大規模な炎や特殊効果の表現を学ぶには、スケール感を掴める映像が役立つ。例えばドラマシリーズの'Game of Thrones'で使われた大規模な炎や爆発演出は、光の回り込みや煙の流れ、火柱の伸び方など学ぶ点が多い。これを実写のトレーニング映像や、消防教育用の映像と照らし合わせると、作画で誇張すべきポイントと抑えるべき現実味の線引きが見えてくる。
例えば『もののけ姫』の背景美術や設定資料を繰り返し見ると、炎の輪郭や煙の抜け方、背景との色関係がとても参考になる。制作側がどう光を回して温度感を出しているか、画面構成で炎をどう強調しているかが学べるからだ。さらに、技術書としては『Color and Light』の色と光に関する章を読み返すと、炎の色温度や強いハイライトの扱い方が頭に入って描写が安定する。
表題の英語化について触れると、訳者はそのタイトルを 'Sorry for Being Cute' としています。直訳に近い選択で、語感が日本語の軽い謝罪と自己肯定の混ざったニュアンスをうまく英語に移していると思います。
翻訳では語順や助詞のニュアンスをどう処理するかで印象が変わることが多いのですが、この英題は元の短さとリズムを保ちつつ、英語圏の読者にも意味がすぐ伝わるのが利点です。僕は他作品の英題、たとえば 'Kimi ni Todoke' が 'From Me to You' と訳されたケースを思い出して、タイトル一つで受け手の期待がかなり変わることを実感しました。
訳者の意図としては原題の持つ軽やかな自己主張を損なわず、かつ販促上のキャッチーさも確保する狙いがあったと考えています。個人的にはこの英題は作品の雰囲気に合っていると感じます。