兄嫁が大当たりしたが、私が宝くじを破いたと無実をかけられた兄の嫁である神原モモが買った宝くじで2000万当たり、家族全員で一緒に楽しい未来を夢見ている。
しかし翌日、神原モモは、私が嫉妬して宝くじを洗濯機に粉々にしてしまったと言い始めた。
「穂香、モモは君にパソコンを買ってあげるって約束したじゃないか?どうしてそんなことをしたんだ!」
兄は怒り狂って私を殴り、母は怒って私を家から追い出そうとした。
私は必死に説明したが、誰も私を信じてくれなかった。
償いのために、私は自分の貯金をすべて出し、家ではまるで奴隷のように働かされ続けた。
恨みを抱いて死んだことへの悔しさから、私の魂は空中をさまよっていた。
しかし、宝くじは神原モモが私を搾取するための道具に過ぎなかったことを知った。
目を開けると、なんと私は再び神原モモが自分が宝くじに当選したと言っていたあの日に戻っていた。