予算を抑えたい旅行者は新宿思い出横丁でどの屋台を選ぶべきですか？

小さな看板が出ている店にふらっと入ることが多い。

僕は寒い日や簡単に済ませたいときに、おでんが置いてある屋台を選ぶことがある。具ごとに値段がはっきりしていることが多く、自分の予算に応じて品数を決められるのが利点だ。大根や卵は値段が安めで満足感も得られやすいから、コスパを重視するならチェックしてほしい。鍋の中から好きなものを指差しで取るだけで済む手軽さも旅先ではありがたい。

別の選択肢として、小さめのラーメン店に入るのもいい。横丁にはワンコインに近い価格帯で提供する小ぶりの丼を出す屋台もあるので、軽く食べたいときに重宝する。麺ものは一品で満足できるぶん、無駄な追加をせずに済む点が節約向きだ。あとはメニュー表に定食やセットの有無を確かめて、もしお得なセットがあればそちらを選ぶと良い。

屋台を選ぶ際は、値札が分かりやすいこと、注文が簡単なこと、回転が速そうなことを基準にすると外さない。そうやって店を選べば、少ない予算でもしっかり満足できるはずだ。

小銭を気にしながら横丁を歩き回ると、自然に目が行く屋台がいくつかある。

俺は予算重視で選ぶなら、まず串焼き系の屋台を優先する。串は一本あたりの単価が低く、種類を少しずつ楽しめるからだ。特に塩でさっぱり仕上げた皮やねぎ間はコストパフォーマンスが高く、注文しやすい定番だ。席が立ちになっている小さな店は回転が早く、同じ予算でも多くの品を試せる場合が多い。店先の手書きメニューに価格が明記されているかを確認して、不明瞭なところは避けるのが安心だ。

具体的な工夫としては、最初に安めの串を3〜4本頼んで腹の具合を確かめ、追加はその場で調整すること。ドリンクは割高になりがちなので、最初から高い飲み物を頼まないようにしている。さらに、メニューに『おまかせ』の小盛セットがあればそれを頼むとロスが少なく、結果的に安上がりになることがよくある。常連っぽい客が多い店は味も価格も安定している印象だから、そういう雰囲気を見て決めるのが失敗しにくい。

結局、財布と相談しながら小回りの利く串焼き屋台を探すのが、満足度と節約の両立に向いていると感じている。

予算が厳しい旅なら、まず値段表が分かりやすい屋台を探す。

うちは固定価格で串をまとめて出す店をよく選ぶ。たとえば『5本セット』や『お試しセット』のようなメニューがある屋台は、単品でバラバラに頼むより総額が抑えられることが多いからだ。串揚げ系の屋台も、最初にセットを頼んでおいて足りなければ単品を追加するという方法でコスト管理しやすい。

屋台選びのコツとして、メニューに「一品あたりの価格」やセット価格がはっきり書いてあるところを優先する。観光客相手の大きめの店は派手なメニュー構成で値段が見えにくい場合があるから、落ち着いた筆致や常連が多そうな小さな店のほうが安心だと感じている。予算の目安は、だいたい1000〜1500円あれば串数本と簡単な一杯で満足できる場合が多いので、その範囲を目安に店を選んでみてほしい。

こうして選べば、無理せずに横丁の味を楽しめると思う。