小人モチーフのフィギュアやグッズって、作り手ごとに全然違う魅力があってつい集めたくなりますよね。まず大まかに分けると“ミニチュア/卓上ゲーム向け”“デフォルメ系コレクタブル”“リアル造形のスタチュー”“ガーデン用の置物”“ハンドメイド/カスタム”というカテゴリがあって、それぞれで人気ブランドが違います。自分は集め始めのころ、用途に合わせてブランドを選ぶようにしてから失敗が少なくなりました。
卓上ゲームや塗装向けミニチュアなら、まず『Games Workshop』(現行はDuardinなどの種族名で展開)や'Reaper Miniatures'、WizKidsのD&Dミニチュアが定番です。スケールや可動の有無、素材(プラスチックかレジンか)で扱いやすさが変わるので、塗装を楽しみたいなら'Reaper'の'Bones'ラインや'WizKids'が手頃で種類も豊富。オリジナルの小人を1体だけ作りたいなら、カスタム3Dプリントサービスの'Hero Forge'が超便利で、自分好みに装備やポーズを選べるのが魅力です。
リアル寄りのスタチューやライセンシーものだと、Weta Workshopがクオリティ高めで有名です(例えば'The Lord of the Rings'関連の小人系フィギュアなど)。よりポップでデフォルメされた可愛さを求めるなら、Good Smile CompanyやKotobukiyaのようなアニメ寄りのメーカーが作るちっちゃいフィギュアやデフォルメフィギュアが外れなしです。ガーデン用やインテリア向けの置物はDesign Toscanoのような海外ブランドが庭に似合う大きめの小人像を出していて、耐候性のある材質を使ったラインもあります。
あとはメーカーではなく、個人作家や小規模ショップも侮れません。Etsyや日本のBOOTH、Creemaにはレジン作家や金属造形の作り手がいて、ユニークな表情やサイズの小人をオーダーできるのが魅力です。日本国内ならRe-Mentのようなミニチュア食玩系で雰囲気のあるジオラマパーツが手に入ることもありますし、PapoやSchleichは子ども向けにも丈夫で雰囲気のあるファンタジーフィギュアを出しています。買うときは用途(飾るだけ?塗る?屋外に置く?)を先に考えると、ブランド選びがすごく楽になります。自分のお気に入りが見つかるとコレクションの楽しさが倍になるので、いくつか試してみるのが一番ですね。