短めのウィッグでは髪の重なりを意識して小さな動きを作ると生感が出る。逆に長髪は毛先をランダムにすくことで空気感が出る。頭の形に沿った被り方や、ウィッグキャップの色を地肌に近いものに変える工夫も忘れない。『The Legend of Zelda』のリンクのような動きのあるヘアスタイルを再現する時は、この“動き作り”が命だと感じるよ。
あと、前髪の生え際を少しだけ手作業で引き抜いて薄くする手間も惜しまない。ぎっしり詰まった前髪は“ウィッグっぽさ”の象徴だから、地毛の延長のように見える微妙な隙間を作るだけで自然に見える。さらに、頭頂部の分け目は濃淡をつけてグラデを作ると良い。『Final Fantasy VII』のクラウドみたいに立体感が必要なスタイルでも、根元の処理で一気に説得力が出るんだ。