道具を揃える前に、敷きたい範囲と用途をはっきりさせておくと無駄が減る。歩行用なのか、見た目重視なのかで必要な厚みや縁取りが変わるからだ。まず私は面積を測って、必要な
玉砂利の量を計算する。目安は深さ3〜
5cmなら薄め、5〜7cmでしっかりした見た目と歩行の安定感が出る。幅と長さを掛けて体積を出し、量販店の袋数に換算しておこう。
必要工具はシンプルだ。メジャー、スコップ(掘削用)、レーキ(ならし用)、手袋、長靴、マーカー用の杭と糸、雑草防止シート、角材か金属のエッジ材、プレートコンパクターまたは木製のタンパー(代用可)、そして玉砂利を運ぶための一輪車があれば捗る。重い道具はレンタルも検討する価値がある。
作業手順は順を追って進める。①境界を杭と糸で決める。②指定の深さ(歩道なら約10〜15cmを掘る)まで掘削して表土を取り除く。③下地の転圧(たたいて固める)をする。④砕石や砂で敷き均し、再度転圧する。⑤防草シートを敷いて重ね部分をテープで固定。⑥玉砂利を均一に撒き、レーキでならす。最後にエッジで縁を固めること。作業後は数週間で落ち着くので、必要なら玉砂利を足して仕上げるといい。自分の庭で試したら、見た目も手触りも満足できたよ。