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家にいる時間が増えると、『こもる』と『引きこもる』の違いが気になることがあるよね。『こもる』は一時的な状態を指すことが多く、例えば週末にゆっくり家で過ごすときや、集中して作業をするときなどに使う。一方『引きこもる』は、より長期的で社会的な関わりを避ける傾向を含む。
ある友人は雨の日に『今日は家にこもって映画を見よう』と言っていたけど、これは単に外出を控えただけ。でも『引きこもり』となると、学校や仕事に行かなくなるなど、生活に影響が出てくる。言葉のニュアンスの違いで、状況の深刻さが伝わってくるんだ。
『こもる』には、どちらかというと能動的なニュアンスがある気がする。寒い冬の日に暖炉の前で本を読むような、心地よいイメージ。対して『引きこもる』は、外部からの刺激を遮断する消極的な意味合いが強い。『スパイ・ファミリー』でヨルが任務の合間に家でくつろぐシーンは『こもる』に近いが、長期にわたって社会参加をしない場合は『引きこもり』の範疇になる。言葉の持つ印象の差が、行動の質を分けるんだよね。
この違いを考える時、『ドラえもん』ののび太を例に取ると分かりやすい。昼間から押し入れで昼寝するのは『こもる』行為だけど、いじめが原因で学校に行かなくなるのは『引きこもり』だ。前者は単なる休息でも、後者は問題を抱えた状態。
興味深いのは、ゲーム『ペルソナ5』で主人公がルームを拠点にする描写。仲間と作戦を練るのは『こもる』の範疇だが、現実世界から逃避するようにバーチャル空間に依存する場合は『引きこもる』に近い。期間と心理的要因が鍵を握っているようだ。
言語の面白さとして、『こもる』は物理的な空間に留まる意味合いが強いのに比べ、『引きこもる』には心理的要素が加わる。『鬼滅の刃』の炭治郎が雪山で修行するのは『こもる』と言えるが、極度の対人恐怖症で外出できない場合は『引きこもり』と呼ぶ。この微妙な差異が、日本語表現の豊かさを物語っている。単語の選択一つで、状況の奥行きが伝わってくるんだ。