サッカー界では国歌斉唱の際に音程が外れたり歌詞を間違えたりする選手が時々話題になりますね。特に記憶に新しいのは、元スペイン代表のセルヒオ・アグエロが2018年ワールドカップで国歌を全く歌わず、口ずさむ様子もなかったことです。スペイン国歌にはそもそも歌詞が存在しないため、彼の行動はむしろ正しかったとも言えますが、メディアでは『国歌を歌えない選手』として取り上げられました。
またイングランド代表のハリー・ケインもインタビューで『国歌の歌詞を全部覚えていない』と認めたことがあります。これはイギリスの複雑な歴史的背景(イングランド単独の国歌がないため『God Save the Queen』を共有)が影響しているのかもしれません。こうした事例を見ると、国歌と選手の関係は単純な愛国心の問題ではなく、文化的背景が深く関わっていると感じます。