翻訳の世界で『さにあらず』のような古風な日本語表現を英語に移し替えるのは本当に難しい作業です。
特に『鬼滅の刃』のような時代劇要素のある作品では、登場人物のセリフにこのような表現が頻出します。英語版では単純に否定する『Not so』や『Far from it』が使われることが多いですが、これでは原作の風情が失われてしまいます。
個人的には『Perish the thought』という少々大げさな表現が、武士の誇り高い言葉遣いを再現できるのではないかと考えています。翻訳者の苦労が偲ばれる部分です。