面白いのは、同じ『足掻く』でもキャラクターの性格によって訳し分ける必要があること。ヒーローなら 'fight against all odds'、アンチヒーローなら 'writhe in frustration' といった具合に。翻訳者のセンスが光る部分です。
Finn
2026-05-09 04:46:01
映画の字幕翻訳でよく議論になるのが、この『足掻く』の訳し方。『ブレードランナー2049』のKが真実を求めて苦しむシーンでは 'toss and turn' が採用されましたが、これは寝苦しい時の表現としても使われるので賛否両論あったようです。
アニメ『進撃の巨人』の英語版では、巨人に捕まった兵士の描写に 'struggle in vain' という表現が使われていました。無駄な抵抗というニュアンスが見事に伝わってきます。最近気に入っているのは 'scrabble for footing' という表現。『ダンケルク』で兵士たちが浜辺で這いずり回る様子を表すのに使われていました。
Arthur
2026-05-10 08:48:47
こんな面白い例を見つけました。『インセプション』の日本語吹き替えで、コブが夢の中で必死に抵抗するシーンに 'thrash like a fish out of water' という表現が使われていました。水から上げられた魚のようにバタつく様子が、まさに『足掻く』の核心を突いています。