に出てきてしまい、暴走してしまったのではないかと。」暴走…。周りを見渡して見ると修練場は見るも無惨に壊れていた。…屋根無くなってるじゃん。「ルーナさん。申し訳ないです。建物壊してしまって…」「いえ。お気になさらずに。そんなに畏まらないで下さいませ。先程までのお話し方で構いません。今回の件につきましても、まさかあの水晶でこんな事になるとは思いもしませんでしたので。」「ユウキぃぃぃ!」号泣お姫様が抱きついてくる。「心配したんだからねぇ!!来てみたら部屋は凄いことになってるし、ユウキは何か黒いモヤモヤに覆われてるし!」「黒いモヤ?」「そうだよ!何か凄く怖い感じがしたの…。このままユウキが壊れちゃうんじゃないかって…」黒いモヤ…。意識がない間に何か黒いってのは何となく覚えてるんだ
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7.1日目の終わり
「ではお二人の、お二人だけの世界でお話がまとまった所で横から口出ししてよろしいでしょうか?」 いきなり大神官様がぶっ込んできた。この人の性格段々分かってきたな。 「ふぇ?!2人だけのとか…そうゆうのじゃないですよ!」 「べ、別に2人きりのつもりはないぞ!」 「慌てるところまでそんな波長合わせられると…。と。冗談はここまでにしまして。ユウキ様。ユウキ様のお力今後いかがいたしますか?」 …いきなり真面目モードかよ。掴めないなこの人。 しかし、今後かぁ。 この世界がどんな世界なのかもわからないし、俺とハルの役割も普通じゃないみたいだしなぁ。 「いや、正直どうしたらいいのか…。暴走しないようにコントロール出来るようになりたい、いや、ならなきゃいけないとは思う。でもそのための修練で…コレだからなぁ」 扱うための修練で暴走するのでは練習することがそもそも出来ないんじゃないかって話だよな。 その都度こんな大事になるのも…。 と悩んでいると。 「そうですね。あの黒い力のコントロールは…一筋縄ではいかないかと。そしてどちらかと言えば…使わない方が良い力でもあると思います」 まぁ世界を滅ぼす力だもんな。滅ぼす為の力。そりゃ使わないのが良いと言うより、使う時は世界を滅ぼす時ってことだもんな。 そんな力を望んで使いたいと思う訳はない。 破滅願望なんてないしな。 「そして、お2人に明日お話しようと思っていた事なのですが…」 「なんだ?」 「ここを出た後のお話です。ですが、今日は遅いですし、明日にいたしましょうか。まだこの世界にいらしてから1日も経っておりませんし…」 「確かに。わかった明日改めて話を聞かせてくれ。今日は休ませてもらうよ」 「かしこまりました。明日10の時間辺りにお食事ご用意してお迎えに上がらせて頂きます」 「ありがとう。…よし。ハル部屋戻…ハル?」 振り向くとハルが俺の服の端をギュッと掴んでいた。 その表情は…なんて言うか…不機嫌? 「どうした?」 「もう勝手に居なくなるの…ヤダ」 「…ごめん」 「1人になるの…ヤダ」 「ごめん。もう1人にしないよ」 「…うん」 「さぁ。部屋戻ろう?」 「うん」 ってそーだ。ハルと同じ部屋だったな…。 まぁなんかす
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8.朝
朝が来た。どうしてこうなった?昨日は色々あった為疲れていたのか寝つきも良く熟睡出来たのだろう…。寝ぼけ眼を開けてみるとそこには…目の前には…ハルがいた。…寝顔可愛いなぁ。って違う違う。…何故同じベッドで寝てるんだ?昨日は違うベッドで寝たぞ。と1人起き上がり混乱していると…「ふぁぁぁ。あ、ユウキおはよー」「お、おはよう。ってハルなんでここに?」「んー。夜中に目が覚めてねー。ユウキ居るかな?また居なくなってないかな?って確認したの」起き上がって軽く伸びをしてハルが答える。「昨日は悪かったよ。でも確認してベッドに入るは違くないか?…その…ハルは女の子なんだからさ」「昨日の事があったから…またいきなりユウキの力暴走したらすぐに抑えられるかなぁって。