メグ・ライアンの作品群を振り返ると、『When Harry Met Sally...』が批評家と観客の両方から突出した評価を受けているのがわかります。ロマンティック・コメディの金字塔とも言えるこの作品は、台詞の冴えや化学反応のような二人の演技が光ります。
特にレストランシーンのあの有名なフェイクオーガズムシークエンスは、ジャンルを超えて映画史に残る瞬間になりました。ビリー・クリスタルとの掛け合いも絶妙で、30年経った今でも色あせない魅力があります。監督のロブ・ライナーと脚本のノーラ・エフロンが作り出したこの作品は、彼女のキャリアの中でも特別な位置を占めています。
メグ・ライアンの映画で特に心に残るのは『ユー・ガット・メール』のラストシーンですね。
街角のカフェでトム・ハンクスと再会する瞬間、彼女の表情が不安から喜びへと変化していく様子は、何度見ても胸が熱くなります。あのシーンのBGMに流れる『Somewhere Over the Rainbow』のピアノアレンジも絶妙で、物語全体の情感をぐっと引き締めています。
90年代のニューヨークが舞台という設定も相まって、デジタル時代の前のアナログな恋愛模様を描いた作品として、今でも色褪せない魅力があります。彼女のコミカルな演技と繊細な感情表現のバランスが最高です。