英語には「Blood is thicker than water」という表現があって、日本語の「血は水よりも濃い」とほぼ同じ意味で使われていますね。このフレーズを初めて聞いたとき、家族の絆の強さを強調する言葉として、すごく納得できたんです。
でも、この言葉の背景を調べてみると、実はもともと中世の諺で、現代とは少し違う解釈もあったらしいです。戦場で一緒に血を流した仲間(blood)は、ただの水(water)を共有する関係よりも強い絆で結ばれるという意味だったとか。それが時代とともに変化して、今では家族愛を表す言葉として定着しました。
個人的には、この言葉には深い二重性があると思っています。一方で家族の絆を称賛する美しい言葉でもあり、他方では「家族だから」という理由で無理な関係を強要する危険性もはらんでいます。最近の『コブラ会』のような家族ドラマを見ていると、この言葉の両義性を考えさせられます。