また、ソーシャルメディアと配信サービスの台頭が、スタジオの判断基準を変えたことも見逃せない。海外の反応は単なる声量だけでなく、視聴データという形で可視化されるようになった。『Fullmetal Alchemist』の旧作と『Fullmetal Alchemist: Brotherhood』の受容の違いが示すように、海外での支持が強い作品はストリーミングでの再配信や新作制作の背中を押すことがある。さらに、YouTubeのリアクション動画やレビュー、Twitterでの議論が瞬時に広がり、それがリブートの期待値を上げたり、あるいはリスクを露呈したりする。例えば『Cowboy Bebop』の実写化や『Ghost in the Shell』の話題は、海外の批評がプロジェクトの評価に直接影響を与えた典型例で、グローバル視点での受容性の重要性が一気に浮き彫りになった。