私の心もかつては月の光を追いかけていた如月美桜(きさらぎ みお)は名家の令嬢の中で最も不道徳な遊び人である。傲慢で横柄、美しく魅力的で、その評判はひどく、誰も彼女を嫁に迎えようとはしなかった。
しかし、N市で起きた世間を揺るがした大規模な拉致事件が、彼女と、女性に無関心な御曹司・賀茂京佑(かも きょうすけ)を巻き込むこととなった。
その廃墟となったゴミ屋敷で、二人は同じベッドに縛り付けられ、7日間もの間を過ごすことになった。
初日、二人は鞭で3時間打たれた。京佑は美桜を守るため、全ての暴力をその身に受けた。
二日目、拉致の実行犯に服を剥ぎ取られ、水槽に浸けられた。京佑は彼女を背中に背負い、彼女の命を救った。
三日目、狂気に満ちた犯人は、歪んだ欲望を満たすために、二人に薬を盛った。