2年間も付き合った彼氏に純粋無垢な女の子のほうが好きだと言われた彼氏があの方面の能力が強いので、私たちは愛し合う度に新しい刺激を求める。
そんな時、彼はいつも私をこうなだめる。
「君が卒業したら、俺たちは結婚しようね」
私はその言葉を信じ込んだ。
だから早期卒業を目指し、一所懸命に単位を取る一方で、夜遅くまでテクニックを学び、彼の身体を満足させるために努力していた。
ところが、ある日、学習が遅くなり門限に間に合わず、バーにいる彼を探しに行ったら、偶然彼と彼の友人の会話を耳にした。
「時安さんの彼女って本当にふしだらな女か?」
「もちろん本当よ!時安さんが自ら調教したんだよ」
「じゃあ、谷川雅子(たにかわまさこ)は?」
時安は煙を吐き出しながら、優しい目をして言った。
「彼女は違う、彼女はとても純粋だ」
この瞬間から、私は彼を憎み始めた。
学校に戻ると、すぐに教授に電話をかけた。
「先生がおっしゃっていたその秘密のプロジェクトに、私も参加したいです」
これから、私の人生を国に捧げると決めた。