「
再三再四」という表現には、何度も繰り返すという強いニュアンスが込められていますよね。この言葉の成り立ちを調べてみると、古代中国の文献にまで遡ることができます。
『論語』や『史記』の中でも、似たような表現が使われている箇所があり、当時から「三」と「四」を組み合わせることで、回数の多さを強調する修辞法が存在していたことがわかります。特に官吏の諫言や君主への忠告の場面で頻出するのが興味深い点です。
日本語に入ってきたのは室町時代頃と推定され、武家社会の文書で「
重ね重ね申し上げます」という意味合いで用いられ始めました。現代でも公文書や改まった場面で使われるのは、この歴史的経緯があるからかもしれません。