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陽気なキャラならね、まず目に飛び込む色を意識するよ。
僕はベースに暖色系の明るいトーン、たとえばレモンイエローやコーラルオレンジを置くことが多い。これらは見る人に即座に“快活さ”を伝えてくれるから。そこにスカイブルーやミントグリーンの差し色を一、二箇所入れると、全体が軽やかに引き締まる。
素材感も無視できない。光沢のあるサテンや少し透け感のあるチュールを組み合わせると、色そのものがはつらつと見える。逆に濃い色を多用すると元気さが曇るから、影になる部分は控えめにしてハイライトを活かすのがコツだ。
実例でいうと、ライブ衣装のように遠くからでも色が読みやすい配色を考えると成功しやすい。'ラブライブ!'の衣装を参考に、明るさとコントラストのバランスを意識してみてほしい。自分でも組み合わせを試してみると発見があるよ。
衣装のディテールで遊ぶと、色がもっと生きる。あたしは細部の色設計に時間をかけるタイプで、メインカラーだけで終わらせない工夫をする。
たとえばベースがサンイエローなら、襟や縁に少しだけコーラルピンクを入れて温度差を出すとか、ボタンやリボンをメタリックなライトゴールドにして光で強調するといった具合。柄物を取り入れるなら、背景色はシンプルにして柄の色だけでアクセントを取るのが効果的だ。
さらに、肌や髪との相性を考えて色の明度を調整する。明るさは保ちつつも、肌色が引き立つ配色を選ぶと全体の印象がぐっと良くなる。'プリパラ'の衣装を参考に、小さな色の遊びを恐れないでほしいね。
明るいキャラのイメージを色で表現するときは、まず視認性を最優先にすることが多いよ。俺はよく、遠目でもキャラが判別できる色面積の配分を意識している。
具体的には大きな面に鮮やかなイエローやコーラルを置き、袖口や襟元など小さなパーツに清涼感のあるスカイブルーやペールグリーンを添える。これで全体が軽やかに見え、動いたときの印象も活きる。アクセントには白やライトグレーを使って、色同士が喧嘩しないように整理するのも俺流の工夫だ。
ゲームキャラのアイコニックさを作るなら、単純で強い色の組み合わせが効く。'スーパーマリオ'の色使いは、端的に学べる部分があると思う。
色の配置を考える時、まずそのキャラクターの持つ“明るさの質”を定めるんだ。僕は単に明るい色を詰め込むだけではなく、色の温度感やコントラストで個性を作るようにしている。
たとえば“はつらつ”が前面に出るなら、サンシャインイエローやビビッドオレンジを主役にして、アクセントにはクリアなシアンやバイオレットを小さく使う。柄や縁取りに白を入れると軽さが増すし、黒を細く使えば形が引き締まる。
布の種類や縫い目のラインも色を左右するから、柔らかい素材にはパステル寄り、元気な動きを見せたいなら発色の良い素材を選ぶ。ゲームキャラクターの親しみやすさを考える時は、見分けやすさを優先して配色を決めると安心するよ。'ポケットモンスター'のデザインからも学べる点が多い。
パレット作りは物語を語る作業でもあって、そのキャラの背景や立ち位置を色で表現するのが好きだ。自分はまず“日常の明るさ”と“舞台映えする明るさ”のどちらを優先するかを決める。
日常の親しみやすさを出したければ、ウォームトーンのミドルレンジを基調にして、アクセントにハイキーのターコイズやローズピンクを添えると無理がない。舞台や劇的な場面なら、飽和度の高いイエローとコントラストの強いネイビーブルーを合わせて遠距離でも映えるようにする。
色の配置を決めたら、次は肌色や髪色との相性を確かめる。似合わない色を強引に入れると違和感が出るから、試しに小さいパネルで比べてみるとわかりやすい。アニメ作品の明るいヒロインを参考にするなら、'セーラームーン'のメイン配色の考え方がヒントになることが多い。最後は直感を信じて微調整するのが自分の流儀だ。