昨年はホラー小説界隈が特に賑やかだった気がする。『葬送のフリーレン』作者の新作『暗闇の唄』がSNSで話題沸騰したよね。独特の心理描写と不気味な世界観が評判で、読後も余韻が残るタイプの恐怖だった。
海外ではグラディラック賞を受賞した『The Only One Left』が話題に。ヴィクトリア朝風のゴシックホラーと現代のサスペンスが見事に融合していて、翻訳版が出るやいなや書店の特設コーナーを賑わせていた。
個人的に衝撃を受けたのは『廃校の記憶』シリーズ最新作。都市伝説を下敷きにした群像劇で、キャラクターごとの視点から恐怖が積み上がっていく構成が秀逸だった。