『Doki Doki Literature Club!』もその典型で、可愛らしいビジュアルノベルの外見とは裏腹に、次第に不気味な要素が表面化し、ゲームのシステムそのものを利用した心理的な仕掛けが特徴です。セーブデータの改ざんや突然のゲームクラッシュなど、プレイヤーが「騙されている」と実感する瞬間が多く、これが作品の大きな魅力となっています。
また『The Stanley Parable』は、ナレーションの言葉に従うか反抗するかでストーリーが分岐しますが、その過程でプレイヤーが自由意志を持っていると思わせつつ、実はすべてが緻密に計算された仕掛けであることを気づかせます。メタフィクション的な要素が強く、ゲームの枠組みそのものを問い直すような体験ができるでしょう。