『FFX』の『Suteki da ne』は、一見するとラブソングですが、ゲームのストーリーを知っている人には深い別れの意味を含んでいます。穏やかなメロディの裏に潜む哀愁は、やがて訪れる運命を暗示しているよう。ヴァイオリンとボーカルのハーモニーが、切ない未来を予感させるのに見事に成功しています。この曲を聴くたび、儚い美しさとは何かを考えさせられます。
音楽が感情を揺さぶる力は計り知れないものがあるよね。特に別れや終わりを感じさせる曲は、胸にじんわりと染み込んでくる。『君の名は。』の「Sparkle」なんかは、時間を超えた再会と別れが交錯するシーンで流れるけど、儚さと希望が不思議に混ざり合っている。
RADWIMPSの繊細なアレンジが、画面越しにも伝わってくる名曲だ。他にも『秒速5センチメートル』の「One more time, One more chance」は、すれ違う運命を切なく歌い上げている。山崎まさよしの声の質感が、まさに「名残惜しさ」を体現している気がする。こうした曲を聴くと、過去の思い出が蘇ってくるから不思議だ。