映像と活字で体験する違いは、最初に感覚としてすっと来るものがある。僕は漫画を細部まで追いかけるタイプで、'Kuroko no Basket'のコマ割りやキャラの表情の描き込みから得られる情報量が好きだ。漫画だと選手の心理描写や戦術の説明が直接的に入ってきて、例えばシュートの読み合いや技の理屈が紙面でじっくり提示される場面が多い。
それに対してアニメは動き、声、音楽で勢いを作る。同じシーンでもカメラワークと効果音で瞬間の興奮が増幅されることがある。僕はアニメで初めて見ると、漫画で受けた印象と感情の強さが違うことに驚いたりする。逆に、漫画で愛着が湧いた繊細なやり取りがアニメで端折られていると物足りなく感じることもある。
総じて言うと、原作ファンなら確実に違いを見つけられる。どちらも別の魅力を持っていて、比べるのも楽しいし、両方を併せて楽しむことで作品の理解が深まると思う。