…嫌だった?」「嫌ってことは無いけど…。いやでも男女が同じベッドって言うのは…なぁ」「ぶー。別に何もしてないんだからいいじゃん」なぜそこで拗ねる。拗ねてるハルも可愛いんだけども。って、だから違う違う。とそんなやり取りをしているとドアをノックする音が聞こえてくる。「おはようございます。お二人とも起きていらっしゃいますでしょうか?…扉開けますよー」おっと。ルーナさんが来たようだ。慌ててベッドから降りて扉まで行き開ける。「おはようございます。ルーナさん。」「おはようございます、ユウキ様。…ハル様もおはようございます。起きてらっしゃいましたね。…昨夜はお疲れ様でした。お食事のご用意出来ております。宜しければ湯浴みのご用意もありますがいかがでしょうか?」俺のベッドにまだ居るハルを見て一瞬躊躇う様子がありながらルーナさんが言う。…何も無いぞ。何もないが反応したら何か言い訳してる感じになりそうだから黙っておこう。「そう言えば風呂入ってないな。湯浴みってこっちの世界ではどんな感じなんだ?」「浴槽にお湯を溜めて、汲んでご利用する形ですね。正直様々な世界から召喚者様達がいらした過去があるのである程度の世界の方々には受け入れられるかと思われます」ルーナさんに湯浴みの説明を受ける。「なるほど。聞いた感じそこまで元の世界と変わりはしなさそうだな。って過去どれくらい召喚者って居たんだ?」様々なって言うぐらいだから結構いるんだろうな。そしてそれぞれに役割があったと。…何人が元の世界に戻れたんだ
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9.ヤキモチ
お風呂は想像以上に良かった。旅館のお風呂を小さくしたような感じ。聞けばやはり異世界人達の中に風呂だけは!って人達が居たらしい。ありがとう先人達。とは言えこの神殿以外だとそこまで普及はしていないようだけど。湯浴みが終わり、食事も頂いた。食事は…パンにサラダといった感じのものだった。異世界の食事は…まぁこんなもんかって感想だな。「ルーナさん、お風呂と食事ありがとう」「いえ。こちらが一方的に召喚してしまっているのです。これでもおもてなしとしては足りないと思っています」なるほど。負い目はあるのか。よくあるラノベだと、召喚しておきながら従え!的なものあるけど、そういった訳ではないと。しかしそうなると召喚している理由とか気になるよな。「それではお話を始めさせて頂きますね」まぁその辺も聞けるのかな。〜〜〜ルーナさんの話としてはやはり召喚理由からだった。色話されたが要約すると。1、この世界は元々色々な世界の存在が集まってできた世界。と言われている。そして役割を果たせなかった者、果たさなかった者が定住している。2、世界を維持するのに異世界から召喚するべきものだと古来より伝わっている。この世界に定住したもの同士から産まれた子供には基本的に役割がなく、特別な力を持たない。3、この世界には魔物が居て、役割を持つものは個人差はあるものの特別なチカラを持つため戦うことができる。そのため召喚が必要になる。と言われている。ここまで聞いてちょっと疑問が生まれたな。「ルーナさんも召喚された人なのか?」「いえ。私は…この世界にて産まれた者です」「しかし今の説明だと、それだと役割を持たないから特別なチカラが無いとならないか?あの水晶とかは違うのか?」「それにつきましては私の力の説明と含めてお話し致しますね」ルーナさんの続いての話しはこうだ。4、この世界に元々こちらの世界にいる者だけがなれる役割が有る。ルーナさんもそれでなっている。5、ルーナさんの役割は大神官ではなく、水晶を宿す者、クリスタラーとのこと。「私の水晶を宿す者、クリスタラーは生涯を終える際に次の者に引き継ぐものとなります。役割を簡単に言いますと、召喚された方の役割を伝え導く、災いをもたらす者を封印する、と言ったところですね」「なるほど。チュートリアルの担当と、バグの排除的な役割ってこ
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