グルメ漫画の王道といえば'クッキングパパ'でしょう。30年以上の連載で培われたレシピの数々は、実際に作れるほど詳細です。主人公の荒岩一味が新しい料理に挑戦するたび、家族や同僚との交流が生まれ、食が人をつなぐ力を感じます。特に印象深いのは、単なる大食いではなく、味へのこだわりが丁寧に描かれている点。
最近の作品だと'ダンジョン飯'も秀逸です。ダンジョンでモンスターを調理するという奇想天外な設定ながら、食材の特性を活かした料理の連発に思わずお腹が鳴ります。主人公
ライオス隊の食への情熱は、どんな困難も乗り越える原動力になっていて、冒険と食事がこれほど自然に融合した作品は他にありません。