予防は毎週の観察、土の表面がいつまでも湿ったままにならないようにすること、過剰な窒素を与えないことが柱だ。殺菌剤や殺虫剤を使うときはハエトリグサの繊細さを考えて低濃度から試し、目立った回復がない場合のみ段階的に濃度を上げる。あとは季節ごとの休眠管理を守ることが意外と重要で、休眠不足は弱った株を病害虫に弱くするため、毎年の休眠をしっかり取らせている。参考にした文献は'Carnivorous Plants of the World'で、基礎的な栽培原理を学ぶのに役立った。
ハダニ対策では、まず葉の裏をよく観察して幼虫や卵を見つけ次第取り除く。私は霧吹きで湿度を上げてハダニの活動を抑えつつ、必要に応じて生物的防除(捕食性の小型ダニ)を導入することも考えた。化学薬品を使うなら植物に安全な成分を選び、希釈を守る。遮光や過密植栽を避け、日照量と風通しのバランスを取りながら栽培することで病害虫の発生率は格段に低くなると感じている。ちなみに育て始めたころに参考になったポップ文化の例として'Little Shop of Horrors'を見て、食虫植物への興味がさらに深まった。