イベリアを舞台にした作品を探しているなら、『カルタヘナの風』がぴったりです。地中海に面した港町を舞台に、貿易商人となった元海賊の少女が活躍する冒険譚で、歴史的な建造物や街並みが丁寧に描かれています。登場人物たちが繰り広げる駆け引きや、地元の料理や祭りの描写からは、スペインの文化が生き生きと伝わってきます。
特に印象的なのは、主人公がグラナダを訪れるエピソード。アルハンブラ宮殿を思わせる建築物の細部までこだわった作画は、まるで本当にイベリア半島を旅しているような気分にさせてくれます。物語の後半では、
レコンキスタをモチーフにした戦いも描かれ、歴史好きにも楽しめる内容になっています。