趣味のネットワークを辿ると、思いがけないクリエイターに出会えることが多い。まずはタイムラインで流れてくるサンプルやスケブのスクロップを丹念にチェックする習慣をつけておくといい。僕はよくハッシュタグで流れてきた一枚絵から
作家を追いかけ、その人の過去作やブックマークを遡って好みの傾向を確かめることが多い。特に『刀剣乱舞』の
二次創作界隈では、同じ作家がシリーズで安定したクオリティを出していることが多く、過去ログを漁る価値がある。
イベント参加の前後は情報が濃くなるので、サークルカットや新刊情報を基にチェックをかける。私は実際にイベントカタログからピンと来たサークルをメモして、イベント当日に直接サンプルを手にとって確かめる流れが好きだ。さらに、PixivやTwitterでの保存数やRT数だけでなく、固定ツイートの頒布告知やBOOTHのショップページの説明文から作風や発行頻度を読み取るのも有効だ。
最後に、推し同士の推奨が最も信頼できる発見ルートだと感じている。フォロワーの
感想、リプの熱量、ファンが作るまとめブログなど、人の声を手がかりにすると新しい推し作家に出会いやすい。自分の好みを言語化しておくと、紹介されるものの当たり外れが少なくなるよ。