店頭でよく見かける
玉砂利の説明札を手に取りながら、実際に使い分けを相談したときのことを思い出す。小さな粒(2〜5mm)は鉢のトップドレッシングや多肉植物の表土に向いていて、見た目が整うのはもちろん、土の跳ね返りを抑えて蒸散をほどほどにする効果があると教わった。私は経験上、鉢植えに薄く敷くと見た目がすっきりするだけでなく、水やりのたびに土が跳ねるのを防げると実感している。
一方で5〜10mmは花壇の仕上げや小径の踏み面にちょうどよい。歩行感が安定し、掃き掃除もしやすいので人気だ。幅の広い歩道や車が通るような場所には10〜20mmが薦められ、排水性が高くて長持ちする。私は庭の一部を改装した際、板石周りに10〜20mmを入れて水はけが劇的に改善したのを覚えている。
さらに大きめの20〜40mmは排水層や石積みの裏、滝や水景の周りで頼りになる。ショップでは粒の均一性や角が残っているかどうかを確認するように勧められ、私は現地で触って比べてから買う派になった。どのサイズでも、下に防草シートを敷くと雑草管理がぐっと楽になるからおすすめだ。私は結局、機能と見た目のバランスを見ながら組み合わせるのが一番だと考えている。