英語圏には"Spare the rod and spoil the child"(鞭を惜しめば子をダメにする)という表現があります。しつけの厳しさを説いたもので、東洋的な「旅」や「苦労」の概念とはまた違った角度から教育観を表現しています。『ハリー・ポッター』シリーズの厳格な魔法学校の教育方針や、『鋼の錬金術師』の師父による過酷な修行シーンなんかがこの考え方を体現していますね。
「可愛い子には旅をさせよ」の英語表現で真っ先に思い浮かぶのは、'Spare the rod and spoil the child.' かな。確かに直訳とは違うけど、意味的には近いよね。過保護が子供の成長を阻むという戒めという点で。
ただし、このことわざのニュアンスを完全に伝えるなら、'Let the beloved child travel.' のような直訳もあり得るけど、英語圏ではあまり聞かない表現。代わりに、'What doesn't kill you makes you stronger.' のような逆境を成長の糧と捉えるフレーズの方が、同じ精神を伝えられる気がする。文化によってことわざの表現方法が変わるのは本当に興味深い。
英語圏でよく使われる 'A friend in need is a friend indeed' という表現は、日本の「旅は道連れ世は情け」と通じるものがありますね。困難な時にこそ真の友情が分かるという意味で、旅先での助け合いを想起させます。
このことわざは学校で習う古典的なものですが、実際にバックパッカー時代に知り合った人々と助け合った経験を思い出します。特に『ロード・オブ・ザ・リング』のフロドとサムの関係性は、まさにこれを体現していると言えるでしょう。異文化圏でも人間関係の本質は変わらないのだと実感させられます。