思い浮かぶのは、関係の揺れを丁寧に描くストーリーが圧倒的に多いことだ。
好きなのは、過去の誤解や距離感を修復していくタイプの二次創作で、特に『ao haru ride』のコウと双葉のすれ違い回収ものが定番になっている。友人から恋人へ変わる過程や、再会後に気持ちを確かめ合うスローバーンな展開は読んでいて安心感がある。僕は、その過程でキャラが小さな後悔を乗り越える描写に弱く、涙腺が緩むことが多い。
もう一つ人気なのは“修復・癒し”を軸にしたH/C(ハート・カインド)作品だ。心が折れた時に支え合う場面を深掘りする短編が多く、登場人物の内面をつまびらかにすることで原作以上に感情移入できる。自分にとっては、そういう細やかな描写が二次創作の醍醐味になっている。