ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』からインスパイアされたファンフィクションは数え切れないほど存在しますが、特に印象深いのは『Alice in the Country of Hearts』シリーズです。この作品はアリスがトランプの国ではなく、ハートの国に迷い込み、個性的なキャラクターたちと関わりながら成長していく物語。
従来のアリス像とは異なり、よりロマンティックでダークな要素が加わっているのが特徴。キャラクターの背景や人間関係が深掘りされ、読者はアリスの心理描写に引き込まれます。特に時計屋やナイトメアといったオリジナルキャラクターの存在が、物語に新しい深みを与えています。ファンアートやコスプレも多く生まれ、コミュニティで熱い議論が交わされる作品です。
最近'アルトゥール・オッドリーの暗殺者'の世界にはまっていて、特にファンフィクションのクオリティの高さに驚かされています。
特に印象に残っているのは、主人公の成長過程を掘り下げた'The Path of Blood and Steel'という作品。キャラクターの内面描写が原作の雰囲気をうまく引き継いでいて、戦闘シーンの緊張感も見事に再現されています。作者がオリジナルの魔術体系を追加しているのですが、これが意外と原作の設定にマッチしていて感心しました。
もう一つおすすめしたいのが、脇キャラに焦点を当てた'Whispers in the Abbey'。修道院を舞台にしたスリラー調の物語で、原作では語られなかった裏事情がじわじわと明らかになっていく構成が秀逸です。