ボーカルのニュアンスを重視するなら"Lament of the Lost"が外せない。透明感のある女性ボーカルが中央に据えられ、バックの電子音と有機音が溶け合う作りで、聴くたびに新しい発見がある。こうしたボーカル使いは『NieR:Automata』の一部楽曲に通じるところがあって、物語の断片を音楽が補完する感触がある。
最後に、軽く流して雰囲気を確かめたいときは"Pulse of the City"を。短めだがメロディが強く、サントラ全体のムードを手早く掴める。個人的な楽しみ方としては、プレイ中のBGMとしてではなく、シーンを思い返しながらアルバムで通しで聴くのがおすすめだ。